2024.01.22

大阪での古書の買取で注意することとは?高値売却に関する情報や査定前にやっておくべきこと!

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古書

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中古本の中でも価値のある本といえば「古書」です。

古書は、単に古い本というものではなく、歴史的、美術的、技術的、骨董的な価値のある内容が記載されているなら、高価買取対象となります。

古い建物で物置や蔵などにしまったままになっている古書や書籍があったら、一度整理してみましょう。

古ければ古いほど、価値の高くなる古書もありますが、保管時の環境には十分にご注意ください。

できれば「古書」は値段が高いタイミングで専門店で買取してもらったほうがいいでしょう。

しかし、大阪などの都市部でも、本屋さんや古本屋さんも少しずつ減ってきているのが現状です。

少し前に発売された中古本や、書籍などもネットで気軽に読めるようになってきていますが、古書に限っては、絶版になっているものも多く、ネットでもまだ読めないものが数多く存在します。

古書は、現物として残っているものが少なくなっており、希少価値が高いものになると高額買取になることがあります。

お持ちの古書の値段が全くわからないのであれば、専門店や鑑定士・査定士にどのくらいの価値があるのかを算定してもらいましょう。

もしかしたら、びっくりするような値段がつくことも多いからです。

古書を専門に取り扱う業者や専門店は、探せば大阪にもまだ沢山あります。一部地域では古書街も残っており、今でも多くの方からの査定依頼を歓迎しています。

地方都市では、リサイクルショップやゲーム・中古本を取り扱うお店がロードサイドには増えてきていますが、このようなお店は売れている中古本を中心に取り扱っていることが多いため、古書の買取では期待するような値段がつかない恐れがあります。

やはりできるだけ高く売るなら、信頼できる専門店での古書の査定がおすすめです。

今回は、下記のようなお困り事のある方に向けての情報提供になっています。

「今所有している古書の値段を知りたい!」

「高値で買取できる古書の種類」

「引っ越しや片付けで出てきた古書の処分方法」

「大阪での古書の買取業者の見つけ方」

古書の収集が趣味のコレクターも多いため、大切に保管している古書なら、別のコレクターにもきっと喜ばれるでしょう。

また、古書を購入した時の値段と現在の値段が異なっていることが多いため、売却前には再度「査定」を行い、現在価値の見直しを行いましょう。

この記事では、大阪で古書を買取してもらうために、買取の流れや高値査定になるコツなどの基本知識を解説します。

大阪にお住まいで、古書に興味のある方はもちろん、これから良質の古書をコレクションしたい、と考えている方に向けての有益な情報提供を行っています。

大阪の古書の現状

商工業が盛んで賑やかな印象を受ける大阪でも、大型書店の数は減少傾向です。

しかし、個人店や小規模な古本屋は逆に増えており、個性的で店主の思いが存分に反映されている古書店・古本屋が増えているのが現状です。

30代前後の若い店主が初めてお店を始めることが多く、本屋巡りをする方も増えています。

大阪の天神橋筋商店街、阪急古書のまち・かっぱ横丁などが、大阪を代表する古書街として有名です。

古書査定の重要ポイント

中古本ではなく「古書」についての査定ポイントです。

古書は「中古本」や「古本」とは少し異なり、古書を取り扱う専門店に査定を依頼したほうが高値で買い取りできる可能性がアップします。

買取できるお店選びでは、必ず古書専門であることを確認してください。

古書の判断基準を知ること

古書を簡単に見分ける方法としては「ISBN」と呼ばれる本の管理番号のない本を探すことです。

ISBNは、書籍を特定するために世界共通で使用されている管理番号で、日本では1980年代前半に採用されました。

単純に、ISBNがない日本の古い本なら、それ以前に発行された本の可能性が高くなります。

買取で問題となるのは、ISBNがないと本の管理が煩雑になることです。

ISBNのない古い本は、大手のリサイクルショップやチェーン店で査定すると、買取拒否や値段がつかないことがあります。

ISBNバーコードがない本は、発行されてから30年以上が経過しており「古書」として分類される可能性が高いと判断できます。

人気ジャンルであること

古書にも人気ジャンルが存在し、該当する古書になると、査定額が大幅にアップします。

発行年代が明らかな古書は、高価買取されており、すでに買取実績も豊富です。

古書の人気ジャンルについて

文学書   日本文学、英米文学、東洋・中国文学、時代小説、外国文学、幻想文学、児童文学

歴史書   日本史、地方史、戦記物、世界史(中国史・アジア史・東洋史・西洋史)

哲学書 東洋思想、西洋哲学、宗教(新道、仏教、キリスト教)

芸術書・美術書

彫刻、絵画、版画、書道、写真集、工芸、音楽、舞踊、諸芸

各種専門書 考古学、自然科学、社会科学、理工学、芸術学、言語学、民俗学(江戸、アイヌ、沖縄、ヨーロッパ民俗学、イギリス・フランス民俗学)、心理学、文化人類学(神話・伝説)

高価査定が期待できる古書の条件

古書査定のポイントが理解できたら、古書を相場よりも高く売るコツを学びましょう。

下記の項目に該当すれば、査定額もアップします。

骨董的な価値の確認

古書は、古本・中古本にも含まれます。

発行後比較的新しい本であっても、誰かの手に渡ってしまった本は、古本として認識され、中古市場に出回ります。

古書に該当する場合は、次の条件を確認することがポイントです。

すでに絶版になっている

  • 歴史的な価値が見られる
  • 美術的な価値が見られる
  • 骨董的な価値が見られる

査定買取で高値がつく可能性が高いのは、このような条件を満たす古書だということになるでしょう。

絶版本は希少価値が高い

絶版本はすでに販売中止になっているだけではなく、今後も出版される予定もない本であることから、希少価値の高い本です。

有名作家の初期の作品、技術書などでは、すでに絶版本になっている古書が多く、もし運良く持っていれば、買取でも高く評価されます。

しかし、絶版本なら何でも良い、というわけではありません。

歴史的価値も必要です。

さらに、現在でも一定の需要のある古書なら、買取対象として歓迎されています。

歴史的・美術的価値が認められる古書

歴史的な価値のある古書の代表例は、古地図や古文書、和綴じ本などです。

美術的な価値のある古書といえば、古書画や巻物、掛け軸などになるでしょう。

間違いなく市場に流通している数が少なく、査定額もアップします。

保管状態に気を配ること

古書ほど保存状態が重要となり、保存状態が良いほど、さらに価値が上がります。

古くなっても本棚に置いたままにしていると、日焼けによる色褪せやシミが増え、虫食いも発生しやすくなります。

そのため、古い本ほど丁寧に取り扱う必要があり、保管場所にもご注意ください。

初版本

どのような本にも初版本が存在します。

初版本は特別仕様で作られた本が多く、特定分野で人気のあった作品の初版本は古書では特に高値で取引されています。

また、初版本と重版本で異なる記載箇所が見つかることも多く、こうしたケースでは、希少価値の高い初版本のほうが高値で評価されます。

大阪で古書を高価買取しているお店の探し方

古書は、一般の本屋さんやリサイクルショップでは正しい価値の判断ができないどころか、買取拒否になることもあります。

価値のある古書も、買取店選びで失敗すると二束三文となってしまうのでご注意ください。

価値ある古書を売るなら、お持ちの古書のジャンルの買取実績が豊富なお店を慎重に選んでください。

古書の売却査定では、買取店選びが大変重要な作業です。

この章では、大阪にお住まいの方に向けて、どのような基準で古書買取店を選べばよいかについて解説します。

古書の取り扱いがある古本屋

通常の古本屋でも、あえて古い「古書」を取り扱うことがホームページや看板などで明記されていることがあります。

このようなお店は、古書の価値を正しく鑑定できる店主が運営しており、スタッフにも専門知識があります。

また、専門分野や得意分野なども確認してみましょう。

店主やお店が運営するブログも参考材料です。

これまでの買取実績や買取額、得意なジャンルなどがわかれば、買取額の目安も予想できます。

事前査定あり

ネットによる事前査定などがあると、短時間でおおよその古書の買取金額がわかります。

事前査定があると、査定に関する無駄な手続きを行う必要がないため、複数の買取店への相見積もりなども楽になります。

買取事例の掲載が豊富!

事前査定を依頼する前に、買取事例が確認できないか、ホームページなどで確認してみましょう。

古書は相場の動きが緩やかで、最新情報でなくても何も問題ありません。

これまでの買取事例や、買取価格の目安が簡単に確認できるなら、良心的な古書買取業者だと考えていいでしょう。

買取方法の確認

古書の買取方法の基本は、次の3種類です。

  • 出張買取
  • 店頭買取
  • 宅配買取

出張買取に関しては、大阪府内や該当する市町村の対応エリアを確認しましょう。

宅配買取なら、全国対応のところが多くなっています。

手数料無料での買取サービス対応

各種手数料が必要となる買取店もありますのでご注意ください。

売却後の手取り額が少なくなってしまいます。

基本サービスは全て無料で対応できるお店なら、追加負担が不要となるため安心です。

下記の手数料が考えられます。

別途かかるかどうかよく調べましょう。

  • 出張料
  • 送料や梱包キットの送料
  • キャンセル料とキャンセル時の送料
  • 振込手数料

取り扱いジャンルの違いを確認

古書買取店もお店ごとに得意ジャンルが異なります。

専門分野以外になると、買取不可となることもあり、返却・返送されます。

返送時の送料が自己負担となることがあるお店も存在するため、ご注意ください。

宅配買取を利用する場合は、買い取れなかった場合はどうなるのか、などもよく確認したうえで査定依頼をしてください。

まとめ

本記事では「大阪での古書の買取で注意することとは?高値売却に関する情報や査定前にやっておくべきこと!」と題して、大阪で古書の買取を検討している方に向けての参考となる情報をお伝えしました。

お持ちの古書を売却したいと思っていて、その査定額が気になっているなら、大阪府内や大阪都市部で信頼できる古書専門の買取業者をよく探してから査定を依頼しましょう。

人気作家の良質の古書を探している方も多いため、買取店選び次第で高値での古書の買取が実現します。

また、お持ちの古書の査定・買取を検討している場合は、ぜひ弊社にもお問合せください。



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