2024.05.23
茶道具
2024.05.23
本記事をご覧のみなさまは、茶道の道具の買取を希望されていることでしょう。
しかし、
などの疑問をお抱えではないでしょうか。
今回は、茶道の道具の種類と買取方法に関して解説します。
また、処分の方法や買取相場などもあわせて解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
茶道具には数多くの種類があります。
茶道では、決められた手順があることから用いる道具も多岐に渡ります。
茶道具の主な種類と用途は以下の通りです。
茶碗 | 抹茶をいただくための器を指します。 ルールとして、濃茶には文様のない茶碗、薄茶には文様のある茶碗を用います。 |
茶釜 | お湯を沸かすための釜です。 炉用は大きめのものを、風炉用は小さめのものを用います。 |
茶筅(ちゃせん) | 抹茶を泡立てる際に用いる道具です。 穂の荒いものは濃茶、穂の細かいものは薄茶に使用します。 |
風炉(ふろ) | 茶釜を火にかけてお湯を沸かすための道具です。 鉄製や木製のものなどさまざまあります。 |
柄杓(ひしゃく) | 釜や水差しから水をくむための道具です。 本体は竹で作られています。 |
水指(みずさし) | 茶席で必要な水を入れておくための道具です。 お茶の温度を調節したり、茶碗をすすぐ際に用います。 |
茶杓(ちゃしゃく) | 抹茶をすくうための道具です。 使った後は水洗いせず、乾いた布で拭きます。 |
茶巾筒(ちゃきんづつ) | 茶碗を拭くための茶巾を入れる筒です。 一般的に陶磁器で製作されますが、金属製や漆器製のものもあります。 |
棗(なつめ) | 抹茶を入れるために用います。 形がナツメの実に似ていることが名前の由来です。 |
蓋置(ふたおき) | 釜の蓋を置くための道具です。 材質は基本的に竹を用いますが、焼き物や金属製のものも存在します。 |
建水(けんすい) | 茶碗をゆすいだ後のお湯を捨てるための入れ物です。 金属製や木製、焼き物でつくられたものがあります。 |
袱紗(ふくさ) | 茶筅や茶器を清める布です。 男性は紫色、女性は赤色のものを使用するのが一般的です。 |
香合(こうごう) | 香を収納する容器です。 |
水注(みずつぎ)・薬缶(やかん) | 水差しに水を注ぐための道具です。 |
台子(だいす) | 水指などの茶道具を置くための棚ものの一種です。 |
茶道の道具を処分する方法はいくつかあります。
以下は茶道具のおおまかな処分方法です。
茶道具をゴミとして処分するほか、知人に譲る、買取に出すなどの手段もあります。
また、オークションサイトを利用してオークションに出す方法も有効的です。
以上を踏まえ茶道具の処分方法について解説します。
茶道具は骨董品で、価値のあるものが多いです。
そのままゴミとして処分してしまうと、せっかく価値のあるものが無駄になってしまいます。
茶道具の価値を知るためにも専門の買取業者に査定を依頼しましょう。
査定結果に納得すればその場で換金できますし、不要なものも処分できます。
茶道具は価値のあるものも多いため、ゴミとして処分する前に専門の買取業者へ査定を依頼してみましょう。
不要になった茶道具は、もちろんゴミとして処分できます。
ゴミとして処分する場合は地域のルールに従って分別しましょう。
また、オークションサイトや地元掲示板サイトを利用して、他の人に再利用してもらうのも手段のひとつです。
茶道具をゴミとして処分するのは、買取に出しても価値がなかった場合や、譲り先がない場合の最終手段として検討しましょう。
茶道具を処分する際にはいくつか注意点があります。
ゴミとして捨てる場合、大量に出すと業者による処分と間違われ、回収されないこともあるため注意が必要です。
また、他人に譲る場合、贈与する茶道具の合計価格や贈与相手の非課税枠が110万円を超える場合は贈与税が発生します。
買取以外の処分方法にはリスクがある点も踏まえて検討しましょう。
茶道具の買取ポイントはさまざまです。
古いものでも思いもよらぬ値段になることも珍しくありません。
今回は、
に焦点を当てて紹介します。
茶道具の査定ポイントは3つあります。
上記の項目に多く当てはまるほど、高価買取の可能性が高いです。
古い年代の珍しい作家の作品で付属品が揃っていると、高値での取引が期待できます。
3つのポイントに当てはまらずとも高価買取できる場合もあるため、一度専門業者での査定依頼をおすすめします。
茶道具を売却する際には3つのポイントがあります。
特に、鑑定書などの付属品は真贋の証明に重要なため大切に保管しましょう。
また、過度なメンテナンスはかえって品物を傷つけるため、無闇な手入れは避けることが望ましいです。
本項目で紹介した3つのポイントに極力当てはまるように品物の管理をしましょう。
茶道具の査定ポイントとして、作家の名前は重要です。
有名作家の作品は作家人気から高値で取引されます。
人間国宝の金重陶陽の作品や京焼の窯元である高橋道八の作品は非常に有名で、350,000円程で買取されるものもあります。
茶道具の種類は多岐にわたるため、種類ごとに買取相場が異なります。
買取相場は数万円から数十万円で取引されることが多いです。
本項目では、以下の買取価格に関する項目を紹介します。
上記を踏まえて、以下より各項目に関して掘り下げていきます。
茶道具の買取価格を決める要素は3点です。
茶道具は他の骨董品とは異なり実際に使用するため、実用性の高さも重要になります。
買取の際は付属品や品物の状態なども加味して決定されますが、基本的に上記3つの点が元となります。
茶道具の買取価格を調べる方法はいくつかあります。
主に買取業者での査定ですが、メール査定などは気軽に査定が可能です。
例として、以下に茶碗の査定項目をあげます。
メール査定は買取業者の入力フォームから簡単に利用できますので、気軽に買取価格が知りたい方はぜひ利用してください。
茶道具の買取方法はさまざまです。
自身の状況に合った買取方法を選びましょう。
主な茶道具の買取方法は以下の通りです。
以上を踏まえて、各項目に関して深く掘り下げます。
出張買取は、専門の査定員が自宅を訪れて査定・買取する方法です。
自分の都合に合わせて日程調整ができ、割れ物の多い茶道具の破損も防げるメリットもあります。
万が一、品物の数が多い場合や重くて持ち出せない場合などには出張買取を利用しましょう。
宅配買取は、宅配便を利用して茶道具を買取業者に送る方法です。
送られてきた梱包キットを利用して買取業者へ郵送します。
比較的気軽に実物を見てもらえるため、ひとまず品物を査定してほしい方にはおすすめの方法です。
自宅に居ながらでも簡単に買取できる宅配買取の方法も存在します。
店舗買取では、店舗に品物を持ち込み買取をします。
茶道具はたくさんの品物あり、中には割れ物が多いため、車などの運搬手段のある方は利用しやすいです。
しかし、運搬の途中で破損などの原因にもなりますので、注意して運ぶ必要があります。
自身で品物を運べない場合には出張買取や宅配買取などの利用が効果的です。
その他さまざまな買取方法があります。
近年ではスマホのカメラ機能を利用した買取方法も主流です。
その他の買取方法の例として以下の方法があります。
買取方法はひとつではないため、ご自身の状態にあった買取方法を選択しましょう。
茶道具の買取においてはさまざまな質問が寄せられています。
茶道具は実用性を兼ね備えた特殊な品物のため、対応に困る方も多いです。
今回紹介する茶道の道具の買取に関する質問は以下の通りです。
以下より、各項目に関して詳しく解説します。
茶道具がたくさんあっても出張買取が可能です。
ひとつずつ買取に出すよりも、まとめて買取に出した方が高い値段になる場合があります。
また、出張買取では茶道具以外のものも買取できるためメリットが大きいです。
たくさんの茶道具がある場合は、ぜひ出張買取を利用しましょう。
鑑定や査定を受けていない可能性が高いです。
専門の買取業者を経由せず自身で価値を判断したか、買取に出して値段がつかなかったなどの理由が考えられます。
本来価値のあるものでも2,000〜3,000円で売られてしまっていることもあるでしょう。
フリマサイトなどを利用する前に、一度専門の買取業者へ査定を依頼することをおすすめします。
写真を送るだけでおおよその査定額のわかる査定方法もあります。
メール査定などの方法を用いることで、写真による査定が可能です。
メール査定を実施している買取業者の入力フォームから、写真を添付して品物の詳細を入力しましょう。
手軽に査定額を知りたい場合には、メール査定などスマホを用いて行う査定がおすすめです。
今回は茶道の道具の買取方法や相場などについて解説しました。
茶道の道具はひとつではなくさまざまな種類があるため、買取相場も種類ごとに大きく変動します。
しかし、高価買取に向けた方法は以下の項目が共通しています。
これから茶道の道具を買取に出される方は、ぜひ本記事を参考にしてください。