2023.12.05

珊瑚の置物 買取価値はある?

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珊瑚

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珊瑚(さんご)の置物は、まさに海に沈んだ宝石です。現在、珊瑚に魅了されている方々も多いため、買取して欲しいと思っている方々も、思っている以上の値段がつく可能性も充分にあります。

果たして、買取価値の存在している珊瑚の置物の魅力とはなのでしょうか。

今回は、珊瑚の置物に特化した記事を書きました。

この記事では、

  • 珊瑚の置物は買取額が1,000,000円にもなる?
  • 買取価値の高い珊瑚の置物は財産として考えられている
  • 買取価値のない珊瑚の置物のニセモノに注意
  • 買取価値の高い美術品の珊瑚の置物

について知ることができます。

珊瑚に関心をお持ちの方々は、ぜひ一読ください。

<h2>珊瑚の置物は買取額が1,000,000円にもなる?</h2>

珊瑚の置物は、買取業者に査定を依頼すれば、かなり高額になる可能性があります。

珊瑚の種類であったり、大きさ、形によっては、依頼した方々が驚くほどの買取額になる場合もあります。

実際にあった買取例として、珊瑚の置物は、1,000,000円で買取されたこともあります。

<h3>種類</h3>

買取業者の注目ポイントは、珊瑚の種類です。珊瑚は、種類によっても、かなり査定額が変化します。

珊瑚の置物の場合、桃色珊瑚で作られている事が多いですが、買取価値が高いものは、血赤珊瑚です。血赤珊瑚のモノであれば、ずば抜けた高価買取を期待することができます。

また、買取価値が高いのは、赤珊瑚です。血赤珊瑚の珊瑚は情熱溢れた濃い色彩をしていますが、赤珊瑚は血赤珊瑚より赤々とし、明るめの色合いです。

そして、次に買取価値が存在している珊瑚の置物が、桃色珊瑚です。桃色珊瑚は、置物によく使われ、明るめの色合いをしています。

白珊瑚も見た目でわかる、キレイなモノであれば純白のカラーをしています。白珊瑚は、珊瑚の中では比較的安い珊瑚ということになりますが、それでも一般人が買いやすい価格帯であるため、ニーズがあり、頻繁に買取されている状況があります。

<h3>大きさ</h3>

また、買取業者の査定ポイントは、大きさです。実際に1,000,000円の価格で買取された珊瑚の置物は、260グラムと大きなモノであり、置物としてガッツリと存在感を示しています。

やっぱり、置物としては小さいモノよりも大きいモノがいいと多くの人たちが思うことでしょう。大きな珊瑚の置物であれば、お部屋の中心的存在にすることができ、日常において海風を招きこむことができるようなすがすがしさを演出することができます。

人間たちも偉大で、いろいろと人間の力によってモノを作り出してきたのですが、時として人たちは、自然のパワーにあやかりたいと思うことがあります。また、人間たちが、自分たちの力でなんでもできるというおごりにも注意が必要です。私達は、自然のパワーにひれ伏す検挙な気持ちをもつことも大事です。大きな珊瑚の置物をインテリアとして飾れば、そんな気持ちにもさせてくれるのではないでしょうか。

<h3>形</h3>

そして、高い買取価値がつくのは、形のいい珊瑚の置物です。1,000,000円の買取額がついた珊瑚の置物は、細かい部分まで手の込んだ形で、置物としても珍しい出来栄えでした。専門的目線で高い評価を得るようなものではなく、みなさんが惹かれるようなモノであり、高価な珊瑚の置物であることが一目瞭然です。

<h2>買取価値の高い珊瑚の置物は財産として考えられている</h2>

珊瑚の置物は珊瑚のアクセサリーなどと比較して、購入する場合高額になる傾向があります。よって業者が買取する場合も高額買取がされています。最近では、珊瑚の置物を財産として考え、購入する方々も増えてきました。

財産と言えば現金もそうなのですが、現金は決して飾って美しいものではありません。一方で珊瑚の置物は、財産にもなりうるものであり、かつ財産としても成り立つ一石二鳥の要素をもちます。

珊瑚の置物を財産として残し、遺された子どもさんがお金に困るようなことがあれば、それを売ればいいのです。親御さんたちは子どもさんの幸せを願って、床の間あたりに珊瑚の置物を飾っていたりすることもあるのではないでしょうか。

白珊瑚の置物も充分財産ですが、珊瑚の置物を本気で財産として考えるのであれば、ちょっと無理をしてでももう少しランクアップしたモノを購入するといいでしょう。理想は、血赤珊瑚であったり赤珊瑚です。血赤珊瑚、赤珊瑚とまではいかないでも、桃色珊瑚あたりを購入しておけば「買取業者に買取してもらおう……」と考えたとき、期待以上の嬉しい額で買取されることでしょう。

<h2>買取価値のない珊瑚の置物のニセモノに注意</h2>

珊瑚の置物を買おうと思っている方々が注意をしなければならないのは、珊瑚の置物にはニセモノが多く出回っていることです。できるだけ大きな珊瑚の置物がいいという視点だけで見ていると、ただ大きいだけでニセモノの珊瑚に出くわしてしまうかもしれません。いざ、買取してもらおうと思えば、買取してもらうことができなかったり、二束三文の価格になってしまうこともあります。

珊瑚にはホンモノの珊瑚で出来たもの以外、プラスチックなどが着色されたモノが多く出回っています。これらを見極めるためには、触ってみたり、ルーペで細かく珊瑚の作りを注視します。

プラスチックで出来た珊瑚は、異常なほどスベスベしています。スベスベしているからレベルの高い珊瑚という訳ではありませんので、注意が必要です。

また、珊瑚は鉱物でなく生き物であるため、ルーペで細かく見れば、長い年月をかけて作られた溝や筋などを見ることができます。そのような点を、素人の方々も購入する前に知っておくことが大切です。

素人目でもニセモノを見分けることはできますが、難しい……と考える方々は、ちゃんとしている正規店で購入することをおすすめします。

<h3>買取価値のない偽物の珊瑚の置物の種類</h3>

珊瑚の置物を購入して財産にしようと思うものの、できるだけ安価で購入しようとする思いより悪徳業者につかまってしまう可能性もあります。そのような珊瑚の置物を買ったとしても、買取価値が存在せず財産としても成り立ちません。最近は、珊瑚の置物のニセモノも巧妙に作られているために、なかなか見た目だけで判断できないようなモノも出回っています。

珊瑚の置物を業者が買取する場合でも、まずは、ホンモノの珊瑚か、ニセモノの珊瑚かを見極めていきます。ホンモノの珊瑚の置物であるからこそ、高い査定額がつけられることになります。

ニセモノの珊瑚の置物とは、プラスチックであったり、樹脂、また、海竹(シーバンブー)、ガラス……などで作られることが多くあり、質感であったり、触った感じに大きな違いがあります。

プラスチックの珊瑚の置物は、持った時にとても軽く感じ、珊瑚特有のひんやりとした感触もありません。

樹脂の珊瑚の置物は、プラスチックと同様にして、ホンモノと比べてやや軽い感じで、ひんやりとした感触がありません。

海竹(シーバンブー)で染めたモノは、色ムラができたり、濃い線のようなものが見つかります。

ガラスの珊瑚の置物は、やや重い感じです。触ればすぐにあたたかくなり、キラキラしています。

<h3>火であぶる たたく</h3>

その珊瑚の置物がホンモノかニセモノか、火であぶってみるとわかります。染色されているニセモノであれば、表面の塗料が溶けてしまって燃えはじめることでしょう。ホンモノの珊瑚であれば簡単には燃えません。

また、素材をハンマーなどで叩いてみるといいでしょう。たたくことで、ガラスで作られたニセモノであれば砕けてしまうでしょうし、プラスチックの珊瑚であれば、潰れたり割れたりします。樹脂であったり、海竹の珊瑚は、表面だけが染色されていることがほとんどです。

しかし、このような方法は珊瑚を壊してしまうリスクも非常に高いため、自分でしてしまうことはおすすめではありません。やはりホンモノかニセモノかを判断するためには、珊瑚買取を行う専門店に鑑定を依頼することがおすすめです。

<h3>ニセモノも高度化している</h3>

本珊瑚の表面には、年輪のような縞模様を見つけることができます。現在、出回っているニセモノの珊瑚も、段々と高度化し、模様が付けられている場合もあります。

虫食いは、枝珊瑚の根っこに近い部分などに見られる状態です。また「フ」とは、珊瑚の原木の中心部に白い色の模様があります。

※日本の近海で採れる珊瑚の大きな特徴です。

虫食いの小さな穴であったり「フ」も付けられているニセモノもあります。

「フ」であったり、虫食いは、加工する際にはできるだけ目立たたないように隠して加工します。それなのに、わざわざ見えるように加工しているのは何故なのでしょうか。それは、ニセモノの珊瑚をホンモノと思わせたいためであるかもしれません。

<h2>買取価値の高い美術品の珊瑚の置物</h2>

自然のままそこに存在しているモノが珊瑚です。その原木は、高額取引されています。一見原木は美術作品に見えないかもしれませんが、神秘的な見た目が高く評価され、そのような珊瑚の置物を求めている方々も多いです。原木をそのままで飾る場合、艶出し作業をしたうえで飾っている方々もいるでしょう

そのままでも珊瑚の置物は魅力があるものですが、美術品としての珊瑚の置物にも買取需要があります。美術品としての珊瑚の置物にもいろいろ種類があります。原木に手を加え彫刻を施したモノも高額買取されています。また、仏像の形をしている珊瑚彫刻であったり、龍の形をしたモノもあります。

珊瑚は見た目が宝石のような輝きをしているので、アート化することで、より魅力が高められていくことでしょう。特に赤珊瑚のアート作品は、珊瑚が本来持っている赤色の美しさも相まって、コレクターに人気です。

<h2>まとめ</h2>

いかがでしょうか。今回は、買取需要の高い珊瑚の置物について解説しました。

珊瑚の置物は、財産になりうるものであり、高い額で取引されています。

珊瑚の置物にはニセモノも多く出回っているために、購入するときには注意が必要です。自分自身でも見分けられることがありますが、やはり信頼できる専門業者から買うことが一番リスクの少ない方法です。

買取する場合も、まずは鑑定士がホンモノかニセモノかを見極めていきます。

珊瑚の置物は、自然が作り出したアートです。人たちが創造したものにも大きな魅力がありますが、最近は特に現代人たちに自然回帰の願望が高まっているのではないでしょうか。

まさに、珊瑚の置物には、自然が作り出したパワーがあります。珊瑚の置物に魅了される一方で、いつも自然を大事に守っていく意識をもつこともとても大事です。



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