2023.12.04

古書の買取を依頼したい!買取査定はどのように行われる?

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「古書をたくさん持っている」「買取依頼をしたいが高く買い取ってくれるだろうか」「買取査定はどのように行われるのか知りたい」という人も多いでしょう。

古書の買取業者は、高く買い取ってくれる所が少ないため、業者選びがとても大切です。買取依頼の方法、古書の買取査定がどのように行われるのかについて見ていきますので、参考にしてください。

古書の価値とは

古書は古くて、骨董的な価値がついている古書があります。骨董品、美術品としての希少価値が高いものあり、高額査定が付いておすすめです。江戸時代や明治時代の古書などはコレクターも多くいるため人気で、高額査定となることも多い傾向です。

江戸時代の古文書

例えば、江戸時代の古文書などは高額査定となるでしょう。古文書とは、古い時代の歴史的な史料となる文書のことです。有名な人が書いた文書や歴史的に価値のある文書、貴重な文書などがあって、高額査定されます。

江戸時代や明治時代の古書や洋書

古書の中でも、江戸時代などの古い古書は、骨董品的価値が付いていることが多くなります。そのため、骨董品や古美術品を扱う業者に査定してもらう方法がおすすめです。

また、明治時代の洋書なども装丁が豪華なものなどは、美術品的な価値も高くて高額査定となります。

古書の買取査定相場

江戸時代や明治時代の古書の買取相場は一冊数万円以上ということもあって高い査定が付くことがあります。例えば、明治時代の民芸品などが描かれた古書は歴史的価値があって40,000円の査定となったりします。

歴史的、骨董的、美術的な価値があるものの場合、骨董品や美術品を扱う店、専門的に古書を扱う店に査定してもらうことが大切です。あまり古書を買い取ったことがない業者に査定してもらうと、安い価格で査定されてしまうこともありますので、せっかく価値がある古書も見過ごされてしまうため注意してください。

高額査定の古書の特徴とは?高額査定の古書の価値は3

高額査定の古書の特徴についても、次に見ていきます。価値が高く査定される古書には、次の3つの特徴があります。

歴史的に価値のある古書

歴史的に価値のある古書、特に1920年代後半(大正9年)~1980年前半(昭和55年)に出された本は、高額査定の可能性があると言われています。コレクターが多く集めている時代の古書のため、査定額も高くなります。

1980年にISBNが付き始め「ISBN」の表記がない古書は、古い本のため希少価値があります。

「ISBN」とは「国際標準図書番号:International Standard Book Number」のことで、固有の書籍出版物を発行形態別に、1書名ごとに識別するコードです。200の国と地域などで発行される書籍に表示されています。

また、日本の出版界では、国際標準ISBNに、日本独自の国内基準の図書分類記号と価格コードを付加して付けています。「日本図書コード」と2段一組のバーコードにしたものが付いていて「書籍JANコード」と言われるものです。

そのため、バーコードやISBNコードがある本は、1980年以降に発売された新しい本となることを知っておいてください。古い本を見極める基準にもなるでしょう。それ以前に発売された本や雑誌、また同人雑誌や自費出版にはISBNがないことを知っておいてください。

骨董品的に価値のある古書

また、初版や絶版本の古書は、高く査定されます。歴史のある年代物の古書は高額査定になりますが、さらに初版本や絶版本は高額査定の可能性が高くなります。

世の中に出回っていない希少価値があるため、ニーズが高い傾向です。初版本や絶版本にはファンがいて、価値が高騰しやすくなり、査定も需要に合わせて高くなります。

例えば、戦前の貴重な初版本で状態がいい古書が買取価格90,000円で買取されるなど、高額査定です。

また、増刷や改定なども、初版本や絶版本の査定に影響する場合がありますので、注意が必要と言えます。

美術的に価値のある古書

出版社刊行の美術関連書籍で、高額買取対象となるのは、著名作家の挿画本、リトグラフ等とセットになった画集やカタログレゾネなどです。

例えば、竹久夢二画集「旅の巻」初版 明治43年 洛陽堂(千部限り)などは、20,000円の高額買取となっています。

ただし、ISBNのある本の場合、新しいため買取できない場合もありますので、注意が必要です。しかし、それでも中国書画・陶磁器に関する古書の場合は例外で、新しい本でも買取の可能性があります。比較的近年に発行された書籍でも、限定部数となっている中国美術関連の書籍の場合、買い取ってもらえる可能性があります。二玄社の中国関連書籍、「東洋陶磁大観」(講談社) 、「明瓷名品図録」(学研)、「宋瓷名品図」(学研)などは売却にもおすすめです。

専門性の高い本や趣味性のある古書は、査定の際に高額買取になっておすすめです。それらの専門知識を持った人に鑑定してもらうといいでしょう。

古書の査定は希少性やニーズが重要

古書の査定では、希少性やニーズが重要視されます。古くてどんな希少性があるのか、歴史的、骨董品的、美術品的な希少性が評価されると言えます。またどのようなニーズがあるのかがよく見られます。

歴史的な史料として、骨董品や美術品的な観賞用として、また専門的なものとして、ファンが収集するものなどとしてニーズなどが重要視されます。

そうしたニーズがあるものは、古くてヤケやシミなどがあっても、意外と高額で買取査定されることも知っておいてください。古くて諦めていたものも、高い買取査定が付いておすすめです。

古書の買取査定はどのように行われるのか?買取査定の流れ

古書の買取査定はどのように行われるのか、買取査定の流れについても、具体的に紹介します。買取の方法は一般的に3つの方法がありますので、都合のいい便利な方法を取るといいでしょう。

店頭買取の流れ

店頭に古書を持ち込んで査定してもらう方法です。ただし、専門的な書籍、珍しく希少な本、大量な本などの場合は、数日預かって本格的に調べて査定される場合があります。すぐに査定額が出ない場合もあるでしょう。

また、お店に持ち込む場合は、古書の専門的な鑑定士がいる所で見てもらうことで正当な査定がされておすすめです。

出張買取の流れ

出張買取に対応している買取業者も多くなっています。骨董品や美術品を扱う業者や古書の買取実績のある所に、出張買取に来てもらうといいでしょう。

遠くても対応してくれる買取業者が多くあります。古書や古本がとても多い場合は、出張買取を依頼するのがおすすめの方法です。

あまり高額でない場合は、その場で買取金額も受け取れていいでしょう。

宅配買取の流れ

宅配でまとめて古書を送って査定してもらう方法もおすすめです。無料で送ることができますので、買取を考えている場合は、送って一度に見てもらうのもいい方法です。

身分証明書のコピーを一緒に入れて送ると、査定金額について連絡があります。そして、買取が成立したら、口座に振り込みをしてもらうことができて便利です。

ISBNが付いている近年の古い本「古本」などはオンライン査定も可能

古書よりも近年に発行された本、1980年(昭和55年)以降のISBNが付いている近年の本は「古本」と言います。

古本をたくさん持っている人は多いでしょう。古本を査定する方法についても紹介しますので、参考にしてください。

古本は、一般的な買取業者で買い取ってくれることが多くなっています。発行から1年以内の人気の本やシリーズ物で全巻揃っているものなどは高く査定されておすすめです。

これらの古本は、オンラインでリアルタイム検索をすると、その場で買取価格がわかるサービスも最近ではあります。お店に持ち込んだり、宅配で送ったりしなくても、おおよその買取金額をオンラインで調べられて便利です。

ISBN番号や日本図書コード(JANコード)を入力することで、 リアルタイム査定が簡単にできます。またその際、古本の状態を「新品・非常に良い・良い・可」から選択することで、査定される仕組みです。

また、書名が見えるように本棚を撮影したり、本のバーコードを読み取ったりして、ISBN番号や日本図書コード(JANコード)で査定が可能な場合もあって便利です。

古書の買取を依頼することで無料で査定をしてもらえておすすめ

古書の買取は、とても評価が難しいものです。様々な分野の古書がありますので、それぞれの古書の価値を知った人に鑑定してもらわないと価値がわからないことが多くなります。

通常は鑑定をしてもらうと鑑定料が必要で、2~3万円以上必要なこともあるでしょう。

買取を依頼することで、買取のための鑑定、査定を専門的を受けることができておすすめです。

どのくらい需要があるのかを見て、買取金額が決定されます。今のリアルタイムでの需要が確認でき、価値が査定できていいでしょう。もし、買取金額に納得がいかない場合はキャンセルもできますので、一度きちんと専門的に査定してもらう方法としておすすめします。

まとめ

古書は、骨董品や美術品としての価値があるため、骨董品店や古美術品店、古書の買取実績のある業者や古本屋に査定してもらうのがおすすめです。

古書は、貴重なものは高く売れる可能性があります。歴史的価値があるもの、骨董品的、美術的な価値があるものは高額買取となる可能性があります。

また、自分ではなかなか判断が付かないことも多く、買取は古書の買取実績のある専門業者、骨董品・古美術品店、古本屋などに査定を依頼するのがポイントです。リサイクルショップや一般の買取業者よりも高く売れるためおすすめです。

古書や古本は、専門業者でないと、特徴や価値に気づかずに高く売れないことも多くあるため、しっかり評価してもらえるように、例え遠くても古書の買取に実績のある業者に依頼するのがポイントです。

古書の買取に実績のある会社ならば、正当な高額の値段で査定をし、買い取ってくれる可能性が高くなりますので、ぜひ弊社のような専門業者にお任せください。

古書の買取査定に悩んでいる場合は、弊社にお気軽にお問い合わせ頂ければ買取可能ですので、ご検討頂ければと思います。



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