2023.12.04

山梨で骨董品は買取してもらうことができる? 絵画や刀剣の価値

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骨董品

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山梨においても、骨董品を高く買取してくれるお店がいくつもあります。そのようなお店に、お家に埋もれている骨董品を持ち込みすることで、思っている以上の現金を得ることができるかもしれません。

お持ちの絵画や刀剣などは、骨董品として相当高い価値が存在しているかもしれません。また、そうでない可能性もあります。

価値のある骨董品とは果たしてどのようなもののことを言うのでしょうか。

わからない……という方々は、ぜひこの記事を一読ください。

<h2>山梨では絵画の骨董品が高く買取されている</h2>

山梨においても、高く買取されている骨董品といえば「絵画」または「掛け軸」です。

高価な絵画や掛け軸であれば、1000万以上もの買取価格がつくケースも決して珍しい訳ではありません。 

<h3>買取価値の高い絵画が山梨のお宅から見つかる可能性もある?</h3>

山梨でも、高価な絵画は1000万円以上ものも買取価値がつくことがあります。

ゴーギャンであったり、セザンヌ、また、レンブラントやフェルメール……と言った絵画であれば、まさに買取価格は、青天井とも言っていいでしょう。そのような絵画であれば、億以上ものも価格がつくこともザラです。

ウィレム・デ・クーニングの「インターチェンジ」という絵画は、336億円という額で取引された実例もあります。

しかし、実際問題山梨のお宅からそのような超買取価値の高い絵画が見つかるとはとうてい思うことができない……と思う方々は多いことでしょう。

確かに、山梨のお家から突然、一億円級の絵画が見つかったという例は、まずはあり得ません。そのような絵画は、既に美術館などで保有されている、または、セレブと呼ばれる人たちが既に財産として所有してしまっているからです。

しかし、ある男性が、父親が収集していたコレクションをオークションに持ち込みしたところ、それは、レオナルド・ダ・ヴィンチの絵ではないか……ということが判明して、驚くほどの価格がついたこともあるので、決して現実味がない絵空事ではありません。 

それでは、1000万円程度の絵画が山梨のお宅から見つかる可能性があるのかということですが、価格が下がるだけ山梨のお宅からも見つかる可能性はあるということができます。

また、この程度の買取価格がつくということは、ある程度有名な画家の絵画ということになります。

そして、注意しなければならないのは、その程度の有名な画家の場合、偽物も多く出回っているため、高い買取額を期待していると、買取してもらうことができない……という結果に陥ることも充分にあることです。てすから、あまりにも期待しすぎる……というのも非常にリスキーなことですし「これは高価な絵画かな……?」と思えば、入手ルートなどを追ってみるといいでしょう。

熱心な骨董品収集家からもらったなどというようなルートを知ることができれば、より本物かも……という期待値も広がっていきます。

有名作家の本物の絵画であれば、入手ルートもそれなりのルートからということにどうしてもなるようです。

<h3>10万円以上程度の絵画であればより期待値は大きい?</h3>

10万円程度の買取価値の絵画であれば、山梨のお宅から見つかる可能性はより高まります。過去には、そのようなケースも何件もあります。よく査定してみれば、鑑定士すら期待していないような作品が高い価値のあるモノであったというケースもあります。

<h3>掛け軸は高く買取してもらうことができるかも</h3>

また、山梨にお住まいの方々も、お宅にある掛け軸を買取業者に持ち込みしたところ高く買取してもらうことができたという場合があります。

掛け軸の骨董品も、基本高く買取されるのは、誰の作品の掛け軸なのか明確になっている場合です。

掛け軸自体は、状態が多少悪いものでも有名作家のものであれば、それなりの買取額を期待することができますし、逆に言えばどんなに状態が良好であったとしても、名前のない掛け軸は買取してもらうことができない場合が多くあります。

<h4>掛け軸のジャンル</h4>

たとえば、沈南蘋作の掛け軸は10~15万円程度、川合玉堂作の掛け軸は、15万円~30万円程度で買取された実績があります。

また、棟方志功作の骨董品は、10万円~14万円あたりで買取されています。

こんな掛け軸の骨董品を、知らず知らずのうちにごみとして処分してしまった……ということはないでしょう。それは、本当にもったいないことですし、大いにありうることです。

また、中国の掛け軸は日本の掛け軸よりも高額での買取が期待できますが、高額で取引されている分、それだけニセモノも多く出回っているため注意が必要です。

呂紀作の花鳥画掛軸などと言ったものが、山梨のお宅から見つかれば、15万円程度の買取額を期待することができます。

山水画はその名前のまま、山や川をモチーフとした絵であり、起源は中国です。現実の風景というのではなく、理想郷が表現されていることが山水画の特徴とすることができます。その中でも水墨画で描いたものは、水墨山水画と呼ばれ、日本でも現在需要が高くあります。

川合玉堂作の水墨山水図は、25万円から30万円程度の買取実績があります。

神仏画とは、神であったり仏が描かれた作品です。作品の状態や作家名により、買取価格は大きく左右されます。棟方志功の三尊仏の柵の場合、15万円程度の価格で買取されています。

花鳥画は、中国発祥の画です。花鳥画の中には、絶対に花や鳥が描かれるわけではなく、草木などいろいろな植物がモチーフとなることもあります。王雪涛作の花鳥画は、20万円~程度で買取された実績があります。

水墨画は、墨だけを使用し、表現する絵画のことです。北大路魯山人の水墨画は、30万円程度で取引されています。

さらに、山梨のお宅から書画であったり、美人画であったり、風俗画などの掛け軸を見つけることができれば、高額買取される可能性があるため、ぜひ意欲的に買取業者に鑑定・査定を依頼してみましょう。

<h2>山梨では刀剣の骨董品が高く買取されている</h2>

山梨では「刀剣」の骨董品が高く買取されています。

刀剣とは、まさに日本古来から存在する伝統美が宿ったものであり、魔物を退治する魔除けとしてとてもありがたいものです。

また、刀剣とは刀(かたな)のことであって、刀と言えば、包丁のようなものも刀剣に属するのかという素朴な疑問も起こるのかもしれません。

刀剣自体に明確な定義がある訳ではありませんので、包丁のことを刀剣と呼んでしまって間違いということではありません。

しかしそれでも刀剣は、おおかたは刀身や剣身を備えた武器のことを言います。だとすれば、包丁はやはり刀剣には属さないのではないか……ということになります。

骨董品の中でも、本物の日本刀を含めた刀剣は大変危険なものです。扱い方にも注意をしなければならないため、所有するためには「銃砲刀剣類登録証」を必ず必要とします。

それでは、銃砲刀剣類登録証のない刀剣は、買取業者で買取してもらうことができないのでしょうか。

山梨の方々も、登録証が手元にある場合はすぐに買取が可能です。一方で、もしも登録証が見つからない……という場合は、新規登録であったり、登録証の再発行をしなければなりません。

まずは、警察署に発見届を提出することから始めます。届け出する時には、現品自体を持って行くことになるため、あらかじめ電話をして持っていく日や時間を警察に教えておくと、トラブルが起きる可能性も少なくすることができます。

そして、教育委員会で審査を受け、再発行手続きが終われば、登録証が発行され、買取することもできるようになります。

やはり刀剣は、武器であり、危険物であるためこの程度の配慮が必要です。しかし手刀剣に対して需要も相当高いため、錆があったり、銘がないもの、 また、傷や汚れがあるもの、保存状態が悪いもの、鑑定書がないと言ったものでも高く買取される可能性は充分にあります。

<h2>山梨では茶道具の骨董品が高く買取されている</h2>

また、山梨では「茶道具」の骨董品が高く買取されています。

今時、茶道具と言ってもピンとこない方々がいらっしゃるのかもしれませんが……。

茶道具とは一般的に茶道に使う道具のことです。

そもそも茶道具は、鎌倉時代から愛されている儀式の道具であり、日本の伝統文化を垣間見ることができる骨董品のひとつとして評価されています。

また、山梨では、お茶を点てるための道具である「茶碗」、「茶入」、「茶筅」、「釜」。また、水指 床の間を飾る道具である「掛物」、「花入」、「香炉」。懐石の際しようする「膳」、「椀」、「酒器」。さらに、「火入」、「円座」、「露地草履」、「茶巾盥」、「箱炭斗」と言ったものも高額で買取されています。

お茶は中国から伝わってきたものであるため、初期のころの道具には、唐物が多用されていました。しかし、日本において茶道が発展し、国産の茶道具が多く作られることになり、そのような茶道具が現在まで継承されています。

その中でも、買取価値があるものは、由緒ある茶道具であり、有名作家が作る茶道具です。作家以外で買取価値の高いものは、希少性のある茶道具です。

<h2>山梨では陶磁器の骨董品が買取されている</h2>

また、山梨では「陶磁器」の骨董品が高く買取されています。陶磁器の骨董品とは、一般的に言えば、焼き物のことであり、陶器であったり磁器に分類することができます。陶器は主として、土から作り、磁器は、主として石物(石を細かく砕く)から作られています。

世界的にみて、どのようなものを骨董品と言えばいいのか、定義付は100年以上前の物とされています。陶磁器であったり、陶芸においても同様であり、戦前より以前の作品が骨董品の陶磁器と呼ばれています。

これは骨董品?と判断するものの、保存状態がひどく悪いため古く見えるだけであったり、箱だけが古くて、本体はごく新しいモノということもよくあります。 専門買取業者であれば、そうしたことはすぐに鑑定可能であるため、山梨の方々も素人判断するのではなく、まずは専門家に鑑定依頼するのがいいでしょう。

陶磁器の鑑定では「時代」、「作家」、「状態」、「産地」あたりが重要なポイントとなります。

<h2>まとめ</h2>

いかがでしょうか。今回は、絵画、刀剣、茶道具、陶磁器など様々な骨董品の魅力、また買取価値について解説しました。

骨董品と一言でいうものの、美術品であったり、工芸品、装身具、武具、また、生活用品や家具……など様々な種類があります。

また、希少価値が高いもの、その時代にはごくありふれていたもの、さらに、精緻な装飾が施さているもの、簡素で実用性に優れたものなど……見た目や価値も様々です。しかし、どのようなものも、骨董品は長い時間を経ているという点が共通しています。

その長い時間の中に、私達は歴史的ロマンを感じることができるのではないでしょうか。

そんな骨董品を山梨にお住まいの方々がお持ちであれば、充分高い買取額を期待することができます。

ぜひ、山梨在住の方々も骨董品の宝の持ち腐れがないようにしたいものです。



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