2024.01.24
骨董品
2024.01.24
「骨董品の買取を岡山で依頼したい」「どんな業者がおすすめの買取業者なのかわからない」という人は参考にしてみませんか。
骨董品の買取依頼は、地方の買取業者に依頼するのがおすすめなのか、全国展開する買取業者がいいのかについても見ていきます。岡山の買取業者に持ち込むのにおすすめの骨董品についても紹介しますので、参考にしてください。
目次
まず「骨董品」とは何かですが、主に100年以上前に作られた物のことを言います。100年以上前に製造されたものを「骨董品」と言い、100年は経っていないものを「古美術」「古道具」「アンティーク」などと呼びます。
骨董品の価値は、希少価値や歴史的な価値などが魅力です。今は使用できなくなった貴重な素材や技術が用いられていて、手の込んだものになっているため高く評価されることが多いでしょう。
ただし、古い物すべてに価値があるわけではなく、それを求める需要があることで価値が高くなります。骨董品の中では、希少なもの、歴史的なもの、ファンやコレクターがいるものなどが、とても高価な価値があります。
どれだけ価値がある骨董品かどうかは、鑑定してもらわないとわからないことも多くなるでしょう。
岡山県は、古代「吉備国(きびのくに)」として有名で、備後(びんご)を除く備前(びぜん)・備中(びっちゅう)・美作(みまさか)からなっていました。「造山古墳」が造られるなど奈良時代に活躍した公卿・学者、吉備真備、和気清麻呂の出身地としても有名です。
また、戦国時代には現在の岡山市の大部分を占める備前で、宇喜多氏が「岡山城」を築城。城下町としても栄えています。また、江戸時代の備中では倉敷が交通の東西の要として、物流・繊維業の中心地として栄えるなど、歴史的にも時代時代で有名な場所となっています。
岡山県には様々な歴史人物もいて有名なため、岡山の土地にまつわる骨董品も様々なものがあります。
例えば、江戸時代後期の武士・医師・蘭学者の緒方洪庵や宮本武蔵は有名で、他に仁科芳雄、丸川松陰、山田方谷、津田永忠などの著名人が多くいます。こうした有名人にまつわる骨董品なども残っているでしょう。
また、備前焼の陶器でも有名な場所です。
岡山の買取業者で買い取られる品目は、歴史のある仏像や掛軸、西洋アンティーク、備前焼などもたくさん買い取られています。城下町のため、御茶道具なども多く買い取られ、古美術品も多く買取の実績があります。千茶道具、骨董品、古書、版画、掛け軸、絵画、額なども多く買い取っている業者が多いでしょう。
岡山県は備前焼の陶器の産地として有名です。備前焼は、最も古い焼き物「日本六古窯」の中に含まれている貴重なものです。「瀬戸」「常滑」「信楽」「越前」「丹波」「備前」が「日本六古窯」と言われています。
備前焼のルーツは、古墳時代とも言われ、古墳時代から平安時代に作られていた須恵器(すえき)の製法が変化したものです。鎌倉時代~桃山時代にかけて、現在のような形の備前焼ができました。
釉薬を使わずに、絵付けもせずに高温で焼く素朴な味わいが備前焼の魅力です。岡山県南東部に位置する備前市の伊部(いんべ)地区に備前焼作家の窯元や陶芸店が集まっていることでも有名です。
特に、岡山県出身の備前焼の陶工「金重陶陽(1896年~1967年)」が有名となっています。昭和初期までは、九谷焼や伊万里焼に押されて人気が低迷していましたが、昭和中期頃から備前焼を復興させたのが「金重陶陽」です。
「金重陶陽」が昭和31年に国の重要無形文化財保持者(人間国宝)に指定されたことをきっかけに、日本でも海外でも日本らしい素朴な備前焼が人気を集めます。「金重陶陽」が亡くなった後も、「藤原啓」「山本陶秀」「藤原雄」「伊勢﨑淳」などの人間国宝を輩出するなど、有名となっています。
現在では、伝統的な作風だけでなく、個性的な作品も作られるようになり人気です。備前焼は高温で焼き締めてあるため、丈夫なためすり鉢となります。また、内部が緻密になっているため保温力があり、凹凸があることから発泡するため酒器に使われたりしています。花瓶の花が長持ちするとも言われ人気です。
また、岡山県には、昭和レトロのアンティークな家具を扱う業者なども多くなっています。昭和20~30年代の昭和レトロなアンティーク家具や雑貨は人気も高く、扱う店も多く見られます。
岡山市や倉敷などを中心にレトロな雰囲気の家具や雑貨を中国地方などから買い取っている業者が多くあるのも特徴です。
レトロな雰囲気を持つ倉敷などの街並みとも合わせて、おしゃれな雰囲気の骨董品、アンティークを扱う業者も多い傾向と言えます。
骨董品の買取業者で、岡山でおすすめの業者の選び方についても紹介します。
城下町で歴史のある骨董品を扱う業者も多いのが岡山です。岡山で骨董品の買取でおすすめの業者の選び方としては、買取実績の多い業者をホームページなどから選ぶことが大切です。
骨董品と言っても、幅が広く、様々なジャンルの骨董品がありますので、どんな骨董品の種類を主に買い取っているのかをチェックするといいでしょう。
これまでの買取実績なども掲載されていますので、自分が持っている骨董品に似たようなものを多く買い取っているのかを確認することが大切です。
骨董品の買取を行う業者は、骨董品店や古美術品店、また骨董品の買取を長く行ってきている業者がおすすめです。
骨董品の主な種類としては、次のようなものが多く買い取られています。
・掛け軸、絵画
・陶磁器
・花瓶やガラス製品
・茶道具
・西洋美術や中国美術
・刀剣
掛け軸や絵画などの骨董品を持っている人は多いでしょう。コレクターも多く、有名作家のものを売るならば、高額買取となる可能性が高くなります。掛け軸は、最近では海外でも人気となっていますので、高く売れる場合があり、これらの買取を強化している業者に依頼するのもおすすめです。
茶道具の茶碗なども人気で、古いものや有名作家のものは高額買取です。美術品については、特に中国美術品の希少価値が高く、高額買取が見込めます。2007年に中国国家文物局により「1911年以前の中国美術品の海外持ち出しが禁止」となっていますので、規制前に美術品を持っていた場合には希少価値のため高額です。
さらに、刀剣も海外で日本文化が人気を集めていますので、高い需要があります。国宝や重要文化財として認められているもの、特別重要刀剣・重要刀剣ランクのものであれば高く売ることができます。
骨董品の買取を依頼する場合に「店頭買取」「出張買取」「宅配買取」の3つ方法があります。
近くの岡山県で買取を依頼する場合は、店頭に持ち込む方法もおすすめです。店頭に持ち込むことによって、どんなものが買取可能なのかを見せて直接聞けていいでしょう。買取に関する疑問なども聞くことができます。
「今買取を依頼するのがおすすめなのか」「もう少し時期を待った方がいいのか」なども持ち込むことによって教えてもらえるでしょう。
持ち込むと買取のための査定金額が出してもらえますので、それに納得した場合は買取を依頼するといいでしょう。もし、納得できない場合や時期を待ったりしたい場合、他に買取依頼をしたい場合もできておすすめです。
また、岡山県の骨董品買取業者に「出張買取」を依頼する方法もおすすめです。近い所ならばすぐに買取にきてくれることも多いでしょう。
また、出張料金は取られないことが多いのですが、近くの買取業者に依頼することで、その分買取査定額がプラスされる場合もあります。出張料金がほとんど必要ない場合は、査定額がアップする場合もあっておすすめです。
岡山県の地方の骨董買取専門業者に依頼することで、地元のニーズに詳しいのもおすすめです。例えば、備前焼などの骨董品の買取を積極的に行っている業者や地元ゆかりの骨董品を多くを買い取っている骨董品店や古美術品店があるでしょう。
備前焼のファンなどもいますので、需要がよくわかって、買い取ってもらうのにもおすすめです。
骨董品の買取業者で岡山でおすすめの業者について紹介しました。骨董品の買取依頼は、地方の買取業者に依頼するのがおすすめなのか、全国展開する買取業者がいいのか、わからない場合もあるでしょう。
岡山の買取業者に持ち込むのがおすすめなのは、近くで持ち込みやすいことに加え、岡山に関連のある歴史のある骨董品などが持ち込みやすい点です。
買取の際は、買取業者の選び方も考えることが大切で、実績があり、需要が多い所に買い取ってもらうのがベストです。
骨董品には、掛け軸や茶道具や陶磁器や花瓶、ガラス類、絵画、刀剣や家具など多くの種類がありますので、それぞれの骨董品の買取に実績のある業者に、鑑定や査定をしてもらうことが重要です。専門的に見てもらうことで高く査定してもらえることがあります。全国展開するリサイクルショップや一般の買取業者よりも、高く査定してもらえる可能性があるでしょう。
骨董品の買取に実績のある会社として、ぜひ弊社のような専門業者にお任せ頂ければ高価買取も可能です。
岡山で一度鑑定してもらいたい、買取依頼をしたいと悩んでいる場合は、弊社にお気軽にお問い合わせ頂き、ご検討願えればと思います。