2024.05.23
絵画
2024.05.23
査定買取に関する
役立つ情報を届けるメディア
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日本画の買取・売却に必要な基礎知識を完全網羅！日本画の基本情報から失敗しない優良買取業者の選び方まで、日本画の売却に役立つ情報を幅広くお伝えします。家で眠っている日本画がある方は必見の内容です！
「日本画の買取について、基礎知識を押さえておきたい。」
「日本画を高く売る方法やコツを教えてもらいたい！」
「悪徳業者に騙されないようにしたい。」
このようにお考えの方も多いのではないでしょうか。
今回は初心者に向け、日本画の買取についての基本情報や査定ポイントなどを徹底解説します！
日本画は家で代々受け継いでいたり、知人から譲り受けるといったケースもあり、家の倉庫や押し入れなどに仕舞ったまま放置されていることがよくあります。
家に飾らなくなった日本画がある場合、買取業者に査定をしてもらうことで思わぬ高額な買取金を手にできるかもしれません。
こちらの記事を読み終える頃には、日本画の売却や買取についての基礎知識を身に付けることができ、鑑定・査定までの具体的なステップを把握できているはずです。
ぜひご一読いただき、優良買取業者を見つけ安全に適正価格でお持ちの日本画を売却しましょう！
目次
日本画とはどのようなものかご存知でしょうか。
日本人が描いた絵画は全て日本画だと思われがちですが、藤田嗣治や小磯良平など日本人でも西洋画を描く画家は数多く存在しますよね。
日本画とは墨、胡粉、岩絵具、膠（にかわ）、金箔、絹、漆喰などを用いて描かれる日本の伝統的な絵画のことです。
以前は「やまと絵」と呼ばれるのが一般的でしたが、明治維新の頃に西洋から伝わった油彩画と区別するため「日本画」という言葉が生まれました。
日本画は、写実的表現よりも平面的な表現が多く、陰影やコントラストが曖昧なのが特徴です。
油彩画（洋画）とは違った日本独特の雰囲気や風合いを持った日本画は、国内だけではなく海外からも人気を集めており、中古市場でもコレクターや日本画ファンが良作を探し求めています。
日本画を売るにはどのような方法があるのでしょうか。
絵画を販売している場所といえば画廊や百貨店のイメージがありますが、どこで売却ができるのかは少し想像が難しいかもしれません。
こちらの章では日本画の売却方法を詳しく解説します。
一番手軽で安全な日本画の売却方法は、買取業者へ売ることです。
買取業者には日本画専門のプロの査定士が在籍していますので、売却をする側に日本画についての知識がなくても安心して査定を任せることができます。
買取業者では、店舗鑑定、写真鑑定、出張鑑定、宅配鑑定等があり、最近では時代に合わせてLINE鑑定などを行っている業者もあります。
弊社にも、日本画に精通した買取経験豊富な査定士が在籍しております。
日本画の売却をお考えの場合は、ぜひお気軽に弊社へご相談ください！
メルカリやヤフオク等、インターネット上のフリマサイトやオークションサイトに日本画を出品する方法があります。
ただし、こちらの方法では購入希望者の対応や梱包・配送等を全て自分でする必要があります。
また、「古物商許可証」が必要な場合もあるため、初心者にはハードルが高いかもしれません。
画廊でも日本画を売却することが可能です。
ただし、画廊にはそれぞれ得意とする専門のジャンルがあり、画廊によっては日本画の買取を拒否されるケースもあります。
そのため、日本画の買取をしてもらえる画廊を探す時は注意が必要です。
どのような日本画が高く売れるのか、気になる方も多いでしょう。
こちらの章では、プロの査定士が日本画を鑑定する際に確認するポイントをご紹介します。
日本画には数多くの人気作家が存在し、サイズや状態にもよりますが人気作家の作品は高額買取が期待できます。
人気のある日本画家の一部を下記にご紹介しますので、ご参考ください。
【人気の作家例】
東山魁夷、平山郁夫、片岡球子、棟方志功、上村松園、福王寺法林、前田青邨、森田りえ子、加山又造、千住博、岩沢重夫、中島千波、堂本印象、奥村土牛、伊東深水
等
キズ、汚れ、褪色、やぶれ、剥がれ等、ダメージが少ない日本画は高く売れる傾向にあります。
ただし、劣化が激しく見える作品でも、額を交換すれば状態が良くなることもあるので、その確認も含めて一度買取業者に相談してみると良いでしょう。
元々作品数が少ない作家の日本画や、市場にあまり出回っていない作品は高値がつく可能性があります。
多くの場合、作家名が分かるように日本画には「落款」や「サイン」があります。
しかし、稀に落款やサインがない作品もあり、買取対象から外れてしまうケースもあります。
逆に、数は少ないですが落款やサインが無い人気作品も存在するため、諦めて処分をしてしまう前に一度買取業者に相談すると良いでしょう。
日本画には額、外箱、差し箱、黄袋、鑑定書等の付属品があります。
特に鑑定書は作品の真贋を見極めるための大切な資料であり、コレクターも鑑定書を重要視しているため、査定時に提示すると買取額が上がる可能性があります。
日本画を高く売るには、どのような点に注意すれば良いでしょうか。
こちらの章では、日本画を高値で買取をしてもらうためのコツをお伝えします。
できる範囲で作品を綺麗な状態にしておきましょう。
ただし、日本画はデリケートなため、知識のない状態での無理なクリーニングをしないように注意してください。
柔らかい布で埃を拭う程度で十分です。
作品をより高く売却するために、少なくとも2、3件の買取業者に問い合わせることをお勧めします。
買取金額を比較することで、大体の相場も把握することができるので適正価格で売却することができます。
なお、一括見積もりサイトもあり便利なように見えますが、実は一社しか見積もりをしていないといった悪質なケースがあるため注意が必要です。
付属品があれば、日本画と一緒に査定をしてもらうと買取額が上がる可能性があります。
鑑定書や証明書、黄袋（作品を収納する袋）、差し箱、かぶせ箱等、売却したい日本画に付属品がある場合は、買取業者に全て確認してもらいましょう。
それでは、気になる買取の実例をご紹介します。
ご自身がお持ちの日本画を売却する際の目安としてご参考ください。
「椿」
作家名：熊谷守一
特徴：額装色紙、鑑定書有
買取価格：13万円
「舞妓」
作家名：三輪良平
特徴：状態良し
買取価格：8万円
「松林図肉筆襖絵」
作家名：棟方志功
特徴：特になし
買取価格：5万円
「道往きて」
作家名：斉藤 和
特徴：4号
買取価格：5千円
「紅白梅図」
作家名：牧進
特徴：額装色紙
買取価格：1万5千円
買取店にて、日本画を査定してもらう前の準備についてご紹介します。
買取業者で査定を依頼すると、必ず査定士から作品に関する情報のヒアリングがあります。
そのため、下記の内容について確認しておくと、スムーズな運びになるでしょう。
確認が難しい項目もあるかもしれませんが、可能な範囲でまとめておくだけで問題ありません。
・購入場所
・購入理由
・購入者の名前
・入手ルート
・オークション歴（オークションに出品されたことがある場合）
・作家名
・作品名
・制作年代
・サイズ
・作品の完成度
・保存環境
・付属品有無
・希少性
等
通常、日本画の査定時には、パスポート、運転免許証、マイナンバーカードなどの「身分証明書」を提示する必要がありますので、必ずお持ちになるようにしてください。
国内には数多くの買取業者が存在し、中には売却する側に専門知識が無いのをいいことに、適当な理由をつけて適正価格よりも安く見積もるような悪徳業者もあります。
そのため、下記のポイントに注意して優良買取業者を探しましょう。
日本画の買取実績が多い業者の場合、適正価格を提示してもらえる可能性が高いです。
買取実績は会社の公式サイトや店頭などで確認できます。
なお、ブランド品や貴金属ばかりを扱った買取業者もあるため、必ず「日本画の買取実績」を確認するようにしてください。
インターネット環境があれば、会社やサービスについての口コミやレビューを確認することができます。
ただし、買取業者の公式サイトに掲載されている口コミは良いものばかりをピックアップしている可能性があるため、ユーザー投稿型のサイトでリアルな声をチェックするようにしましょう。
今回は日本画の買取について、基本情報から悪徳買取業者の見分け方まで様々なお役立ち情報をご紹介しました。
これから日本画を売りたいとお考えの方は、ぜひこちらの記事を参考にして賢く買取の準備を進めていきましょう！
日本画は西洋画に比べて、色彩が柔らかだったり、渋みのあるモチーフが多かったりするため地味な印象を持たれがちですが、その繊細な表現を好むコレクターやマニアは国内外を問わず数多く存在します。
家の押し入れや倉庫などに眠っている日本画が、思わぬ高額で売却できるかもしれません。
弊社には買取実績も数多くあり、経験豊富な査定スタッフも在籍しているため、お手持ちの日本画の価値を見落とすことなく、どこよりも高額で買取をさせていただきます。
遺品整理やお引越しの際にもご利用いただけますので、日本画の買取ならぜひ弊社にお任せください！
