2024.01.24
骨董品
2024.01.24
古いものが好き、骨董品が好きなら、趣味の一環として「骨董市」で掘り出し物を見つけてみてはいかがでしょうか?
今回は、埼玉県越谷市で有名な越谷香取神社 の「骨董市」についてご紹介します。
骨董市は古いものばかりを取り扱っているようなイメージがありますが、いつの時代でも若い方からお年寄りまで多くの方に大変な人気があります。
中古品を取り扱うフリーマーケットも全国各地で開催されており、骨董市もその仲間だと思えば、敷居も低くなり、一度行ってみたい!と思うはずです。
骨董市は、古いものが多く、その道のプロばかりが集まるようなイメージもありますが、雑貨に関しては、運が良ければ思っていた以上に安い値段で購入できる場合もあります。
本記事では、埼玉県越谷市で有名な越谷香取神社 の「骨董市」を簡単にご紹介しながら、その魅力、マナーや楽しみ方、売却や査定も受け付けているのか、などについて、わかりやすく解説しています。
目次
越谷香取神社の境内で開催されている骨董市は、毎月第二土曜日に開催されています。
越谷香取神社 「骨董市」は、お祭りの名称で、厳密には「大沢香取神社」で開催されています。
次の表で越谷香取神社 「骨董市」の基本情報についてまとめました。
開催場所 | 大沢香取神社 |
住所 | 埼玉県越谷市大沢3丁目13−38 |
主催・連絡先 | 一期一会 香取神社骨董市実行委員会 048-875-5156 |
最寄り駅 | 北越谷駅(東武鉄道伊勢崎線)より徒歩4分 駐車場あり(武蔵野線「南越谷駅」から車約10分) |
公式サイト | https://ichigoichie.moo.jp/katori.html |
開催日 | 毎月第二土曜日 |
時間 | 7:00~15:30(小雨決行) |
入場料 | 無料 |
主な特徴 | 全国各地の古民具・骨董・アンティークの店が、緑ゆたかな越谷香取神社に大集合する骨董市です。 参加店舗数は、50〜100店舗で全国平均からみると中規模での開催となっています。 神社(宮司)さんのご好意によりお茶の無料サービスがあります。 |
この章は、骨董市の会場となる「大沢香取神社」を簡単に解説しています。
大沢の鎮守です。もとは鷺後に祀られていた香取神社を移したものだといわれています。
明細帳によると、創建は、応永年間(1394〜1428年)と記載されています。
中世のこの神社の周辺地域は、下総国に属していたことから、下総国一宮香取神社を村の鎮守として勧請し、鷺後の地に社殿が建立されました。
後になって、奥州街道の整備に伴って、寛永の頃(1624〜1644年)に今のこの地に移築された、といわれています。
棟札によると、現在の大沢香取神社の本殿は、慶応2年(1866年)に再建されたものです。
本殿の周囲一面には紺屋の作業の模様が彫刻されています。
これは、浅草山谷町在住の彫刻師・「長谷川竹次郎」の作であり、市の指定文化財となっています。
骨董市では様々なジャンルの骨董品が所狭しと並びます。
その中でも人気のある骨董品の種類についてお伝えします。
骨董市では、有田焼や伊万里焼、備前焼などの日本で有名な焼き物を一気に見ることができるでしょう。
お皿や湯飲み、花瓶といった生活に密着した品物ならかなりお安い値段で購入できます。
人間国宝と呼ばれる作家の作品も稀に見かけますが、値段を見てびっくりすることでしょう。
陶磁器も多くの方に人気があります。
陶磁器の裏の刻印を見て、年代や製造場所などが簡単に判断できます。
高い人気を誇るのが、ヨーロッパのアンティーク家具です。
現行品にはない趣があり、貴重な品物も多く値段が高めです。
日本やイギリスには古い家具を専門に修復する職人さんも多いため、長い間使われてきたアンティーク調の家具が多く、世界中で積極的に取引されています。
100年以上昔の物でも、骨董市でも見かけることがあります。
家具とは異なりますが、日本の古いミシンや小引出しは、見た目の可愛さから女性に人気があります。
購入後に自分でもリメイクした後、カフェなどで飾って活用されている方も多いようです。
昔懐かしい昭和のお菓子のポスターや、イギリスのアンティーク動物のミニチュアなどに人気があります。
絵や置物はインテリアとしてお店などでも活用されています。
地域情報を検索してみると、お住まいの地元でも「骨董市」の開催情報は思った以上に数多く掲載されています。
たいていは、昔から骨董商を営んでいる方が出店していますので安心できます。
掘り出しものが多く、有名な焼き物が数百円で買えることもしばしばです。
中には段ボールに入れたままで無造作に放置された品物、埃や汚れまみれでちょっと汚い品物もあります。
しかし、よく見ると価値のあるものだったりします。
初めての骨董市なら、まずは気軽に見学するような感じで行ってみましょう。
しかし、骨董市にも正しい楽しみ方があります。
この章では、今よりももっと骨董市を楽しむ方法についてご紹介していきます。
開催が決まっている骨董市では、熟練のコレクターやプロのバイヤーもやってきます。
良い品物は開始直後に売れてしまうことが多いため、開始時刻の少し前に到着するようにしましょう。
お目当ての品物がない、という場合は、まずはぐるっと会場を1周し、全体を見て回りましょう。
気になったお店や品物を探しながら、2周目でじっくり見るようにしてください。
骨董品の購入は焦る必要はありません。
見方を変えれば、同じ品物でももっと良い品物が見つかることがあります。
ただし、1回目でお目当ての骨董品に出会えたら、売れてしまう前にその場で購入してください。
必ず値引きしてもらえるわけではありません。
骨董商はその道のプロですから、基本的に価格交渉はできますが手強い相手になるでしょう。
もちろん、価格交渉も含めた出店者とのやり取りやコミュニケーションは、骨董市の最大の醍醐味だといってもいいでしょう。
ただし、極端な値下げ交渉やしつこいお願いは、嫌がられますので止めておいてください。
骨董市は、鑑定士や専門知識が豊富なコレクターが多数集まるところです。
そのため、ご自身が骨董品についての知識をあまり持っていない場合でも高く買い取ってくれる場合があります。
もちろん、時間内に骨董品の買い手が現われなければ、ご自身で骨董品を引き取り、売れるまで骨董品を会場まで持ち運ぶ必要があります。
無料で誰もが参加可能な骨董市ですが、もちろん、最低限のマナーを押さえておかなければ参加者や訪問客にも嫌われてしまいます。
そのため、骨董市に参加する際の正しいマナーについてよく確認しておいてください。
店を出入りする時や品物を確認する時は、必ず店主に一言で構いませんので挨拶をしてください。
勝手に品物に触らないようにし、必ず声掛けをした後、許可をもらってから見せてもらうようにしましょう。
骨董品は、制作後かなりの長い年月を経ており、すでに脆くなっていることも多く、壊れやすい状態です。
気になった骨董品を触る際には細心の注意を払い、丁寧に取り扱うようにしましょう。
両手で優しく持つ、あるいは片手の場合は、下を支えるようにして持つと落としたりすることはなくなります。
取っ手のついた骨董品は、経年劣化し、何度も修復していた場合は、強度が低下している恐れもあります。
無造作に取っ手だけを持つと、取れて破損することもありますのでご注意ください。
また、前の下の方に並べられた品物を壊さないようにしてください。
立った状態で持ったりすると、物を落とした際に品物が壊れることがあるため、低い位置で品定めしましょう。
初めて骨董市へ行くなら、服装や手荷物についても少し配慮しましょう。
おすすめの服装は、パンツスタイルです。
下方に並べていた品物に、スカートの裾が当たり、倒れてしまうことがあるからです。
大きな荷物や傘は、事前にコインロッカーなどに預けておきましょう。
じっくり品定めをする場合は、貴重品以外の荷物をお店の隅に置かせてもらいましょう。
また、時計や指輪などのアクセサリーは、品物を傷付ける可能性があるので外しておいてください。
ライターや携帯電話を入れた胸ポケットは、かがんだ瞬間に滑りおちて品物を壊してしまう事が多いようです。
重いものや落下すると壊れるようなものは、胸ポケットに入れないようにしてください。
骨董市開催日当日には多くの人が集まります。
もちろん、新型コロナウイルスなどの感染症の予防対策を必ず行いましょう。
骨董市当日は体調を調べるために、検温し、発熱などの風邪や風邪に似た症状が出ていないことを確認してください。
少しでも倦怠感があれば、外出は止めてその日一日は安静にしておくことです。
もし、外出する場合でも、マスクは着用し、石けんによる手洗い、消毒用アルコールによる消毒をこまめに実施してください。
訪問中のお客さんや店主との距離をしっかりと取ることを心がけましょう。
本記事では、埼玉県越谷市で有名な越谷香取神社 「骨董市」の魅力とは?売却や査定、マナーや楽しみ方のポイント!と題して、詳しく解説いたしました。
これから埼玉県越谷市で有名な越谷香取神社 「骨董市」や他の有名な骨董市にお出かけしたいと思っている方、お持ちの骨董品の査定・買取を検討している方は、この記事をご参考にしていただけますと幸いです。
もし、骨董品の購入、骨董品の査定・買取を検討している方がいらっしゃいましたら、ぜひ弊社にもお問合せください。