2024.11.22
茶道具
2024.11.22
本記事をご覧のみなさまは、茶器の鑑定を希望されている方も多いことでしょう。
茶器は茶道を行う上で、重要な道具のためどのくらいの価値があるか気になる方も多いのが現状です。
そんな茶器の鑑定を希望される方の中には、
などの疑問をお抱えの方も多いのではないでしょうか。
今回は、茶器の鑑定ポイントをメインに、高価買取できる茶器に関して解説します。
また、買取方法なども一緒に解説しますので、これから茶器の買取を希望される方はぜひ参考にしてください。
本項目では、茶器の鑑定について解説します。
茶器を鑑定するためにはさまざまな鑑定ポイントがあります。
茶器の買取価格の算出や価値の判断は、鑑定のプロでも間違える事があるほど難しい事が多いです。
以下に茶器の鑑定に際して重要なことについて記します。
茶器の鑑定は自身では難しい場合も多いため、買取業者への依頼が望ましいです。
鑑定と査定は似た意味で使われることもありますが、まったく別の意味になります。
「鑑定」は品物の市場価値を調べることで、「査定」は買取業者が買取価格を算出することです。
茶器の鑑定とは、価値の不明なものを鑑定人の権威と信頼性をもとに、価値を明らかにすることを指します。
鑑定と査定は言葉の響きが似ていますが、意味合いは異なるため覚えておきましょう。
茶器の鑑定ポイントでは、茶器の伝来や有名作家の作品かどうかが重要です。
伝来は茶器の歴史そのもので、作られた経緯などを指します。
付属品の共箱は品名や作者、伝来の情報が書いてあるため茶器本体とともに鑑定されます。
以下はその他重要な鑑定ポイントです。
上記の項目を確認した上で、さらに茶器本体との一致や筆跡などを確認します。
いくつもの項目があり素人目で判断するのは非常に難しいですので、安易に判断せずプロの鑑定士に鑑定してもらいましょう。
鑑定をしてもらえば先述の通り、市場価値をなどを知ることが出来ます。
そうすれば、その後の買取においても優位に立ち回ることが出来るでしょう。
本項目では、茶器の買取相場に関して解説します。
茶器の種類にもよりますが、数万〜数百万円で取引される場合が多いです。
また、買取金額は有名作家の作品や材質なども加味して決定します。
以下より買取の相場の例や茶器の種類に関して紹介します。
茶器の買取相場はさまざまですが、純金を用いたものは金の時価に応じて価格が変動し、数百万の買取価格になることも珍しくありません。
茶器は平均的に10〜20万円前後を目安に買取される傾向にあります。
作られた年代や状態、制作した作家の知名度が買取価格の決定に用いられます。
買取相場は種々の要因を加味した上で決定されるため、すでに決められているようなものではないことを理解しましょう。
茶器にはさまざまな種類があります。
茶道では、さまざま手順があるため、それに伴い用いる道具も多くあります。
以下は茶道で主に用いられる茶器の例です。
上記以外にも茶器の種類はありますが、茶碗などは有名作家や年代ものなどの要因が買取価格に密接に関わります。
茶道具の買取価格を決める要素は3点です。
茶道具は他の骨董品とは異なり実際に使用するため、実用性の高さも重要になります。
買取の際は付属品や品物の状態なども加味して決定されますが、基本的に上記3つが元となります。
扱えて、歴史的な価値があって実用性がある。
これら全てに該当するのは中々難しいと思いますが、しかしそれに近いほど買取価格が上がる傾向にあることは、覚えておくとよいでしょう。
茶道具は見て楽しめるものでもありますが、実用性も買取価格を決定づける要素のひとつです。
茶器の買取業者選びのポイントは3点です。
業者選びで後悔しないためにも複数の買取業者を利用し、一番納得のいく金額で買取を行いましょう。
茶器の査定には豊富な知識と経験が必要で、たとえプロの鑑定士だとしても贋作を真作だと判断してしまうこともあるくらいです。
誤って贋作を買取すると業者側は赤字になってしまうため、あえて低い価格で買取を行う場合も多いです。
そのような場合は、スタッフ側も知識がない場合がほとんどです。
余計なリスクを負うわけにはいかないからですね。
基本的に茶器の価格は時価であるため、適切な価値を知らないスタッフでは本来の価値以下の買取価格になることは頭に留めておきましょう。
買取業者を選ぶ際は、必ず専門の知識を備えたスタッフのいる業者を選びましょう。
茶器の買取では、買取業者が買い取った茶器を再販売できる仕組みがあることも重要です。
買い取った茶器を高く販売できる業者ほど買取価格も高くできます。
高価買取を行うためには、豊富な販売経路をもつ買取業者に依頼する事が重要です。
買取実績の多さは顧客の信用度にも繋がりますが、薄利多売の指標にもなります。
豊富な買取実績で多くの品物を市場に流通できるため、無駄な経費を掛けずに買取が行えます。
そのため、買取業者の買取実績を確認する事も重要です。
茶器の高価買取ポイントはいくつかあり、以下にあげたものが該当します。
一般的に、年月を経た骨董品は経年劣化が査定のマイナスポイントになる場合が多いです。
以上を踏まえて、各項目に関して詳しく解説します。
制作年月が経過した茶器は高価買取の可能性が高いです。
特に古い年代に制作された茶器は、作家に関わらず高価買取が期待できます。
しかし、作家物でない古い茶器は保存状態が重要です。
有名どころでは「古伊万里焼」「古備前焼」「古九谷焼」と呼ばれる焼き物の茶器が該当します。
古い時代の作品が当時の綺麗な状態というだけで希少性が高いため、茶器としての買取価格も期待できるでしょう。
有名作家の作品であることも高価買取のポイントです。
作家の作品であっても作家の知名度の高さが重要になります。
人間国宝に指定された作家の作品や高名な作家の作品、歴史上有名な人物の作品は買取価格が高い傾向にあります。
高価買取には、有名作家の作品であることも重要なのです。
付属品が揃っている茶器も高価買取が期待できます。
付属品が欠けている場合は価値が下がることもあり、特に懐石道具などはすべての皿や小物がそろっている必要があります。
また、共箱を包む布や紐、箱の中の小物も捨てずにまとめて査定に出しましょう。
高価買取に向け、査定前に付属品が揃っているか確認が必要です。
本項目では、関西地区の出張買取地域例を解説します。
関西地域は茶道文化が根強く、茶器を取り扱う機会も多いです。
今回は、大阪や名古屋の地域の買取対象地域を紹介します。
以下より詳しく解説しますので、対象地域近郊の方は参考にしてください。
大阪市では、定期的に数多くのお茶会が開かれています。
また、市内の美術館や博物館には全国各地の茶器などが展示・収蔵されていることから、茶道に馴染みのある環境といえるでしょう。
出張買取の地域は、大阪市北区をはじめとして全国の出張買取に対応している買取業者も多くあります。
大阪市で茶器の買取や鑑定を希望する方は、出張買取を検討しましょう。
名古屋市内は出張買取の対応エリアです。
もちろん他の愛知県の市町村でも出張買取が可能です。
名古屋市千種区をはじめとした市内一帯での出張買取を受け付けていますので、茶器の出張買取・鑑定を希望する方は一度検討しましょう。
本項目では、茶器の鑑定に関してよくある質問を紹介します。
買取において、付属品や鑑定書がない場合は買取できないと思われる方も多いでしょう。
以下はよくある質問の一例です。
ここからは各項目に関して詳しく解説します。
誰の作品かわからなくても査定が可能です。
作者不明でも、色味や状態などからおおまかな種類がわかる場合もあります。
また、付属品や鑑定書がなく品物の状態が悪いものも買取できることもあるので、一度査定に出してみましょう。
作者不明のものでも、品物の種類によっては価値がつく可能性があります。
たくさんの茶器はまとめて査定可能です。
買取査定では、希望の品物をすべて査定してもらえます。
しかし、店頭などへ持って行く過程で破損などの危険性がありますので、出張買取がおすすめです。
たくさんの茶器を査定する際は、出張買取を利用しましょう。
写真の送付でおおよその査定額がわかる査定方法もあります。
メール査定などを用いることで、写真による査定が可能です。
メール査定を実施する買取業者の入力フォームから、写真を添付して品物の詳細を入力しましょう。
手軽に査定額を知りたい場合は、スマホを用いて行うメール査定などがおすすめです。
茶器の鑑定は素人目で判断するのは難しいことがわかりました。
鑑定において、細かな項目を照らし合わせる必要があるため、鑑定や茶器に関する知識がないとわかりません。
以下は主な茶器の鑑定ポイントです。
上記の項目を確認した上で、さらに茶器本体と共箱を照らし合わせます。
鑑定と査定は異なりますが、買取の際に付属品が重要である理由です。
これから茶器の鑑定を検討している方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。