お住まいのご自宅で保管している、茶碗や茶釜などの茶道具の売却・査定をしたいと考えているなら、高値で買取してもらえる優良買取業者を探しましょう。

今回は、下記のようなお困り事のある方に向けてのお知らせです！

「今、所有している茶道具の価値を知りたい！」

「どんな茶道具でも買取できるの？」

「引っ越しや片付けの際に出てきたいらない茶道具を買取って欲しい！」

「高価買取してくれる店舗の選び方を知りたい」

このような問題を抱えている方や疑問を持つ方に読んでもらえるときっと役に立つ記事です。

本記事では、今現在、茶道具の買取を希望されている方に向けて、茶道具買取に対応している買取店、高く売れる茶道具の特徴、出張買取や宅配買取などの各種買取方法、高く売るためのコツについてご紹介します。

茶道具とは

茶道具とは、茶道で使用する道具の総称を指します。茶道で使用する道具のことをまとめて茶道具と呼ぶため、抹茶や煎茶など作法の区別は関係ありません。どのような作法であれ、茶道で使用する道具ならば、茶道具と呼びます。

茶道とは

茶道とは、お茶を点てて茶室でお客に振る舞う日本伝統の行為の総称を指します。平安時代の頃に遣唐使によって中国から伝来し、戦国時代に千利休によって、わび茶と呼ばれる現代茶道の基本が完成しました。

現代では日本各地にさまざまな流派があり、茶道の代表的な流派として、千利休の子孫が創設した表千家、裏千家、武者小路千家の三千家があります。流派によって作法が異なっており、使用する茶道具も多種多様です。

茶道具の種類

茶道具の種類をいくつか紹介します。流派によって使用する茶道具が異なるため、下記以外にもさまざまな茶道具が存在します。

上記の他にも、急須や掛け軸など多種多様な茶道具があり、貴重な品ほど高価買取が可能です。ご自宅の押し入れや引き出しにいらない茶道具がありましたら、買取の検討をおすすめします。

茶道具買取について

茶道具買取について解説します。買取がどのようなものかを理解すれば、高価買取できる可能性が高くなるでしょう。

茶道具買取とは

茶道具買取とは、茶道具を買取業者に買取ってもらうことを指します。所有している茶道具が、自分にとって価値のないものだったとしても、別の人にとって価値が高いものだという可能性は充分にあります。稽古用から高級品までどのような茶道具でも買取が期待できるでしょう。

自分にとって必要のない茶道具が、買取業者を通して欲しい人の手に渡ることが茶道具買取です。自分の茶道具が、茶道具を必要としている人に届いて欲しいと考えている方は、買取業者に買取を相談してみましょう。

茶道具買取に対応している買取店

茶道具買取に対応している買取店は、大きく分けて骨董品店とリサイクルショップの2つです。骨董品店は、商品の歴史的価値や希少価値を重視するため、高級品であれば高価格で買取ってもらえる可能性があります。

逆に稽古用や大量生産されている茶道具など、市場にありふれていて希少価値がないものは、安い値段がついたり買取ってもらえなかったりする可能性が高くなります。そのような商品を買取りして欲しいのであれば、リサイクルショップでの買取がおすすめです。

リサイクルショップは、多種多様の中古品を扱っており、使用可能であれば買取してもらえるでしょう。ただし、査定額はそこまで高価ではないため注意が必要です。

3種類の買取方法

買取方法を3つ紹介します。大抵の骨董品店やリサイクルショップは、この3つの買取方法を採用しています。それぞれメリット・デメリットが違うため、自分の状況に合わせて買取方法を選択しましょう。

買取店によっては、対応していなかったり、別の買取方法を実施していたりする場合もあります。買取を依頼する前に買取店の公式サイトや、ホームページで確認しておくことをおすすめします。

店頭買取

店頭買取は、商品を実店舗に直接持ち込み査定してもらう方法です。直接店舗に持ち込むため、査定をすぐに開始でき、支払いまで短時間で済ませられます。

メリット

店頭買取のメリットは、拘束時間が短いことです。早ければ相談から支払いまで1時間ほどで完了し、その後は買取店とのやりとりもありません。

とにかく早く買取を終わらせたい方や、すぐにお金が欲しい方におすすめの買取方法です。

デメリット

店頭買取のデメリットは、自分で持ち込まなければならない点です。買取を依頼する商品が多ければ、その分、自分の負担も大きくなります。大量に茶道具を買取して欲しい方や、商品が重くて運べない方は、出張買取がおすすめです。

出張買取

出張買取は、買取業者が自宅まで訪問しその場で査定してもらう方法です。査定から支払いまで、すべて自宅で行われるため、実店舗に訪問する必要はありません。

メリット

出張買取のメリットは、商品を移動させなくても良いという点です。買取業者が商品の場所に訪問してくれ、買取が済めば、業者達で運び出してくれるため、自分が行う作業はありません。

商品が多くて動かせない方や、商品を運ぶのが面倒という方におすすめの買取方法です。

デメリット

出張買取のデメリットは、店舗によって出張エリアが限られているという点です。実店舗と自宅の距離が遠いと、交通費が増え、買取店側の得られる利益が極端に少なくなってしまいます。そのため、ほとんどの買取店は実店舗に近いエリアでしか出張買取に対応していません。

宅配買取

宅配買取は、買取店に郵送で商品を送り、査定してもらう方法です。自分で梱包して宅配業者に渡し、買取店に郵送します。

メリット

宅配買取のメリットは、買取業者と顔を合わせる機会がない点です。買取業者とは電話やメールでやりとりするだけなので、顔を見て話す必要がありません。買取業者と喋ることが苦手な人におすすめの買取方法です。

デメリット

宅配買取のデメリットは、買取に時間がかかる点です。郵送で送るため、店頭買取や出張買取よりも、支払いまで比較的時間がかかります。

早く買取を済ませたいのであれば、店頭買取か出張買取を利用しましょう。

高く買取ってもらえる茶道具の見分け方

高く買取ってもらえる茶道具の見分け方を2つ紹介します。知識として覚えておくと、買取店の査定額が適切かどうか理解しやすくなるでしょう。

茶道具の特徴

茶道具の特徴で、高く買取ってもらえる可能性があるかどうか大体の見分けがつきます。茶道具が古かったり、珍しい茶道具であったりなど、歴史的価値・希少価値が高い品は高価買取が期待できるでしょう。

つまり、茶道具が高級品であれば高価買取の可能性は高いですが、稽古用であれば、高価買取の可能性は低くなります。

ただし、普段稽古で使用していた茶道具が希少価値の高いものだったり、高値で購入したが贋作だったりなど、一般の方では価値判断が難しいため、適切な査定額を判断できません。査定をする場合は、買取店への依頼をおすすめします。

有名作家の作品

有名作家の作品であれば、高価買取が期待できるでしょう。有名作家には、千家十職の職人や人間国宝に選ばれている人などが含まれます。千家十職とは、三千家に出入りする十の職家を指し、千家十職が作る品は、茶道を嗜む方に絶大な人気を誇ります。

それ以外にも多くの作家がいますが、まだ認知度が低い作家の作品は、比較的安価で査定額が提示されるでしょう。

茶道具を高く売るコツ

茶道具を高く売るコツを3つ紹介します。自分でできることなので、できるだけ高い買取価格を目指したい方は、すべて実践してみることがおすすめです。

保存状態を保つ

保存状態をできるだけ維持しましょう。茶道具の保存状態は査定額に大きく影響します。傷や欠けている部分があるだけで査定額が10分の1にまで減ってしまう場合も少なくありません。茶道具それぞれの保存方法を調べて、状態の悪化を防ぎましょう。

このコツは、査定額を上げるのではなく、これ以上査定額を下げないといった考え方です。茶道具の状態を維持して、査定日まで価値が下がらないようにすることが、高く売るための重要なポイントです。

口コミやレビューを参考にして買取店を選択する

口コミやレビューを参考にしながら買取店を選択しましょう。茶道具を高く売るためには、茶道具買取に強い買取業者への査定依頼が不可欠です。口コミやレビューは、過去に買取店に依頼した方の感想を通して、買取業者の信頼性やサービスの質などが把握できます。

口コミやレビューを参考にすることは大切ですが、経験者の話がすべて正しいわけではありません。あくまでも参考として意見を取り入れ、買取店の公式サイトも活用しながら高価買取が期待できる買取店を探すことをおすすめします。

複数の買取店に査定を依頼する

複数の買取店に査定を依頼しましょう。買取店にはそれぞれ得意なジャンルがあり、得手不得手によって査定額が変わってきます。1つの買取店だけでは、適切な買取価格かどうかの判断がつかないでしょう。

査定には明確な価格基準がないため、ほとんどの場合、店舗によって査定価格が違います。複数の買取店の査定額を比較して、高い価格を提示した買取店に買取してもらいましょう。

まとめ

本記事では「茶道具は買取できる？対応買取店や買取方法、高く売るコツを解説」と題して、家にある茶道具の買取方法や高く売るコツについて徹底解説いたしました。

茶道具は骨董品店やリサイクルショップなどで買取でき、大きく分けて3種類の買取方法があります。

有名作家の作品や歴史的価値・希少価値のある作品であれば、高価買取が期待できます。茶道具の買取を検討している方は、ぜひ買取店に査定を依頼してみましょう。