2024.05.23
絵画
2024.05.23
絵画の買取を依頼したいと思っている場合に、特に埼玉でおすすめの業者の選び方について紹介します。
「高価な絵画だったので、購入時よりも高く売りたい」「どれだけの価値があるのか、きちんと評価してほしい」という思う場合の業者選びについて見ていきます。
買取のポイントをよく知って、高く専門業者に買い取ってもらう方法がおすすめです。埼玉には多くの絵画買取専門業者がありますので、参考にしてください。
目次
絵画の買取業者を選ぶ際には、できるだけ高く買い取ってくれるような業者を選ぶことが大切です。そのためには、絵画の買取のポイントをよく知っておくことが必要です。
絵画を高額で買い取ってもらうためのポイントとしては6つあり、次のようなポイントで買取が行われることを知っておいてください。
【買取の6つのポイント】
まず、有名作家の絵画であることや市場での人気が高く、需要があってよく買い取られていることが大切です。
そして、人気の画家の人気の作品であると、より高く売れるでしょう。絵画の題材などでも人気が異なり、制作年なども査定の際に影響します。
さらに、本画・肉筆画・原画は、希少価値があるために高額買取となります。有名画家でなくても、無名作家でも本画・肉筆画・原画ならば高く売れる可能性もあります。
絵の大きさについては、同じ画家の作品ならば大きなサイズの方が一般的には高くなる傾向です。また、いい額に入っている方が高額買取になる可能性も高くなっておすすめです。そして、絵画の状態によっても、査定が異なりますので、保管状態に気を付けておくことが大切です。退色や変色、破れやヒビ、またカビやシミなどがない絵は査定が高くなる可能性が多くなります。
埼玉で絵画買取専門業者を選ぶ際ですが、埼玉は東京に近いために絵画の買取専門業者が多くあります。またそれだけではなく、埼玉ならではの特徴がありますので、知っておくといいでしょう。
埼玉は、実は芸術とは縁が深い場所となっています。
さいたま市は、埼玉県の南東部に位置する県庁所在地です。さいたま市は、旧浦和市を中心に多くの大学や高校が集まっていることから、文教都市となっています。
古くから文教都市としての側面があり、大正から昭和にかけて、多くの画家や文化人が旧浦和市に住んでいた場所です。
「浦和アトリエ村」と言われて、注目されていた時期があったことを知っておくといいでしょう。
1923年、関東大震災以降、被害が少なかったさいたま市(旧浦和市)には、多くの芸術家、文化人が集まり、「浦和画家」と呼ばれていた時期があります。画家が特に多く集まり、アトリエを構えていたことから「浦和アトリエ村」と呼ばれていた時代がありました。
画家や彫刻家、詩人が多く集まり、2000年代以降も、多くの画家が居住している所として有名です。
そうした経緯から、浦和区内には現在「埼玉県立近代美術館」や「うらわ美術館」があり、「浦和画家」の展示もよく行われています。
2016年には、文化芸術都市としてのさいたま市を象徴する国際芸術祭「さいたまトリエンナーレ」が市内で開催され、3年ごとに芸術の祭典が行われています。直近では「さいたま国際芸術祭2023」も10月7日~12月10日の実施となっています。
洋画家、日本画家の多くの画家が多く住んでいた場所、また今も住んでいる場所として有名なさいたま市(旧浦和市)です。
洋画家の寺内萬治郎(1890年~1964年)、高田誠(1913年~1992年)、渡辺武夫(1916年~2005年)をはじめ、多くの洋画家、日本画家の名前が居住していたと言われています。洋画家として、代表的なのは倉田白羊、寺内萬治郎、奥瀬英三、林倭衛、須田剋太、瑛九、高田誠、杉全直、渡辺武夫、斉藤三郎、小松崎邦雄(高砂町)、塗師祥一郎などで、日本画では大橋翠石の弟子の三尾呉石などが浦和在住画家となっています。
まさに、芸術が盛んなアトリエ村となっていたと言えるでしょう。
そんな「浦和画家」の地であり、多くの画家がいた埼玉には、絵画の買取専門業者も多くなっています。さいたま市ゆかりの有名作家を買い取る業者もいます。
さいたま市で活躍した、希少性の高い絵画作品をはじめ、著名画家が描いた作品を出張買取している買取専門業者があっておすすめです。
「浦和画家」の作家の油絵や版画、日本画、掛け軸などの買取査定を強化している所も多くあります。「浦和画家」の作品を持っている人も多いでしょう。蔵や倉庫などにある場合には査定してもらうのにおすすめです。
例えば、埼玉県出身の洋画家「高田誠」の作品を高価買取している買取業者があります。「高田誠」の作品は、風景画が多く、独特の点描技法を風景画に取り入れていて、温かみのある色使いが人気です。代表的な絵画作品として、「浦和風景」「海の見える風景」「最上川の春」「妙高残雪」「浅間山」などがあり、「薔薇」「外房の花畑」など、身近な自然を描いている絵が人気です。
埼玉県民として持っておきたい作品も多くなっています。高額買取の機会に、売却してみるのもいい方法です。
また、埼玉県には多くの美術館があり、浦和区にある「埼玉県立近代美術館」には多くの作品が所蔵されています。埼玉県にゆかりのある作家の作品も多く「下村観山」「橋本雅邦」「藤田嗣治」「高田誠」「寺内萬治郎」「渡邉武夫」「クロード・モネ」「ピエール・オーギュスト・ルノワール」「パブロ・ピカソ」などの作品が多く所蔵されていておすすめです。
また、浦和区には「うらわ美術館」があり、「浦和画家」と呼ばれた画家たちの作品を多く所蔵しています。
例えば、「うらわ美術館」には「浦和画家」の洋画家で有名な「寺内萬治郎」の「楽器を持てる女( 1948年頃)」という作品が所蔵されています。
「寺内萬治郎」は、大阪に生まれ、東京美術学校西洋画科で学び、昭和9年に浦和にアトリエを構えた人物です。堅実な雰囲気のある婦人像が評価を得ていて、多くの後進も育てていることでも有名となっています。
「浦和画家」の有名作品を見てみるといいでしょう。
「埼玉県立近代美術館」には「浦和画家」の代表格の洋画家「高田誠」の作品「浦和風景(1929年)」などが所蔵されています。「雑木林のある風景」なども有名な画家です。現在の旧浦和市生まれの洋画家で、文化功労者、瑞宝章受章者を受賞しています。埼玉の美術文化に大きく貢献したとも言われている人物です。
「寺内萬治郎」に師事した洋画家「渡辺 武夫」の作品「老図書館長Tさんの像」「埼玉県立近代美術館」も「埼玉県立近代美術館」には所蔵されています。
このように、多くの画家が埼玉に在住していたために、様々な作品に触れることができる機会が多い埼玉県です。絵画の需要も多く、人気がありますので、高額買取が期待できる場所と言えます。
埼玉では画家も多かったことから、絵画を扱う買取専門業者も多くあります。骨董品店や美術品店などもたくさんありますので、多くの買取専門業者から選んでみるのがおすすめです。
絵画の買取実績が多く、多くの画家の作品を取り扱った買取専門業者があるため、高額の査定を付けてくれることも多くなっています。
そして、買取専門業者から、少し距離が離れている場合にも、出張買取や宅配買取があるため、絵画を買取実績が多い専門業者を利用することができるのがメリットです。
出張買取ならば、絵画をわざわざ持ち込む必要がなく、いろいろ見せることができ便利な方法です。また、宅配買取も最近では多くなっています。宅配便で無料で送れて査定がしてもらえるいい方法です。
「近くに絵画の買取専門業者がない」「絵画の買取実績が多い業者が少ない」「買い取ってもらえなかった」などと悩んでいる場合には、遠方でも積極的にこれらの買取方法を活用してみるのがおすすめです。
また、LINE査定を取り入れている業者もありますので、LINEで簡単に査定してもらえて便利です。
埼玉で、絵画を買取依頼する際のおすすめの買取専門業者について見てきました。埼玉には多くの有名画家の作品を扱ってきた実績のある買取専門業者がたくさんあります。その中から選ぶことができます。
また、多くの業者がありますので、買取実績や買取強化作品などをよくチェックして選ぶことがおすすめです。どのような絵画をよく買い取っているのか、高額買取をしているのかなどをチェックしてみてください。埼玉にゆかりの画家などの作品も高額買取をしています。
絵画の価値をよく理解している業者を選び、オークションなどを行っている業者や専門の鑑定士がいる業者を選んでみてください。
そして、埼玉で多くの買取専門業者があって悩む場合には、絵画の高額買取査定と売却に実績のある弊社にお任せ頂ければと思います。他で難しい作品、無名の作家の作品なども高価買取ができる場合がありますので、お気軽にお問い合わせ頂きたいと思います。様々な絵の種類を取り扱っていますので、埼玉での絵画の買取の際にはぜひお任せいただければと思います。