2024.01.22
買取のポイント
2024.01.22
「出張買取してみたいけど、どうやって選べばいいんだろう」
「出張買取で注意することってあるのかな」
出張買取を利用してみたいけど、上記のような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
出張買取は、自宅にいて買取が完結する便利なサービスですが、トラブルを避けるための注意点があります。
今回の記事では、出張買取の注意点や出張買取のトラブルを避けるコツ、トラブルが起こった時の対処法などについて詳しく解説します。
出張買取を安心して利用したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
出張買取とは、自宅に買取業者が査定をしに訪問してくれる買取サービスとなっています。
家にいながら査定から支払いまで完了できるので、なかなか家から出られない方や、持ち運びにくい品物をお持ちの方におすすめです。
売りたい品物が大量だったり重すぎると梱包するのも大変なので、自宅まで来てくれるのは便利ですね。
出張買取の一般的な流れは下記のとおりです。
査定額に納得がいかなかった場合は買取をキャンセル
出張買取は品物を自宅から移動させずに買取してもらえて便利ですが、利用する上で注意する点があります。
出張買取を依頼する前に、気を付けておいた方が良いポイントをチェックして、安全にサービスを利用してくださいね。
出張買取を利用する前に、出張料や査定料が発生しないか事前に確認するようにしましょう。
ほとんどの買取業者は、出張料や査定料、手数料などは無料で買取サービスをしていますが、中には請求される場合もあります。
買取が不成立の場合に料金が発生したり、買取成立後に品物の運搬費を請求されるケースが多いです。
念のため、買取業者の公式サイトを確認し、出張の際に費用が発生しないかチェックしておいてください。
もし、公式サイトに手数料について詳しい記載がなかった場合は、電話か問い合わせフォームなどで質問してみましょう。
出張買取の業者側から営業がきた場合は、自分から連絡する手間がないので便利に思う方もいるかもしれませんが注意が必要です。
不当な条件で買取を強要されたり、本来はもっと価値があるのに非常に安い価格で買取られてしまう場合が多いです。
営業をかけてくる買取業者の中には、高圧的な態度を取ってきたり、取引や契約を迫ってくる人たちもいます。
最初は着物や家具などの買取を提案しつつ、最終的に貴金属の買取を狙っている業者もあります。
買取業者から電話や訪問によって営業を受けた時はまず冷静になり、すぐに出張買取の申し込みをしないように気をつけてください。
自宅に投函される不用品回収業者のチラシも注意が必要です。
すべての業者が怪しいわけではありませんが、チラシを使って営業している悪徳業者も多いです。
何気なくチラシを見て、軽い気持ちで買取業者に自宅訪問を依頼してしまうと、大切な骨董品を不当に安い価格で買取られてしまうケースもあります。
「押し買い」といって大切な品物を強引に買取って持って行ってしまう手口も流行しています。
出張買取を依頼する時は、信頼できる買取業者かリサーチすることが重要です。
出張買取は、査定が終わったのにもかかわらず、不当な値下げ交渉や回収費用などを請求してくる買取業者があります。
一方的に値下げを強要してきたり、会話が成立しないような高圧的な態度を取ってきた場合は、出張買取自体をキャンセルしてください。
万が一、買取業者はキャンセルに応じてくれない場合は、警察を呼びましょう。
査定が終わった後で、出張料やキャンセル料、回収料などを請求される事態を防ぐためにも、あらかじめ料金設定を明確に提示している買取業者を選ぶようにしてくださいね。
次に出張買取のトラブルを回避するためのコツについて解説していきます。
スムーズに出張買取するために、信頼できる買取業者か見極めるポイントをチェックして参考にしてくださいね。
買取業者が訪問時に、名刺や身分証を提示してくれた場合は信頼できる可能性が高いです。
名刺や身分証を確認すれば、正規の企業から派遣されている買取業者の担当者か確認することができます。
悪徳業者や不当な詐欺業者の場合は、身分証の確認を避けようとします。
もし、出張買取の訪問時に身分証明をするものを何も提示してくれない場合は、十分に注意してください。
古物を売買する場合は古物商許可を取得していないといけないので、未取得の買取業者は法律に違反しているので注意してください。
古物商許可を得ている買取業者が出張買取をする行為は行商と呼ばれており、行商従業者証を携帯していることが前提です。
出張買取の際に行商従業者証を持っていなかった場合は、違法業者になるので契約をしないように気をつけましょう。
出張買取を依頼する前に、売りたい商品の買取相場を調べておくと、不当な金額での買取を避けられます。
買取のトラブルでは、非常に安い金額で品物を買取られてしまったというケースが多いです。
適切な買取相場の知識がないと、査定価格が安すぎるのか自分ではわからずに取引を成立させてしまう場合があります。
後から、こんな筈ではなかったとならないように、自分の売りたい品物に関する知識を身に付けておくようにしましょう。
査定の際に、買取業者に査定価格についての質問もしやすくなります。
また、買取相場と比較して査定価格があまりにも安かった場合は、遠慮せずに取引をキャンセルして他の業者に査定依頼しましょう。
出張買取の前にメール査定やLINE査定を利用して見積もりを出してもらうのがおすすめです。
実際に、買取業者に訪問されて査定金額を提示されると断りにくかったり、その場の雰囲気に流されて安めの金額でも了承してしまう方も多くいます。
しかし、あらかじめメール査定やLINE査定で査定価格を出してもらっておくと、その金額をベースに話を進められるので安心です。
現在は、メールやLINEを使って商品の写真を買取業者へ送ると、査定価格を出してもらえる業者が多いので活用してみてください。
出張買取を依頼する際は、自分で買取業者を調べて利用するのがポイントです。
電話や訪問によって買取業者から勧誘してきた場合は、トラブルの発生率が高くなります。
きちんとした買取業者ならほとんどの企業がホームページを持っているので、出張買取についての詳細が記載されているので、内容を確認しましょう。
また、自分の売ろうとしている商品が買取対象なのか、買取実績あるのかなど事前に調べることで安心して査定依頼ができます。
出張買取してくれる買取業者の中でもエリア限定だったり、エリア外だった場合は出張料金が発生したり、受付してくれないケースもあるので、良く確認してくださいね。
出張買取する際に注意していても、トラブルが起きてしまうこともあります。
トラブルが発生してしまった時の対処法について解説していきますので、参考にしてみてくください。
自宅に訪問した出張買取業者の対応が怖いと感じたら、110番する準備をしてください。
最近は、金やプラチナを押し買いしようと圧力をかける買取業者などもいます。
危険な目に合いそうになったら、迷わずに110番してください。
携帯電話で電話するだけでも、警察からはGPSによってどこから発信されているかわかるので、無言でも構わないので警察に繋げておきましょう。
悪質な業者は顧客の名簿を共有しているとも言われるので、警察に通報したとわかれば業者間で広がるため、自分の身を守る防御策となります。
出張買取を利用した際は、契約から8日までの間はクーリングオフ制度が適用されます。
もし、不当な買取に契約してしまったとしても、クーリングオフ制度を利用すれば売ってしまった品物を返却してもらえます。
クーリングオフが使われる例は、ブランド品や金などの貴金属を安く買取られてしまったケースが多いです。
ただ、重たい家具など簡単に返却できないものはクーリングオフの適用外商品となったりするので注意してください。
出張買取の時に、その場の流れで自分の意思にそぐわない価格で買取されてしまった場合は、諦めずにクーリングオフを利用しましょう。
今回は、出張買取を利用してみたい方に向けて、注意点やトラブルを避けるコツについて詳しく解説してきました。
出張買取は、買取業者が自宅まで訪問してくれるので、重い品物や品物の数が多い方には便利なサービスとなっています。
しかし、中には悪徳業者や不法業者も多く在しているので注意が必要です。
基本的に、業者側からの電話や訪問営業、チラシなどには反応せずに、自ら買取業者を調べて依頼するのがおすすめです。
買取業者のホームページには、出張買取についての料金やエリア、キャンセル時の対応などの詳細が記載されています。
明確に料金やキャンセル時の対応を記載していない買取業者は、査定が終わった後で請求してきたりするので注意してください。
出張買取の際は、あらかじめ不安な点や疑問点を業者へ確認した上で、信頼できる買取業者に依頼するようにしてくださいね。