2023.11.13

KAWS(カウズ)とは?これまでの経歴や主な作品の特徴、査定買取に関する役立つ情報をお伝えします!

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KAWS(カウズ)は、ニューヨークブルックリンを拠点に活動する現代アーティストです。

KAWSは、海外でも日本国内でも評価の高い作品を多数生み出しています。

これまで制作してきた作品はきちんと査定すれば、その多くが高値で査定・買取されています。

KAWSの代表的な作品といえば、目がバッテンが特徴のキャラクター「コンパニオン」です。

KAWSを紹介する際も「コンパニオン」によく似たキャラクターやモチーフが繰り返し登場していることから、KAWSを象徴する作品になっています。

KAWSの作品は、メディアでも取り上げられる機会が多いため、すでに多くの人がテレビ番組などで目にしているはずです。

KAWSの作品を探している方も年々増えています。

世間で話題になれば、KAWSが手掛けたものならどんな作品でも高価買取になる可能性が高まります。

美術品としての価値も高く、これまでも多数の売買実績があります。

世界に名を馳せる現代アーティスト、KAWSは、国内外を含めて世界中に多くのファンがいます。

査定して初めてその人気の高さにびっくりする方も多いようです。

本記事では、KAWSの経歴や作品の特徴を中心に、KAWSの作品の査定・買取価格の目安や作品の価値についてご紹介します。

すでにKAWSに興味ある方はもちろん、これからKAWSの作品を集めたい、と考えている方にとっても有益な情報を提供していきます。

KAWS(カウズ)とは

KAWSは、アメリカニューヨークを拠点に活動する現代アーティストです。

国籍は日本ではなく、アメリカです。

本名は、ブライアン・ドネリー(Brian Donnelly)です。

幼い頃からすでにグラフィティを始めていましたが、1990年代になって作品が多くの人に知られるようになり、知名度がアップしました。

KAWSは、スクール・オブ・ビジュアル・アーツで学んでおり、卒業生でもあります。

代表的な作品に目が×印になっているキャラクター「コンパニオン」などがあります。

現代アーティストとして、画家、グラフィック・デザイナー、彫刻家、トイ作家、ファッションデザイナー、ストリート・アーティストなどの顔を持ち、マルチに活躍しています。

KAWS(カウズ)の経歴

KAWSはアメリカニュージャージー州生まれ

KAWSは、1974年にアメリカニュージャージー州にて生まれました。

タギング(グラフィティで壁などに自分の名前を残す行為)で「KAWS」というタグを高校生の頃に使い始めました。

1990年代初頭には、ニューヨークへ移転した後に、ストリートでの活動を本格的に開始しています。

例えば、ビルボードや公衆電話ボックスなどに設置された企業広告に、落書きをするようにグラフィティを描き加えて改変して、違う意味にする手法「Subvertising(サブバータイジング)」を使った独自のスタイルを生み出し、ストリートアーティストとして多くの人の注目や話題を集め、自らの知名度を上げてきました。

スクール・オブ・ビジュアル・アーツで学ぶ

KAWSは、1993〜1996年までスクール・オブ・ビジュアル・アーツで学びました。

スクール・オブ・ビジュアル・アーツは、アメリカの有名美術大学です。

ビジュアルアーツの特徴は、「天才型」の教育をしている点です。

類まれなる才能があって、自分のスタイルを持った人が行くような大学です。

自由奔放にやらせてくれるからこそ、価値のある美術大学です。平凡な人が通う学校ではありません。

スクール・オブ・ビジュアル・アーツは、出来る人なら才能がものすごく伸びて開花し、各分野での有名人や成功者を輩出している学校です。

バウンティハンターとの立体作品を制作

KAWSの若い頃のエピソードでよく語られているのが、19歳の頃に日本でバウンティハンターと初めて立体作品を手掛けた時のことです。

バウンティハンターは、日本のファッションブランドです。KAWSとのコラボレーションによって生まれた限定版トイに大変な人気が出ました。

バウンティハンターとのコラボに限らず、メディコム・トイから展開される各キャラクターグッズは毎回完売するほどの人気を博しています。

KAWSは、ファインアート(純粋芸術)とトイブランドやファッションなどの商業芸術を両立させて成功させた人物であるといえるでしょう。

自らのウェブサイトで消費者へ作品を販売

KAWSは、2002年ぐらいから自らのウェブサイトを通じて一般消費者への作品の販売を開始しています。

自分の芸術作品や手掛けた商品などが多くの人の目に留まり、インターネットを通じて多くの人と接点を持つことができるようになりました。

エマニュエル・ペロタンの所属へ

KAWSは、その後2008年にエマニュエル・ペロタンに所属していますが、それまでギャラリーや美術界のシステムにはあまり詳しくなかったようです。

アメリカニューヨークだけではなく、日本や中国などにも浸透し、すでに馴染みが深くなったKAWSのトレードマークは、世界中で親しまれるようになりました。

KAWSは、フォートワース現代美術館や余徳耀美術館(上海)など、世界各国で個展、グループ展を開催しています。

現代を象徴するかのような中国・長沙市の国際金融センターには、「コンパニオン」と「BFF」の大型彫刻が設置されました。

KAWSは、アートに興味のなかった人へのアプローチが絶妙で、あらゆる場所や会場をアート空間として作り出し、多くの人を魅了し、高い人気を集めるようになっています。

KAWS(カウズ)の作風

KAWSの作品のモチーフとなっているキャラクターの多くは、1990年代初頭の頃に生み出されたものが多くなっています。

例えば、KAWSの代表的な作品である目がバッテンが特徴のキャラクター「コンパニオン」をはじめ、同じような具象的なキャラクターやモチーフが繰り返し使われています。

KAWSのキャラクターは最初から完成したものが登場しているわけではありません。

当初はグラフィティなど平面で描かれていたキャラクター達ですが、後にトイやバルーンなどといった立体作品へと発展していったからです。

その結果、アートとトイを融合したアート・トイの先駆者となって、ファッションとアートを橋渡しするための土台を築き上げたことで多方面からの高い評価を受けています。

KAWSの代表的なキャラクター「コンパニオン」もミッキーマウスを再構築したキャラクターだと言われています。

多彩な表現をするために、KAWSは、画家、グラフィック・デザイナー、彫刻家、トイ作家、ファッションデザイナー、ストリート・アーティストなどの複数の顔を持っています。

彼の創るキャラクター作品は、サイズは様々で、そのうえ、シチュエーションに応じてアルミニウム、木、ブロンズなど多種多様な素材が使われ製作されていることが大きな特徴です。

また、ビニールのフィギュア、オフセットリトグラフなどの複数芸術も積極的に製作しています。

特に代表作であるスカル顔に目がバッテンの関連作品は、高い人気を誇り、高価買取になることが多く、常に注目されています。

KAWSのオリジナル作品は大量に流通できないため、各作品の評価も大変高く、高価買取につながりやすいと言われています。

KAWS(カウズ)の作品

KAWSといえば、NIKEやユニクロとのコラボでも有名な既存のキャラクターデザインをアレンジし目をX(バツ)にしたデザインとその名称です。

ショッピングモールの店頭に始まり、オークションカタログ、美術館にあるショップにまで至るところにKAWSを彷彿とさせる作品が溢れています。

KAWSの作品は、世界中で高い評価を受けており、驚くような知名度もあります。

これからもますます高い価値が付けられるのではないかと予想できます。

KAWS(カウズ)の作品は査定・売却は可能なのか

ここまででKAWSの経歴や作品の特徴について詳しくご紹介いたしました。

ここからはすでにKAWSの作品を所有してる人やこれからの所有を検討している方に向けて、高値査定や売却のポイントについてご紹介します。

作品の発売直後

通常、美術品等の査定買取はその作品や作家の知名度が高ければ高いほど、査定買取も高くなります。

特に発売直後の作品は、メディアで取り上げられる機会も増え、認知度や注目度が高まり、査定額が大幅にアップすることがあります。

KAWSはすでに世界中から高い評価を集める現代アーティストです。

過去に手掛けた作品を所有している場合は、状態が綺麗かつ発売直後の状態のままなら、想像以上の高い査定結果になるでしょう。

メディアで注目されるとチャンス

人気芸能人や海外セレブがアーティストの作品やグッズを愛用していることが取り上げられると「人気急上昇!」といった状態になります。

過去にトレンドとなった作品なら、発売から時間が経過していても、再度注目が集まり高額査定がつきます。

KAWSは、世界的に評価の高い魅力的な現代アーティストです。

作品の売却を検討する際には、各方面でのメディアやニュースなどをよくチェックし、売却の時期を見極めてください。

KAWSの作品は、作品のサイズや作品の内容によっても買取金額は大きく異なりますが、作品の売却をご検討の際にはぜひ弊社にもお声掛けください。

まとめ

本記事では、KAWS(カウズ)の経歴や作品の特徴、その作品の査定価格の目安と売却時の注意点について詳しくご紹介しました。

「KAWS」は、すでに国内外で高い評価があり、現代アーティストとしての知名度も持ち合わせています。

これからKAWSの良質の作品を集めようと考えている方も、別のアーティストの作品が欲しくなって手放そうと考えている方も、KAWSの作品を査定・売却したい方は、ぜひ弊社にお問合せください。



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