2024.11.22
作家名
2024.11.22
杉本博司(すぎもと ひろし)は、東京都台東区出身の日本の現代美術家です。
また、写真家、建築家、演出家でもあり、東京とニューヨークを拠点として今も精力的に活動を続けています。
国内でも海外でも高い評価を得ている作品が多く、これまで制作してきた作品は驚くような高値で査定・買取されています。
杉本博司の作品といえば写真が中心になっていますが、活動の幅が大変広いことでも知られています。写真を軸にしながら、演劇、彫刻、古美術、建築、インスタレーション、書道、執筆などの様々な分野で活躍しています。
杉本博司の作品は、メディアでも取り上げられる機会が多く、2021年放送の大河ドラマ「青天を衝け」では誰もが目にする題字も手がけています。
このように、多くの人が目にするテレビ番組でも紹介され、彼の作品はすでに多くの人の目に触れています。
幅広い分野で活躍する杉本博司は、これからも新たな作品が発表される度に注目され続ける優れた現代アーティストの一人といってもいいでしょう。
もちろん、杉本博司の作品を探し求めている方も年々増加しています。
世間で話題になれば、興味を持つ人が増えることから、高価買取される機会も増えます。
美術品としての価値も高い上に、知名度もありますので、安定した数の売買実績があります。
日本を代表する現代美術家である杉本博司は、日本以外ではニューヨークでも活動していることから、世界中に多くのファンがいます。
査定を依頼されれば、その人気の高さや優れた彼の実績に驚くことでしょう。
本記事では、杉本博司の経歴や作品の特徴を中心に、今現在の杉本博司の作品の査定・買取価格の目安や作品の価値についてご紹介します。
すでに杉本博司に興味のある方はもちろんですが、これから杉本博司の作品を集めてみたい、と考えている方にとっても有益な情報を提供していきます。
目次
杉本博司は、1948年東京都台東区出身の現代美術家です。
写真・彫刻・建築・演出など幅広い分野で現在も多才に活動している現代美術家です。
1970年に渡米して、ロサンゼルスのアート・センター・カレッジ・オブ・デザインで写真を学んでいます。その後、ニューヨークに在住しています。
杉本博司の代表作品には、「ジオラマ」「劇場」「海景」などがあります。
現代美術家としての杉本博司は、活動の幅が広いことで有名です。
例えば、演劇・古美術・建築・インスタレーション・書道・執筆などの様々な分野で活躍しています。
近年では、2021年に放送された大河ドラマ「青天を衝け」において題字も手がけているほどです。
神奈川県小田原市には、構想10年、設計・建築にも10年をかけた「江之浦測候所」が建設され、能舞台や展示室、茶室など様々な施設があります。
杉本博司の芸術・美術は、写真から始まりましたが、現在では古典から現代までの芸術品や演劇文化の伝承・保存、また普及や継承に力を入れるようになったからです。
重要な受賞歴としては、高松宮殿下記念世界文化賞、紫綬褒章、フランス芸術文化勲章オフィシエ受賞などがあり、さらに文化功労者にも選出されています。
杉本博司は、1948年に東京都台東区御徒町に生まれました。
幼少期には、夏休みに家族で伊豆に旅行することが多かったため、電車の窓からふと見た水平線の鋭さに感銘を受け、今はもう出会うことのない何万年も前の人も自分と全く同じ景色を見ていたのか、と子供ながらに思いを馳せていたそうです。
杉本博司は、1970年に渡米し、ロサンゼルスのアート・センター・カレッジ・オブ・デザインで写真を学びました。
1974年からは、ニューヨークに在住しています。
2021年になると、大河ドラマ「青天を衝け」にて杉本博司が題字を手がけたことで大変な話題となりました。
2017年になると、構想10年、さらに設計・建築に10年をかけた「江之浦測候所」を小田原市に開館しました。
この施設では、古典から現代までの芸術品や演劇文化の伝承・保存、また普及や継承に力を入れていることから、能舞台や展示室、茶室など日本の演劇や古典芸能などの様々な施設があります。
杉本博司は、すでに70代中盤に差し掛かり、人生の総まとめ時期に入っています。
これまでの素晴らしい実績が評価されたことで、数々の賞を受賞することになりました。
また、2017年には文化功労者にも選出されています。
杉本博司の代表作には「ジオラマ」「劇場」「海景」などがあります。
その中でも杉本博司らしい代表作と言えば「ジオラマ」シリーズでしょう。
「ジオラマ」シリーズは、ニューヨーク自然史博物館のジオラマを、カメラという「片目で見える世界」を通して見ると、まるで実物のように見える「錯視」を利用して撮影したシリーズのことです。
また、原始時代の生き物や古代の人間が、その場にリアルに存在するかのように見える写真でも有名になりました。
杉本博司の作品を語るうえで重要なポイントは、1960年代の前衛美術に大いに影響されたコンセプチュアルアートが多く、そこに流れるテーマは主に「時間」が中心となっているということです。
他にも、マダム・タッソーの蝋人形を撮影したユニークな「ポートレート」シリーズも、歴史上の人物が今もこの時代に生きているかのように撮影されており、時間を超えた錯覚を見る者に与える作品に仕上がっています。
代表作の一つ「劇場」シリーズは、映画が始まる前から終わるまで、劇場のスクリーンだけを2時間ずっと撮影し続けた作品です。
蝋燭が一本燃え尽きるまでを撮影したシリーズなどもあります。
こちらは、撮影された写真は静止画であるにも関わらず、そこには確実に「時間」というものが見えてくるから不思議です。
幼少期に大きな衝撃を受けた水平線を写した代表作の「海景」シリーズでは、鋭利な線ではっきりと隔たれた海と空を撮影し、特殊な方法でプリントしました。
この作品では、常に、過去と現在、そして未来へとつながる時間軸が存在することが暗示されていますが、幼少期に衝撃を受けた海の水平線の景色が杉本博司の作風の原点となっているのかもしれません。
杉本博司の作品を売買するにあたっては、写真を版画にしたものが一般に多く流通していることを知っておきましょう。
また、流通していない作品のほうは、パブリックアートとして制作された彫刻作品などのほか、舞台の演出や建築も手掛けています。
ニューヨーク時代には、日本の古美術を売る「古美術ギャラリー」を開設しており、民藝・古美術に関する造詣も深い人物です。
杉本博司は、現在も日本とニューヨークの両方を拠点に、幅広い分野で活躍を続けていくことでしょう。
杉本博司の買取価格情報の一部が公開されていましたので参考情報として紹介します。
杉本博司は、日本を代表とする作家の一人です。
すでに国内外で高い評価を得ています。
海の景色や劇場などの一連のシリーズが大変有名で、高価査定がつきやすくなっています。本人のサインと限定部数がある作品に関しては、100万円を超えるような評価ができる作品も多数あります。
杉本博司の作品は、日本、ニューヨーク以外でも世界中で高い評価を受けています。
知名度もありますので、どのような作品でもきちんと査定すれば、高値がつくことでしょう。
新しい作品が登場すれば、ますます高い価値がつけられるであろう優れた現代美術家です。
ここまでで初めての方にもわかりやすいように、杉本博司の経歴や作品の特徴についてご紹介してきました。
ここからはすでに杉本博司の作品を所有している方やこれからの所有を検討している方に向けて、高値査定や売却のポイントについてご説明していきます。
美術品等の査定買取を行う際に重要なポイントとなる点が、その作品や作家の知名度が高ければ高いほど、査定買取も高くなるという点です。
また、発売直後の作品になると、メディアの露出が増え、認知度や注目度が高まることから、多くの人々に注目され、一時的に査定額がアップします。
杉本博司といえば、知名度も高く、世界中からも高い評価が与えられている現代美術家といってもいいでしょう。
このような理由から、過去に手掛けた作品を所有している場合は、状態が綺麗かつ発売直後の良好な状態のまま保たれていれば、想像以上の高い査定結果になります。
違う角度から見ると、人気芸能人や海外セレブがアーティストの作品やグッズを愛用していることがわかると売却のチャンスになることがあります。
その理由は、「突然人気が上昇する」ことがあるからです。
過去にトレンドとなった作品や一世を風靡した作品は、発売からかなりの時間が経過している作品でも、再度注目が集まり高額査定がつけられることがあります。
杉本博司は、世界的にも評価の高い魅力的な現代美術家として知られています。
作品の売却を検討する場合は、各方面での情報に敏感になり、こまめにメディアやニュースなどをチェックしながら、売却の時期を見極める工夫が必要でしょう。
杉本博司の作品は、作品の数が少なく、希少価値の高い作品があるため、確実に高価買取されます。
作品のサイズや作品の内容によっても買取金額は大きく異なります。
もし、杉本博司作品の売却をご検討されていましたら、ぜひ弊社にもお声掛けください。
本記事では、杉本博司の経歴や作品の特徴、その作品の査定価格の目安と売却時の注意点について詳しくご紹介してまいりました。
「杉本博司」は、すでに国内外で優れた評価のある現代美術家です。
これから杉本博司の良質な作品を集めようと考えている方も、別のアーティストの作品が欲しくなって手放そうと考えている方も、杉本博司の作品を査定・売却を考えている方は、ぜひ弊社にお問合せください。