2023.12.04

古美術品の買取や査定の方法にお困りではありませんか?

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絵画

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おうちに美術品をお手元にお持ちのそこのあなた。
買取をご検討されたことはございませんか?

美術品の買取において、初めての場合はどのように査定を依頼するのか、流れが心配な方もいるかもしれません。
繊細な美術品を査定に出すのは複雑で手間がかかりそうですよね。
実は現在、美術品の査定はさまざまな方法で依頼することができ、その中にはとても簡単な方法もあります。

ご自宅であっという間に査定依頼を出すことも可能です。
せっかく美術品の買取を検討中ならば、手間取って買取を諦めてしまうのはもったいないことです。

そこで今回は、おうちに眠る古い美術品の査定方法について詳しく解説していきます。

古美術にはどのようなものがあるか

古美術とは、古い時代に作られた「骨董品」とも呼ばれるジャンルの一種です。古美術には主に陶磁器や書画、茶道道具、彫刻や調達美術品などがあります。

古美術の中でも人気の品は

ここからは具体的な古美術のイメージを掴んでいただくために、陶磁器や書画、茶道道具、彫刻や調達美術品の中でも具体的にどのようなものに、どういった点に美術としての価値があるのかを解説していきます。

茶道具と古美術

お茶は日本の中でも特に歴史のある古い美術ジャンルです。お茶はもともと、闘茶と言ってお茶の種類を当てるゲームのようなものでしたが、千利休が飲むという行為そのものへと発展させ今の茶室の文化を作り上げました。

現在では茶道を嗜む人は激減しています。
そのために茶道具を購入したい人よりも、売却したい、買取に出したいという人が多いです。
茶道具はお茶を飲むための道具ではなく、故美術品としての価値を持つようになりました。

陶磁器と古美術

陶磁器は、「陶器」と「磁器」を総称した呼び名です。
土を原料としたものが「陶器」で、陶石を原料としたものを「磁器」と呼び分けます。

陶磁器はさらに詳細に「香炉」「茶碗」「皿」「鉢」「花入・花瓶」などと分けることができ、それらも産地によりさらに細かく分類することができます。
絵付けの特徴や、絵の具のようなものである釉薬の使用方法などにより変化があります。古備前、古伊万里などが有名です。

種類ごとに細分化しているので、それぞれの特徴の現れ方の見事さが鍵となります。

工芸品と古美術

工芸品とは職人の手仕事で作られた作品のことを指します。伝統工芸品と呼ばれるものが有名です。
幅広いジャンルがあり、「漆芸」「竹芸」「木工芸」「寄木」「金工」などと呼ばれます。

その魅力は何といっても職人手仕事であるという繊細さにあります。一つひとつが異なる表情をしており、人の手ならではの美しさを追求している古美術です。

絵画と古美術

骨董品やアンティークとは主に制作されて100年以上経過しているもののことを指します。
日本の油彩や日本画は比較的歴史が浅く、骨董やアンティークには含まれない場合が多いです。そのために骨董ひいては古美術として扱われる絵画の多くは西洋の作品となります。
ヨーロッパの絵画には1900年以前に制作された「19世紀絵画」というジャンルがあり、西洋アンティークや古美術として人気を誇ります。

古美術と骨董品の違い

「古美術」という言葉は日本の戦後に生まれたとされています。
美術的鑑賞に長けていて、美術としての価値が特に高い骨董品のことを「古美術」と呼びます。
つまり骨董品という大枠の中に古美術があり、特別美術的要素が強い品物のことを指しています。

美術的、芸術的な価値をどれくらい見出すかは時代によっても、見る人によっても変化するものです。よって古美術の定義は主観的であるとされています。

「アンティーク」とは「骨董品」を英語にした言葉です。しかし具体的な作品経年数には少し違いがあります。
「アンティーク」とは制作されてから100年以上経過しているものを指すのに対し、「骨董品」には作られて数十年の作品を含める場合もあります。

アンティークと骨董品の違いも、古美術に明確な線引きがない理由のひとつです。

つまり明確な定義のない古美術の買取値は変動しやすいともいうことができます。古美術の売却で重要なのは「買取値が高くつきやすいチャンスを逃さないようにすること」です。

古美術の魅力

古美術の魅力は見る人、感じる人の思いのままに楽しむことができるという点です。
こうしたものが古美術であるという詳しいリストがないために、あなたが「美術的鑑賞の価値がある」と思った作品はそれだけで立派な古美術となります。

逆に買取や発表をしたい場合にも、誰か一人にでも「美術的鑑賞の価値がある」と思ってもらうことができれば、その作品は古美術としてたいへんな価値があるものになります。

人によって魅力を感じる点が違う可能性があることも、古美術の魅力のひとつです。自身の思うままに鑑賞を楽しむことができる骨董。それが古美術です。

古い美術の買取査定とは

美術品に限らず、買取を希望する場合の手順は主に以下の通りです。

まずはお手持ちの品物の、製品状態を確認します。傷や汚れがないかどうかと、ともに買取に出すことで買取価格が高くなりそうな付属品があるかも確認しましょう。

次に買取業者を選びます。いくつか類似業者を調べてみて、きちんと比較をしましょう。
ホームページのみならず口コミをチェックすることも重要です。
買取実績や、買取想定額を明示している業者もあります。その場合は実績や買取想定額も比較してみましょう。

そこから専門家へ査定を依頼します。
品物の専門家や、専門の買取業者へ連絡してみましょう。
その際の方法は電話やメール、来店などとさまざまです。あなたのご都合に合った方法で査定を受けてくれそうな業者を探してみるのがおすすめです。

古美術の査定にはどういった方法があるか

古美術の査定には、主に出張査定買取、店舗査定買取、オンライン査定の3種類があります。順に実際の査定方法を紹介していきますので、お好みの査定方法をお選びください。

なお、買取業者によってはいずれかの査定方法に対応していなかったり、どれか1つの方法に限定して査定を行っている場合もあります。

古美術の査定方法①出張査定買取

まずはお電話メール等ご希望の方法で連絡をすれば、査定の品物の概要と日程調整を行うことができます。
自宅に当日査定の人が来てくれるので品物を見せてください。査定金額を聞いて納得ができない場合は途中で断ることももちろん可能です。

納得のいく買取額を提示してもらうことができたら、支払いを受け取って古美術を業者に買い取ってもらいます。

古美術の査定方法②店舗査定買取

店舗での買取の場合も突然店舗へ出向くのではなく、まずは事前に品物の概要や希望の日時を連絡しておくことが望ましいです。
当日買取店舗まで古美術を持っていき、査定の人に見てもらいます。
一般に古美術の査定はそう長く時間がかかるものではないためその場で査定見積額を聞くことができるのが、店舗査定買取のメリットだといえます。

古美術の査定方法③オンライン査定

現在多くの古美術買取業者がオンラインの査定を導入しています。近くに希望する買取業者がない場合もメールや電話などで連絡をし、古美術の写真を送れば査定金額を見積もりしてもらうことができます。

もし納得のいく査定額を提示してもらうことができたら、古美術は郵送で送りましょう。
査定人と予定を合わせてあったり、買取業者まで出向く必要が一切ない手軽な点がオンライン査定の良い点だといえます。

古美術を高く買い取ってもらうための工夫

では、実際に古美術を査定に出したいと思った場合、どのような点を工夫すればより高い金額で買取をしてもらうことができるようになるのでしょうか。
いくつか古美術や骨董品を高く売るためのコツがありますのでご紹介します。

特に1番最後の項目は意外に思われる方も多いかと思いますので、ぜひ確認し、注意していただきたいポイントです。

古美術を高く買い取ってもらう工夫①綺麗に保管をして査定に出す

古くて、芸術的鑑賞の価値があるものが古美術です。
汚れてしまっていたり、日焼け、割れや傷みなどがあると高く買い取ってもらえなくなってしまうだけではなく、そもそもの価値がなくなってしまう可能性もあります。
日ごろから古美術を保管する場所には気を配りましょう。素材によって適切な管理方法が異なるので注意が必要です。

古美術を高く買い取ってもらう工夫②箱や包み紙も一緒に査定に出す

美術品や骨董に付属の箱を添える事は査定の際に重要です。
さらに古美術の場合は、品物を包んでいる包み紙や略歴などがともに保管されている場合があります。

もし包み紙や略歴が共に保管されている古美術の場合は一緒に査定に出しましょう。
ただの付属品価値ではなく、その古美術の詳しいことがわかるようになり、買取値が高くなる可能性があるためです。

古美術を高く買い取ってもらう工夫③手を加えないで査定に出す

買取に出す前にメンテナンスやクリーニングをした方が、買取値が高くなりそうな印象がありますよね。
しかし古美術は繊細な品物です。
誤った手入れで傷をつけてしまったり、傷めてしまったりすると、せっかくの古美術の買取値が大幅に下がってしまう可能性があります。古美術の場合は査定の前にきれいに見せようと思って手を加えてしまうよりも、保管の状態にのみ気を配った方が買取値が高くつきやすい傾向にあります。

まとめ 古美術の買取は査定弊社にお任せください!

当記事では古美術の査定と買取に特化して、より古美術を高く買い取ってもらうために必要な知識やコツをご紹介しています。
おうちに古美術をお持ちで、古美術の査定や買取を検討されている方にはぜひ参考にしていただきたい内容となっています。

そもそも古美術にはどのような特徴があるのかを知ることで、古美術の買取に有利な品物をある程度知ることができるようになります。古美術の魅力は、古くて、芸術的鑑賞の価値があることが最も重要です。

しかし芸術的価値の見出し方は人それぞれのため、古美術は査定方法や査定依頼をする時期により買取金額として提示される額は変化することもあります。
できるだけ古美術を高い金額で、納得のいく買取をしてもらうために行うことのできる簡単な工夫も紹介していますのでぜひ参考にしていただけましたら幸いです。

お手持ちの古美術について査定をご検討中の方は、ぜひお気軽に一度弊社へご連絡をいただきたく思います。
古美術の状態を見極め、ご満足いただける買取を実現させていただくためお話を伺います。
美術の査定や買取についてお悩みでしたら、ぜひとも弊社にお任せください。



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