2024.01.24
アンティーク家具
2024.01.24
査定買取に関する
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みなさまは、不要な桐箪笥や、遺品整理の際に目についた桐箪笥などはないでしょうか。
もし、お手元の桐箪笥を売りたいとお考えであれば、
「どうすれば高く売れるだろう。」
「どのように売ればいいかわからない。」
「どの買取業者を選べばいいかわからない。」
このような疑問を抱えていませんか。
そこで今回は、桐箪笥を高く売るためのポイントやメンテナンス方法について解説します。
この記事を読めば、桐箪笥を査定する際に重要なポイントや桐箪笥を高く売るために必要なメンテナンス方法がわかります。
ぜひ最後までご覧ください。
本項目では、桐箪笥を高く売るコツを紹介します。
はじめに、高価買取されやすい桐箪笥の特徴として
・人気のあるメーカーのタンスであること
・伝統工芸師による作品であること
があげられます。
特に最近では、洋風の桐チェストなどが北欧インテリアと相性抜群のため、人気が高いです。
上記を踏まえて、桐箪笥を高く売るコツを5つ紹介します。
桐箪笥を高く売るコツの1つ目は、保存状況を確認することです。
古いタンスなどは、当時の金具でないと見栄えが悪くなる可能性もあります。
また、付属品の欠品などがあると査定額の減額対象になるため、付属品がある場合には、必ず一緒に査定に出しましょう。
桐箪笥を高く売るコツ2つ目は、日頃からメンテナンスをすることです。
桐箪笥に限ったことではないですが、傷や汚れがついている状態では、もちろん査定額に大きく影響が出てしまいます。
購入時の状態を保つためには、日頃のメンテナンスが重要です。
日頃のメンテナンスを行った上で、できるだけ購入時の状態を維持したまま買取に出すようにしましょう。
桐箪笥を高く売るコツ3つ目は、事前に買取情報を調べておくことです。
お手持ちの桐箪笥の買取情報を事前に調べておくことで、品物の状況にあった買取業者を探すことが可能となります。
事前に買取情報を調べておくことは、高価買取を行う上で重要であると言えるでしょう。
桐箪笥を高く売るコツ4つ目は、買取相場の目星をつけておくことです。
買取相場の目星をつけておくことで、お手持ちの桐箪笥が現在どのくらいの値段で取引されているのかを判断できます。
今売るべきかどうかの判断材料としても機能しますので、あらかじめ買取相場の目星をつけておくのがおすすめです。
桐箪笥を高く売るコツの5つ目は、複数の業者から査定を取ることです。
複数の買取業者に見積もりを依頼することで、買取金額の比較ができ、いちばん買取金額の高い買取業者を選べます。
単一の買取業者だけで判断すると、他の買取業者と査定額を比較できないため、かえって損をしてしまう可能性もあります。
納得のいく査定結果を得るためにも、複数の買取業者に見積もり依頼を出すことも念頭に入れておきましょう。
桐箪笥のさまざまな特徴と合わせて、以下の4つの方法について見ていきましょう。
桐箪笥のメンテナンス方法の1つ目は、乾拭きをすることです。
少なくとも月に1回は、表面の柾目を柔らかい布で木目に沿って乾拭きしましょう。
注意点としては、家具用のワックスや濡れ雑巾、化学繊維の雑巾を使用しないことです。
桐箪笥の特徴として防湿性がありますが、乾拭きを怠ってしまうことで表面にカビが発生することがあります。
カビの発生を防ぐためにも、定期的に乾拭きによる手入れをしましょう。
桐箪笥のメンテナンス方法の2つ目は、カバーをかけることです。
普段はなるべくカバーをかけておきましょう。
このカバーは油単と呼ばれるものですが、タンスを覆う長さの布のことです。
カバーをかけておくことで、シミや傷などの外的要因の発生を防ぐ効果があります。
桐箪笥のメンテナンス方法の3つ目は、換気をすることです。
湿気が強い梅雨時期や、湿気の多い部屋に桐箪笥が置いてあると、桐箪笥が外気の湿気を吸って膨張してしまいます。
桐箪笥の特徴のひとつに木材が歪みにくい点がありますが、湿気を吸って膨張すると、場合によって引き出しが開きづらくなったり、まったく開かなくなってしまうことも多いです。
桐箪笥が湿気を吸ってしまわないためにも、こまめに部屋の換気をしましょう。
桐箪笥のメンテナンス方法の4つ目は、定期的に中の衣類の陰干しをすることです。
梅雨時期や冬の期間などは湿気が多くなるため、なかの衣類の湿気が原因となり、タンス内部のカビの原因となります。
カビの繁殖を防ぐためにも、年に1〜2回はタンスの中の衣類を陰干ししましょう。
本項目では、桐箪笥の買取方法を3つ紹介します。
桐箪笥を買取に出す方法の1つ目は、専門業者へ買取の依頼をする方法です。
買取の方法は大きく分けて以下の3種類となります。
出張買取では、専門の鑑定士が直接自宅に出向いて、査定や買取を行います。
品物の持ち出しまで買取業者に任せられるので、大型家具である桐箪笥を自ら運ぶ手間や労力をかけなくて良い点がメリットです。
取引が成立すればその場で現金支払いとなります。
査定結果に納得がいかない場合は、買取を断ることも可能です。
また、桐箪笥以外の不用品も買い取ってもらえる場合もありますので、他の不用品もまとめて売りたいという方におすすめの方法といえます。
宅配買取は、忙しくて出張買取による時間を取れない方や、自宅に鑑定士を呼ぶことに抵抗のある方におすすめの方法です。
品物を梱包後、宅配業者に依頼して運送してもらい、後日電話やメールなどで査定結果が通知され、買取金額が指定された銀行口座に入金されるという方式がとられます。
しかし、桐箪笥のような大型の家具は、宅配買取の対象外となる場合や別途送料がかかる場合もあるため、事前に確認しましょう。
店頭買取は、品物を直接店頭に持ち込んで買い取ってもらう方法です。
予約不要で査定してもらえる店舗も多く、その場で換金まで済むため、桐箪笥をなるべく早く手放したい方や、取引を早く終えたい方におすすめの方法と言えます。
一方で、店舗までは品物を自ら運搬する必要があり、買取を断られてしまった場合や査定結果に納得がいかなかった場合には、再度持ち帰らなければならないので注意しましょう。
桐箪笥を買取に出す方法の2つ目は、フリマアプリ・ネットオークションを利用する方法です。
誰でも気軽に利用できることから、近年特に需要が高まっているフリマアプリやネットオークションを利用して、桐箪笥を売却する方法です。
出品から発送までを自身で行う必要があるため、それなりの手間はかかりますが、リサイクルショップなどに持ち込む場合よりも、高価で取引されることもあります。
また、インターネット繋がりでいうと、SNSや地元掲示板サイトの利用も効果的です。
SNSや地元掲示板サイトを利用する場合には、引き取り手に取りに来てもらうなどの対応を取ることで、送料や手数料がかからない点も魅力と言えます。
近年のレトロブームにより、桐箪笥に慣れ親しんでいない若い世代の需要もあるため、専門業者による査定の結果に納得いかないが不服な場合や、査定自体を断られてしまった桐箪笥をお持ちの方は、ぜひ一度利用してみるといいでしょう。
桐箪笥を買取に出す方法の3つ目は、寄付する方法です。
不要になった桐箪笥を、支援団体を通して国内の施設や発展途上国に寄付するという方法もあります。
寄付した品の活用方法に関しては支援団体ごとに異なりますが、寄付されたものは中古品として販売され、中古品の売上金で購入したワクチンなどを、発展途上国に寄付するなどの形態がとられていることが多いです。
寄付する場合でも、専門業者へ査定に出す際と同じように、ある程度の状態が保たれている必要があります。
また、寄付する際の送料は自己負担となりますので注意しましょう。
本項目では、買取不可能な桐箪笥に関して2つ紹介します。
買取不可能な桐箪笥の1つめは、人気のメーカーでない、または作家が作ったものではないものです。
ウォークインクローゼットなどの普及で桐箪笥の需要が減少している現代では、人気のメーカーのものでない場合や、安価な材質で大量生産されたものは買取を断られるケースが多いです。
すべての買取品に言えることですが、状態の悪いものは買取や引き取りすらも断られてしまうケースが多いです。
リペアやクリーニングが不可能だと、次の使用者が困るため無料での引き取りも難しくなります。
本項目では、買取に出せない桐箪笥の処分方法を紹介します。
買取に出せない桐箪笥の処分方法1つ目は、桐箪笥をリメイクして使用する方法です。
買取が難しい桐箪笥は、あえて処分せずにリメイクして再利用する方法もあります。
色を塗り直したり、部屋の雰囲気に合うデザインに変えたり、段数を変えて別の家具へリメイクしたりするなど、さまざまな用途で再利用できるでしょう。
自らの手でリメイクすることも可能ですが、リメイク専門業者へ依頼してリメイクしてもらう方法もありますので、思い出の品でどうしても処分できない場合などにおすすめです。
買取に出せない桐箪笥の処分方法の2つ目は、自治体で処分してもらう方法です。
試行錯誤したものの、結局桐箪笥をゴミとして処分することになった場合、一般的には自治体に処分してもらいます。
桐箪笥の大きさは粗大ゴミに該当しますので、それぞれの自治体のゴミ収集方法に沿って処分してください。
しかしながら、自宅からゴミ捨て場までの距離を考えると、移動も困難になる可能性が考えられますので、処分までの過程を計画的に行う必要があります。
買取に出せない桐箪笥の処分方法の3つ目は、自分で処理施設へ持ち込む方法です。
急いで桐箪笥を処分したい場合は、自分で処理施設へ持ち込む手段もあります。
注意点としては、車での搬入が条件となるため、車を用意できることが前提条件となります。
年末年始を除く、月曜日から金曜日であれば祝日でも搬入できますが、土曜日や日曜日は搬入ができないので、ご自身のスケジュールを確認しましょう。
買取に出せない桐箪笥の処分方法の4つ目は、解体して可燃ゴミに出す方法です。
粗大ゴミに出すまで待てない、自分で処理施設へ持ち込むのも難しいという場合は、桐箪笥を解体して可燃ゴミに出すという方法もあります。
しかし、桐箪笥の解体は普段からDIYなどで慣れている場合を除いて、不慣れな場合には重労働になりかねません。
特別な理由がない限りは解体する以外の方法で処分するようにしましょう。
買取に出せない桐箪笥の処分方法の5つ目は、不用品回収業者へ依頼する方法です。
回収には費用がかかりますが、どんな状態のものでも必ず回収してもらえます。
処分を急いでいる場合でも早急な対応が可能で、深夜でも対応している点がメリットです。
しかし、中には悪徳な業者も存在するため注意が必要となります。
不用品回収業者に必要な資格は以下の3つになります。
・一般廃棄物収集運搬許可：一般家庭から家具や家電、ゴミなどを回収するために必要な資格
・産業廃棄物収集運搬業許可：法人からゴミを回収するために必要な資格
・古物商の許可：回収した不用品を売ったり、リサイクル品の買取をするために必要な資格
悪徳な業者を避けるためにも、依頼の前には業者のホームページなどで必要な資格を所持しているかを確認しましょう。
いかがだったでしょうか。
桐箪笥は適切な業者に買い取ってもらうのが最善の方法です。
桐箪笥を高価買取するためのポイントとして、
・保存状況を確認する
・日頃からメンテナンスをする
・事前に買取情報を調べておく
・買取相場の目星をつけておく
・複数の買取業者から査定を取る
がありました。
桐箪笥は、防水加工が施されているなどの特徴はあるものの、日常的なメンテナンスを怠ることで、状態の悪化に繋がります。
高価買取を希望される場合には、日常的なメンテナンスを怠らず、桐箪笥をいい状態を保つように心がけましょう。
