2024.01.24
アンティーク家具
2024.01.24
査定買取に関する
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大阪において、絨毯（じゅうたん）の処分を考えている方々もいらっしゃることでしょう。
絨毯は重量もあり、処分に困っている方々も多いのではないでしょうか。
買取専門店で高額買取してもらえることもあるため、そのことも視野に入れて処分の方法を検討するといいでしょう。
今回は、絨毯を処分したいと思っている大阪の方々のため、記事を書きました。
この記事では、
について知ることができます。
ぜひ一読ください。
目次
絨毯（じゅうたん）と言えば、普段使いするものであり買取なんてしてもらうことができないと考えるのではないでしょうか。
かなり劣化しているものであれば、買取してもらうことができないモノもあるのも事実です。あらかじめ買取してもらうことができる絨毯とそうでないモノとの区別をしっかりつけておくといいでしょう。
大阪でも、お持ちの絨毯がペルシャであれば、高額買取してもらうことができる可能性があります。
素材はウールとシルクが主となりますが、ウール100%で織られているペルシャ絨毯は、目がとても細かくて、長く使用するほどに味わいや美しさが増していくような絨毯です。ペルシャにはアート的価値がありますが、それだけでなく保温性、保湿性に優れ、水や汚れに非常に強いという特徴があります。
また、数十年と長期間使用することができるため、大阪でも代々と大事に受け継がれていくものもあるでしょう。
高く買取される絨毯と言えばやはりペルシャだという思いは、大阪の方々もお持ちではないでしょうか。
ペルシャとは、金や宝石と並び世界三大財産といわれるくらい価値ある商品だと評価されています。既に歴史的にその価値が裏付けされているため、安心してコレクションに加えたいと思う方々も多いことでしょう。
ペルシャとは、一本一本地経糸に太いパイル糸を結び手織りで作られているイランの伝統的な絨毯のことです。紀元前7世紀のころには、既にイランの伝統産業として確立し、周辺国の宮廷において愛用されたことにより広く知られるようになりました。
他にも高級絨毯はあるのですが、そのようなものと比較して、ペルシャには目の詰まり具合に違いを見つけることができます。ペルシャは、まさに目が高密度な絨毯です。そのため、ホコリであったり、こぼしたジュース・牛乳などと言ったモノが生地の中に浸透せず、表面部分を軽くささっとお掃除するだけでお手入れが完了できてしまう大きなメリットがあります。
アンティークのペルシャであれば、大阪でも1,000万円～という買取額で取引されることがあります。
また、ペルシャにはいろいろな種類があります。こちらも確認しておきましょう。
エスファハン産のペルシャは、ペルシャの中でも、洗練されたデザインや、華々しい色彩がとても高く評価、クオリティーも高く、高額買取される可能性があります。
ただし、エスファハン産のペルシャでも、汚れてキズ、また、ヘタリがあれば、それだけ買取額は下がってしまいます。
コム産のペルシャも高級品として注目度の高い絨毯です。コムでは、新興都市ならではの伝統に捉われない新しいデザインを追求しています。中央にメダリオン（絨毯の中心に模様があり、周囲を左右上下対称の模様で囲い、４隅が同じデザインになっている）が配置されていないものが多くあります。
ナイン産のものも、絨毯の産地としてとても評価されています。派手ではない落ち着いた色合いのフラワーのデザインを特徴としてあげることができます。
ギャツベもペルシャの大きなカテゴリーの中のひとつとしてとらえることができます。
ペルシャとギャツベには、織り方の違いがあります。ペルシャ絨毯の場合、絨毯の毛が立たないペルシャ結び（一重結び）を手法として使用しています。一方でギャッベの場合、トルコ結びと呼ばれる二重結びを採用しています。それは、ギャッベを織っているカシュガイ族の女性がトルコ系民族であることが理由のようです。
メダリオンは、まさに紛れもないペルシャ絨毯の象徴と言っていいでしょう。また、植物の茎が二股に分かれるデザイン（アラベスク）もペルシャならではのデザインです。
ドーム形のモスクの天井を下から見上げたような模様もペルシャの特徴としてあげることができます。また、オールオーバーは、絨毯一面花柄やアラベスク（二股に分かれた鋭利な花文様）などがひしめき画面全体均質に処理した総柄のことを指します。
ペルシャはこのようにしてアート性をことごとく追求しているのですが、比較すればギャツベには、あくまでも遊牧民女性たちの素朴な感性がそのまま絨毯のデザインに反映されているかのような味わいです。
ギャツベは、あくまでも遊牧民たちが日常使用のために織った絨毯です。そのため、家族や動物、草木、身近な川や湖などなどの素朴な自然をモチーフにし、牧歌的であり、懐かしみを感じるような味わいがあります。
現在、大阪では中国緞通（だんつう）に対しても買取需要があります。中国緞通は、美術工芸品としても現在非常に人気です。
中国緞通は、厚みと浮き彫りの施しが特徴的で、しっかりお手入れをして管理することで100年以上も使用することができると言われるほど耐久性があり、それが大きな魅力となっています。
中国緞通のはじまりは、実はペルシャ絨毯を作る技法にあり、3,000年ほど前にシルクロードを経由してインドや中国に伝わったと言われています。よって、ペルシャ同様にして、地経糸に太いパイル糸を結んで一本一本カットしながら折り上げる方法をとりますが、中国緞通の方が厚みをもち、絵柄が浮き出て見える浮彫り加工がされています。
ペルシャ絨毯は色のコントラストが割とはっきりとした感じですが、一方で中国段通は淡い色合いが使用され、優しい風合いを感じることができます。
ウール製とシルク製の2種類があり、羊毛を使ったウール製の中国段通は、やわらかく、撥水性や吸音性、防汚性に優れています。シルクは、サラサラとした手触り感があり、ツヤツヤした光沢が魅力です。
大阪でどのような絨毯でも買取してもらうことができるのかと言えば、残念ながらそれはそうではありません。
既に解説したような絨毯であれば、高い価格で買取される可能性がありますが、買取してもらうことができないような絨毯もあります。
お持ちの絨毯が、新品同様のものであれば、既に解説したブランド産地の高級絨毯でなくても買取してもらうことができる可能性があります。
ただし、ブランド産地でない絨毯の場合は、やはり経年劣化が大きく価格に影響してしまうことになります。
ウールであったり、シルク、麻などと言った天然の使い心地のいい素材を使用した絨毯は、保存状態が良好であれば、高額買取してもらえる可能性があります。
ブランド産地以外の絨毯でも、もともと高額で購入した絨毯をお持ちの場合もあるでしょう。そのようなもともとの価格が高い絨毯は、買取額も高くなる傾向があります。
そのような絨毯を新品では高くて買えないから中古でも構わないという方々もいらっしゃることでしょう。現在、中古やリサイクル市場がとても発達しているため、中古のものでも問題ないという認識の仕方をしている方々がとても増えてきています。
絨毯に関して言えば、一般的にですが個性的デザインのものは、使う人を選んでしまうため、それだけニーズが狭くなってしまうことになります。
そのような絨毯が売れないということではありませんが、シンプル系のデザインの方が、買取の可能性は高いと考えることができます。
全ての絨毯が買取されるということではありませんので、やむなく他の処分方法を検討しなければならないこともあります。処分方法についていくつかご紹介していきます。
絨毯は、粗大ごみで処分する方法があります。自治体によって多少違う点もあるのですが、大阪市の処分方法は以下のような流れです。
①処理料金分の粗大ごみシールを購入し、絨毯に貼り付ける
②指定された日時までに絨毯を指定された場所に運びだす
粗大ゴミとして回収してもらう場合には高い料金がかかってしまうことになります。であれば、絨毯を切断して捨ててしまおう……という気持ちも出てくるかもしれません。
それでもOKはOKなのですが、絨毯の素材によって処分方法が違ってくる自治体もあるため注意が必要です。
また、新たな絨毯の購入をきっかけとして、そのお店に引き取ってもらう方法もあります。そのような引き取りサービスが提供されているかをまずはお店に確認してみましょう｡
配送の時に古い絨毯を引き取ってもらうことができるためとても楽に処分が出来ます。
いかがでしたでしょうか。今回は、大阪で絨毯を売りたいと思っている方々のため記事を書きました。
絨毯は、買取専門店に持ち込みすることで高額買取してもらえる場合があります。
ポイントはやはりブランド産地の絨毯であることです。特にニーズがあるのは、ペルシャです。そのような絨毯であれば、中古でもいいから欲しいと思っている方々が大阪にも大勢います。売れば、思わぬ高価買取額になるかもしれません。
弊社はペルシャ絨毯をはじめ、世界各国の高貴な絨毯を高価買取しております。お手持ちの絨毯を手放そうと考えていらっしゃる方は、ぜひ一度ご連絡くださいませ。
