2024.01.23
象牙
2024.01.23
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象牙製品の買取なら一括査定サービスがおすすめ!
目次
相続や引っ越しでの荷物整理、コレクションの片付けなどで出てきた象牙の彫刻品や一本牙などの扱いにお困りではございませんか?
象牙製品には本物によく似たプラスチックや練り物の象牙風偽物が存在したり、状態によっては登録がないと買取に出せないものがあったりと、取り扱いの難しい面がございます。
買取査定に出す際、業者とのやり取りをスムーズに進められるよう、象牙とその製品についての基礎知識をご紹介しますのでぜひ参考にしてください。
象牙(ぞうげ)は、その名の通り象の牙で、上顎の歯が伸びたものです。
象牙の種類は「アフリカ象」「アジア象」「インド象」の三種類に大別され、それぞれに特徴が異なります。
材質として美しく、また加工のしやすさから、古来より工芸品の素材として重んじられていました。
そのような背景から象の密猟、象牙の違法な取引が横行した時期があり、現在ではワシントン条約により管理、取引に厳しい規制が敷かれています。
日本においてもワシントン条約の実効性を高めるため、1992年に「種の保存法」を制定し違法な取引の防止に努めています。
規制により新しく象牙の素材が市場に出ることはありませんので、希少価値が高くなっております。
一般的に象牙と言うと、牙の形の置物や印鑑の材料といった用途が思い浮かぶかもしれません。
ですが、そういった象牙製品としての種類でなく、象の種類や部位など象牙という素材自体にも種類があり、また、その価値にも大幅な違いがあるのをご存知でしょうか?
ここではそういった象牙の種類の違いについてご説明します。
一般的な象牙としてはアフリカ象の牙(門歯)が多く流通しておりますが、その他にもアジア象やインド象の象牙もございます。
象の種類が異なれば各々の象牙の特徴や価値も異なり、中でもインド象の象牙は象牙の中でも最も高級品でまさに極上の象牙とされます。
その理由は、インド象がアフリカ象に比べて身体が小さく、その分牙も小さい為にその密度・硬度が高く丈夫で、かつ非常に美しいからです。
牙が小さいということは、一頭から採れる象牙の量もアフリカ象に比べると少なくなり、より希少性が高くなっております。
インド象の象牙は捕獲輸入禁止期間も長く、何十年も前から輸入が禁止されているため、現在ではほとんど流通しておらず、幻の象牙と呼ばれることもあります。
インド象牙独特の天然のクリームがかかったような美しい色味、強度はまさに最高級であり他に比べようがないほど美しさとその硬度は格別です。
流通している多くの象牙はアフリカ象のものですが、実は同じアフリカ象の象牙でもハードタイプとソフトタイプの2種類に分ける事ができます。
アフリカはとても広く、生息域によって食物や環境が異なるため、象牙の硬度が変わります。
■ハード象牙・・・ソフトに比べて硬度が高く、密度があります。 大変硬いので彫刻するには高い技術が必要とされています。
その色合いは少しピンクがかったアイボリーで透明感のある光沢です。
※現在では品薄状態のため入手が困難な象牙です。
■ソフト象牙・・・名前の通り、一般的にはハード象牙より硬度が劣り、ハードに比べて安価です。
現在流通している象牙はこのタイプが最も多く、さらに安価な象牙はソフト象牙の中でも並レベルのものになります。
色合いは白に近いアイボリーです。
同じ一本の象牙の中でも、部位によって価値が大きく変わります。
象牙の印鑑を検討しようとした方にとっては「芯持ち」といった言葉を目にした事があるかもしれませんが、これが要は象牙の部位にあたります。
基本的に、象牙の中心が芯と呼ばれ、芯に近いということはそれだけ密度が高く、硬度があり、目が細かく美しい傾向にあります。
芯は一本の象牙から少量しか取れず、その中でも印鑑の長さに切断した象牙の中心から一本しか取れないため、芯の部分で作られた印鑑は大変貴重です。
とは言え、加工との兼ね合いで必ずしも芯の中心が良いというものでもなく、その奥の深い世界を好むコレクターが数多くいます。
また芯以外にも、象牙の断面は木の年輪の様なグラデーションになっており、どの部分を取るかで作品の美しい色合いが表現されます。
こういった部位による微妙な違いも象牙の魅力の一つです。
象牙は滑らかな肌触り、美しい光沢と縞目模様の変化の妙があります。
そして加工に適した固さを持っていることもあって、工芸品の素材として優れた要素を備えているため、世界中で古くから珍重され使用されてきました。
古代エジプトでは豪華な家具や装身具に象牙が用いられ、古代ギリシャやローマでもいろいろな神像が象牙でつくられています。
また中国でも古くから用いられ、隋、唐の時代には南方との交易によりインドやタイから多くの象牙が輸入されるようになるにつれ、上流階級の調度品の装飾などに愛用されるようになりました。
この中国の象牙彫技法が、奈良時代に日本に伝えられたとされ、象牙に細密彫刻を施した儀礼用の物差し、琵琶の撥、碁石などが正倉院に遺されています。
また象牙の原材も収蔵されていることから、日本でも原材を加工していたことがわかっていて、歴史的に見てもその価値が高く評価されていました。
近代〜現代においても条約で規制される前は幅広く利用されており、彫刻や装飾品、高級ピアノの鍵盤などの楽器にも用いられていたほど、美しさと耐久性に優れた素材です。
先述のワシントン条約によって、1989年以降は象牙の国際取引が原則として禁止されています。
市場に現存する象牙の中で、査定・買取の対象となる象牙製品には以下のようなものがあります。
・1本牙
・彫刻などの置物
・印鑑(印材)
・麻雀牌
・アクセサリー類
・数珠
・根付
・帯留め
・香炉
・茶道具
・三味線のバチ
など
象牙買取の際の査定ポイントをご紹介します。
牙そのものの1本牙、または彫刻品でも牙の全形を保持しているものは、売買や譲渡に際して一般財団法人 自然環境研究センターが発行する登録票が必要となります。
印材や仏像、アクセサリー類など、牙の原型を保持していないものに関しては現時点で登録の必要はありません。
もしお手持ちの象牙が1本牙や牙の形を保った彫刻だった場合、まずは登録証の有無をご確認ください。
未登録の場合は自然環境研究センターへお問い合わせください。
一般的に登録の申請から登録完了まで1〜3ヶ月を要します。
書類の修正や提出写真の追加が発生した際はさらに時間がかかることもありますので、早めの登録申請をおすすめします。
見分け方1:象牙の本物と偽物の特徴を知る
まず象牙を見分ける上で重要な事として象牙の本物と偽物の特徴について知ることが重要になります。
本物と偽物、それぞれの特徴を知らなければ基本的な判断はできません。
本物の象牙はいわゆる「象の牙」であり、主にカルシウムで形成されています。
本物の象牙は象の体の一部ですので、自然が作り出す木目の様な斑模様やアイボリー調の色合いなど、人工的には再現できないほど美しく独特な色合いや質感・ツヤを持ちます。
一方で、象牙の贋作は「練り物」です。
入れ歯の化学原料であるレジンや大理石の粉末といった様々な物質を混ぜ合わせて型に流し込み、焼成して作られます。
本物と比べればよくわかりますが、象牙の偽物は色合いや質感・ツヤが不自然に表現されます。
本来なら、本物をきちんと理解した上で、本物と偽物の違いで見分ける事が一番良いのですが、偽物の象牙はあくまでも人工的な練り物なので、その点をしっかり理解していればある程度見破り易くはなります。
ですが、近年では技術の向上により再現性の高い精巧な偽物もつくられており、そのような精巧なモノを見抜くことは困難です。
見分け方2:全形を保持した象牙は空洞を確認する
この方法は最も簡単な象牙の見分け方です。
全形を保持した象牙(1本牙)は、根元から先端に向かう3分の1ほどは必ず空洞になっています。
つまり象牙の根元を確認し、空洞がなく詰まっていればその象牙は偽物である可能性があります。
ただし、空洞には詰物や蓋がされている場合もございますので、きちんと確認しておきましょう。
見分け方3:象牙特有の斑模様を確認する
象牙製品の特徴として美しい斑模様がありますが、この模様を確認する事も象牙を見分ける方法として非常に有効かつ判断しやすい見分け方です。
象牙の本物と偽物の模様の違いとしては、練り物の場合は人工的に模様をつける為、無機質で均一な斑模様になっていたり、斑模様そのものが存在しない場合があります。
ところが難しい事に、本物の象牙の場合でも斑模様が均一に見える場合もあれば、斑模様がない場合もあります。
本物の象牙の斑模様と見比べて、違和感がないかどうかを確かめることが重要になってきますが、本物の象牙を見たことがない場合は正確に見分ける事は難しいかも知れません。
そこで
・全形を保持した象牙であればまずは空洞を確認する
・その他の象牙製品を含め斑模様を確認する
こちらを意識してチェックしてみてください。
とは言え、素人ではなかなか真贋の判断を下すことは難しいです。
専門の買取業者に査定を依頼するのがおすすめです。
加工された工芸品の場合は、作家名、サイズ、割れや欠けの有無などが評価のポイントになります。
こちらもその道に造詣が深くないと判断が付かないかと思いますので、価値を知りたい場合は経験の豊富な専門業者に査定を依頼するのが確実です。
CTA:今すぐ一括査定を申し込む
業者が象牙の買取をするためには、種の保存法に指定された個体を扱う事業者の登録が必要となります。
事業として個体の売買を行う事を「特定国際種事業」と言い、法人や個人を問わず前出の種の保存法に基づき経済産業省への届け出が必要となります。
買取業者や販売業者はこの登録をしないと売買が出来ません。
個人の方が象牙を売却しようと思うと、まず特定国際種事業に登録された業者を探し、次に査定依頼を出して買取可能かどうかを確かめ、さらに提示された価格に納得するか決める必要があるなど、多くのプロセスが必要です。
「なんでもいいからとにかく処分したい」と言うなら別ですが、なるべく高く買い取ってもらいたい場合、個別に査定依頼を出して比較検討するのは結構な手間が掛かります。
その分、象牙一括査定サービスなら、数多くの登録業者の中からお客様にオススメの業者を選び、査定結果をご紹介できます。
あなたは専門知識を持った弊社のコンシェルジュに依頼を出すだけで、ご希望の条件に沿った査定を受け取れます。
一括査定サービスは完全無料でご利用いただけますので、象牙製品の買取をご希望の方はお気軽にご利用ください。
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業者によって買取価格は異なりますので、複数の業者から見積もりを取って比較することが重要です。
理由その1:買取査定は簡単・完全無料(0円)
買取査定は品物の画像と基本的な情報を入力していただくだけで、とても簡単にご利用いただけます。
査定は何度ご利用いただいても無料です。
弊社では象牙製品の買取に詳しい専門のコンシェルジュが担当し、優良な買取業者を厳選して査定依頼を出しております。
理由その2:査定依頼できます!
象牙一括査定サービスでは査定依頼が可能です。
買取業者はお客様の品物情報を確認し、買い取りたいと思った場合のみ連絡を差し上げています。
本気で買い取りたい複数の業者の査定が一括で受けられるため、高い査定金額が期待できるシステムとなっております。
理由その3:買取業者と直接交渉ができる
象牙一括査定サービスは、お客様の査定依頼商品に対して、買取業者から直接ご連絡させていただくシステムです。
お客様と買取業者の間で査定の交渉を行うので、この段階でご希望を直接伝えることができます。
なお、商品の状態等の理由によっては、買取業者から連絡が入らない場合もございます。
予めご了承ください。
ステップ1 | ステップ2 | ステップ3 |
簡単入力でまずは査定依頼 | 買取を希望する業者から連絡 | 条件にマッチした業者を選択 |
査定依頼商品の情報やご連絡先などの必要事項を専用フォームに入力して送信します。 | あなたの査定依頼商品に興味を持った業者から連絡が来ますので待ちましょう。 | 査定金額や支払い時期などを比較し、あなたの条件にマッチした業者を選択しましょう。 |
ご利用者様のお声
◆複数の業者に査定をしてもらえて助かりました!(神奈川県・50代・男性)
家の建て替えをするのに物置小屋を整理していたところ、保管されていた象牙製品を売ることにしました。
一体どれくらいの価値があるのか分からず、処分が出来ず困っていました。
象牙一括査定サービスを知り、無料で複数社に査定してもらえると知り無料査定を申し込みました。
高値の買取ができるお店ってどこか分からないので、複数の業者に査定をしてもらえて助かりました。
◆最も高い査定金額を提示した業者に売却!(兵庫県・60代・男性)
亡くなった父が残した象牙の彫刻を売却しましたが、一括査定サイトを使えばわざわざ店頭に行かなくても、いろんな会社を比較できるので助かりました。
普段は仕事があり、何度も田舎に帰るわけにはいかないので最も高い査定金額を提示した業者にまとめて売却を決めました。
そういった意味では、とても優れたサービスだと思います。
◆簡単な入力で無料査定!(石川県・30代・女性)
引っ越しをするので、父が収集していた象牙製品を売却することになりました。
あまり安く売ると後で何か言われそうなので、複数の業者に査定を依頼できる象牙一括査定を利用。
HP上の買取査定フォームに入力して、簡単に無料査定してもらえました。
◆経験豊富な専門業者へ納得の金額で売却!(東京都・70代・男性)
家の近くには総合リサイクルショップや買取店がありますが、象牙の買取は受け付けておらず、どこへ持ち込めばいいかわからずに困っていました。
専門家が在籍する店舗なら不安も解消できると思って、検索をしていたところ、「象牙一括査定サービス」を知りました。
象牙製品の買取実績も豊富な業者の中から査定結果を比較でき、納得の金額で売却できました!
CTA:今すぐ一括査定を申し込む
Q.査定を受けたら必ず買取を依頼しないといけませんか?
A.そのようなことはございません。査定結果にご納得いただけなければ、買取りを依頼されなくても大丈夫です。
もし断りづらい場合は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。代わりにご対応いたします。
Q.フォームから情報を送信した後の流れを知りたいです
A.必要事項の送信後は業者様からのご連絡をお待ちください。
査定後は業者様とお客様で直接やり取りしていただく形となります。
なお、お客様のご依頼内容や品物の状態によっては、対応できる買取業者を紹介できない場合がございます。
Q.汚れている象牙製品は磨いておいた方が良いですか
A.象牙は基本的に古く、とてもデリケートな素材ですのでホコリ等最低限の汚れを取る程度に留めておきましょう。
また、細かい彫刻が施されているものの汚れを取ろうとすると、破損の恐れがあります。
あまり気にせずそのままの状態で査定にお出しください。
全国の優良専門業者と連携して、どの地域にお住まいでもスムーズな査定が可能です。
相見積にて数社の金額を競わせ、より査定額の高い買取業者を紹介いたします。
骨董品の中でも象牙の取り扱いは専門的な知識が要求されます。
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