2024.01.22
書道具
2024.01.22
「書道を趣味にしていて、書道の本がたくさんあるので買取を依頼したい」「書道の全集・シリーズ物が倉庫に眠っているので売りたい」という人がいます。
書道の専門書は買取可能なのか、どこで買い取ってもらえるのかについて紹介します。書道の専門書は、古書としての価値がありますので、持っているという人は参考にしてみませんか。
目次
書道を趣味にする人は多くいます。書道の本は、入門書から専門書に至るまで様々な本があります。
書道の専門書で買取可能な人気の本もありますので、紹介します。
例えば、
・中国書道関連の本
・硯に関する専門書
・法帖
・拓本
・篆刻書
・印譜に関する書籍
などの、より専門的な本が人気となっていて買取可能です。
100冊など揃っている書道の全集やシリーズ物は高額買取も可能です。
日本書道、中国書道の古本で貴重な本は、高額買取となります。書道の専門書として「書跡名品叢刊」「原色法帖選」「故宮歴代法書全集」「古名硯等二玄社」などが貴重なものとして高額買取されていますので、詳しく紹介します。
また、書道資料集成漢簡、定本書道全集、空海の書弘法大師書蹟大成、定本良寛書蹟大成、日本の書なども買い取られています。
中国書道史の3,000年を超える名品を網羅している資料の集成として、とても貴重です。殷周の甲骨・金文から清末の呉昌碩まで、さらに日本の三筆なども収録する全208冊です。その一部でも買取可能で、また、時代順に全28巻に再編したものとなっているものなどもあって、全巻揃っていると高額買取となっています。
「法帖」は、書道の手本になる古人の筆跡を拓本にして折本で仕立てているものです。「原色法帖選」は、綾織りの厚表紙となっていて、古色を帯びた法書が経本式になっていて美しいものとなっています。書道出版史上でも画期的な法帖です。貴重なため、原寸、原色で再現されたものなどが高額で買い取られています。全巻揃っていると高額買取となります。
また「拓本」も買取可能です。「拓本」とは何かを紹介しますと、凹凸のあるものの上に紙を載せて墨色を上から塗って、形状を写し取ったものです。そのため「拓本」では白黒反転をした文字となっているのが特徴です。
古典的な書は、石碑に刻まれているために「拓本」によって昔の書を学んで手本にします。石碑に刻まれたものから書の歴史をたどることができる貴重なものです。拓本を集めている人もいるため、高額買取の可能性があります。
また、中国が起源の印づくりを「篆刻」と言います。主に篆書という書体の文字を石に彫って作ったものです。 書画などの作品に押す印を自分で彫って作っていたため、書道では大事なものとなっています。
その書が誰の書なのかを証明するものでもあり、それぞれの作者の個性が出るため、それを楽しむこともできるため「篆刻書」も買取されています。
中国の書道家や篆刻家などの作品は、歴史もありとても貴重なものです。家に眠っているなどという場合は、高額買取が可能です。
中国の書道家の高額買取の例も紹介します。
中国の書道家で篆刻家でもある「呉昌碩(ごしょうせき)」のものは、高額買取のため紹介しておきます。中国の清の時代に活躍し、書道や篆刻だけでなく、詩や画にも精通した人物で、近代での優れた芸術家として評価されています。
呉昌碩の書は、文字が少し右上がりになっていて力強さがある作品が魅力となっています。文字の重心が上にあるように書かれているのが特徴です。「呉昌碩」の書や篆刻、画などを高額買取してくれるためおすすめです。
生涯を通して、一万点は優に越す枚数を制作し、詩や尺牘類も作っているため、今世紀最後の文人と言われています。日本では、明治から昭和初期に「呉昌碩」を代表とする文人画家が広く受け入れられています。
こうした中国の有名書道家や篆刻家の作品などが家にある場合は、買取を依頼してみるといいでしょう。
以下のような中国書道の専門書を持っている場合も高額買取となりますので、確認してみてください。
・中国歴代法書全集
・中国書道全集
・敦煌書法叢刊
・中国篆刻叢刊
・中国法書選
・中国法書名蹟集
・中国真蹟大観
・明清書法叢刊
・三希堂法帖
・王羲之書跡大系
・中國璽印集粹
・董其昌の書画
書道の専門書の出版している「二玄社」についても紹介します。東京文京区本駒込に本社がある「二玄社」は1955年創業の出版社で、書道の専門書を多く出していて有名です。
こちらから出版された貴重な本を持っている場合も買取されておすすめです。
「書跡名品叢刊」、「中国法書選」、「日本名筆選」、「原色法帖選」、「原色かな手本」、「書道技法講座」等シリーズ本、「大書源」など書道字典も発行しています。
中国や日本の書道専門書を多く発行しているため、多くの「二玄社」の専門書を買い取ってくれることが多くておすすめです。「二玄社」の書道専門書がないかを調べてみるといいでしょう。
書道の専門書を実際にどこで買い取ってもらえるのかですが、書道を専門とした買取専門店に買取を依頼するのがおすすめです。
古本屋、古書店の中でも、書道の本の買取専門店や書道にまつわる篆刻などの様々な専門書を扱っている店に依頼してみることが大切です。
書道の専門書の買取実績については、古本屋、古書店などのホームページで確認してみるといいでしょう。画像付きでどのような専門書が買い取られているのかが紹介されています。また相場についても確認できておすすめです。
また、書道関連のもの、書道具をいろいろ専門に買い取っている店もあります。
筆や墨、中国墨、硯、硯箱、紙、画仙紙、水滴、印材、墨床、筆掛、墨池、筆架、文鎮、水注、筆筒、懐中書道具など、様々な書道具を買い取っている専門店に依頼するのもいい方法です。
日本製・中国製に関わらず、古いものは骨董品的価値や美術的価値がある書道具も多くなっています。書道具を集めるマニアも多く、書道の専門書ももちろん人気です。
書道教室をやっていたがやめたという場合や、書道の店をしていた場合、家の整理、遺品整理などでも大量に書道具がある場合や専門書がある場合は、まとめて買取してもらうことができておすすめです。
出張依頼などできてもらっていろいろ鑑定してもらうといいでしょう。使用済みのものや汚れなどがある場合でも、希少価値のあるものならば買い取ってもらえる場合もあっていいでしょう。
ただ、書道の専門書を買い取っている業者は少ないこともあるでしょう。近くに専門店がない場合は、出張買取や宅配買取も積極的に行っている店がありますので、依頼してみるといいでしょう。
例えば、書道の専門書の全集などを持っている場合ですが、持ち込むのが大変な場合もあります。出張依頼や宅配買取で買い取ってもらうことも可能ですので、依頼してみるのもおすすめです。無料で出張買取や宅配買取を依頼できる所が多いため便利です。
例えば、出張買取の場合は、対応しているエリアなどをホームページから確認してみるといいでしょう。出張買取を依頼すると、全集などの運び出しなども無料でしてもらえておすすめです。また、書道の専門書の知識のある鑑定士が鑑定してくれますので、高額になる可能性も高くなります。貴重な価値をきちんと評価してもらえるでしょう。
また、宅配買取は宅配便で送ることができるサービスで、無料で鑑定してもらえることが多くておすすめです。買取金額に納得した場合は、そのまま買い取ってもらえる点もいいでしょう。重たい専門書を店頭に持ち込まなくて済むため便利です。
また、最近では、LINEに登録して、友だち登録することで、専門書などの画像を撮って査定額だけを出してもらうこともできる場合もあります。
どんな物なのかを画像で数枚送ることで、おおよその査定額がすぐにわかります。査定額に納得した場合は、実際に買取を依頼してみるといいでしょう。「買取可能なのかわからない」「どのくらいの金額で査定してもらえるのか見当もつかない」といった場合は、一度LINE査定をしてもらうと便利です。無料で査定額が簡単にわかり、他の業者などとの比較もできておすすめです。
書道の専門書の買取が可能かどうかについて紹介しました。どんな専門書が高額買取なのかを詳しく知っておくことがおすすめです。
中国書道関連の本、硯に関する専門書、法帖、拓本、篆刻書、印譜に関する書籍などが買取可能です。
貴重な中国の書道の本や全集もたくさんあります。自分ではなかなか判断が付かないことも多いため、書道の専門書の買取実績のある専門業者、古本屋や古書店などに依頼するのがポイントです。リサイクルショップや一般の買取業者よりも高く売れておすすめです。
書道の専門書は、専門業者でないと、貴重な価値に気づかずに高く売れないことも多くあるでしょう。しっかり評価してもらえるように、例え遠くても書道の専門書に買取実績のある業者に依頼することが大切です。
日本や中国の書道の専門書の買取に実績のある会社ならば、正当な高額の値段で買い取ってくれる可能性が高くなりますので、ぜひ弊社のような専門業者にお任せください。
書道の専門書の買取依頼に悩んでいる場合は、弊社にお気軽にお問い合わせ頂ければ高額買取可能ですので、ご検討頂ければと思います。