2023.12.05

皿の買取は可能?有名ブランドや人気作家の皿の買取相場や業者選びは

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皿をたくさん集めているという人も多いでしょう。皿は、有名ブランドや人気作家のものは人気があり、買取依頼も可能です。

どのような皿がどのくらいの買取相場で売れるのか、また業者選びはどうしたらいいのかについて紹介します。使用済みやノンブランドの皿が売れるのかも参考にしてください。

買取可能な皿とは?ブランド皿や人気作家の皿と買取相場について

買取が可能な皿は、人気作家の皿やブランド物の皿が高く買い取られておすすめです。洋食器と和食器がありますので、それぞれにブランド物で人気のものをまず紹介しますので、参考にしてください。

歴史のあるブランド皿が多く、人気も高くファンもたくさんいるため高額買取が期待できていいでしょう。

洋食器のブランドで高価買取の皿

洋食器のブランド皿としては、次のような皿が伝統のある陶磁器ブランドとなっています。中には、陶磁器だけでなく、ガラス皿でも有名な「バカラ」や「イッタラ」「ラリック」などもあります。

・バカラ(1764年設立のフランスのクリスタルのラグジュアリーブランド)

・ウェッジウッド(1759年設立のイギリスの陶磁器、ボーンチャイナのメーカー)

・ロイヤルコペンハーゲン(1773年からのデンマークの陶磁器メーカーで王室御用達窯)

・マイセン(1710年設立のドイツの磁器メーカーで、西洋白磁の頂点に君臨する名窯)

・ヘレンド(1826年設立のハンガリーの陶磁器ブランド、ハンガリー帝室・王室御用達)

・ジノリ1735(リチャードジノリ)(1735年設立のイタリアの高級磁器メーカー「イタリアンフルーツ」が有名)

・エルメス(1837年創業のフランスのブランドで1980年代からテーブルウェアを展開)

・ティファニー(1837年ニューヨークで設立、ブルーボックスシリーズなどが人気)

・ミントン(1793年創業のイギリスブランド、王室御用達として人気のボーンチャイナ)

・イッタラ(1881年創業のフィンランドブランドで、元はガラス専門ブランド)

・アラビア(1873年のフィンランド陶磁器メーカー)

・ロイヤルクラウンダービー(1750年創業のイングランドのダービーにある磁器メーカー、高品質のボーンチャイナ)

・アウガルテン(1718年設立のオーストリアの陶磁器工房)

・ラリック(1888 年設立のフランスの高級ガラスメーカー、現在ではスイス所有の会社)

買取に人気のブランド皿と買取相場について

特に人気のブランド皿のシリーズについて紹介します。

・「ロイヤルコペンハーゲン」のイヤープレート

1908年に販売されたイヤープレートで1枚で30万円以上の高額買取価格になることがあります。

・「ミントン」のシュルズベリーシリーズ

金を盛りつけた豪華な装飾の「シュルズベリーシリーズ」は、買取価格相場が10万円以上の高額が期待できます。

・食器「アラビア」の24hアベックシリーズの皿

「アラビア」「イッタラ」などの北欧食器は人気で、買取相場は1枚2000円~3000円程度です。「24hアベック」シリーズは、映画に登場して人気となっているため、買い取ってもらうのにおすすめです。

・ブランド食器「ティファニー」のブルーボックスの皿

「ティファニー」のブルーボックスプレートのシリーズは、1枚1000円程度の買取相場です。結婚式の引き出物などでも人気で、ティファニーの象徴であるブルーボックスをイメージした皿は人気です。

・「エルメス」のブルーダイユールシリーズの皿

「エルメス」の皿は高額買取されることが多く、小~中サイズのプレートで1000~3000円前後の買取相場となっています。

和食器のブランド皿

和食器のブランド皿としては、次のようなブランドが古い歴史を持っていてファンが多くいます。

・大倉陶園(1919年設立の横浜市本社の陶磁器メーカー、「セーブルのブルー、オークラのホワイト」として人気)

・深川製磁(1894年設立の佐賀県有田町にある陶磁器メーカーで「深川ブルー」や透白磁が有名)

・源右衛門窯(1616年から続く有田焼の窯元で、古伊万里の美の創出を目指す)

・香蘭社(1875年創業で佐賀県西松浦郡有田町に本社や工場があるセラミックスメーカー)

有名作家の皿は高額買取

また、次のような有名作家の皿は高額買取です。

・「柿右衛門」

・備前焼の人間国宝「伊勢崎淳」の皿

他にも多くの有名作家がいるでしょう。

洋食器では、

・「ルネ・ラリック」

などが有名作家として高額買取となっています。

ブランド物の皿を高額買取してもらうための方法

紹介したような人気のブランド食器や有名作家の皿は、できれば箱も一緒に買い取ってもらうことが大切です。箱もきれいに保存されているならば、高額買取の可能性があります。

また、セットの皿などは揃えて売った方が高く買い取ってもらえます。買取を依頼する場合は、きれいにセットで箱に入れて売るといいでしょう。

アンティーク食器と呼ばれる皿は高額買取

ブランド食器の洋食器の皿でも、アンティーク食器と呼ばれる皿は需要が高い傾向です。

造形、絵付けなどが手作業で行われ、一点一点の技法が優れているため、現在の皿にはない芸術性、美術性と希少価値があって高額買取が可能です。

ブランド食器のアンティーク食器は、

・「オールドマイセン」

・「オールドバカラ」

・「オールドノリタケ」

と言われ、特に価値が高くなります。

和食器の骨董品も高価買取が期待でき、ブランド品でなくても高く売れる場合があっていいでしょう。次のような古い和食器が高価買取でおすすめです。

・「古伊万里」

・「古信楽」

・「古唐津」

骨董品として価値が高くなっておすすめです。

作家がわからないような皿でも、古い皿で価値があるものがあり、歴史的価値があるものもあります。

また、古い歴史的な中国・朝鮮古陶磁の皿などの場合は、1枚で数十万円の高額買取の可能性があります。

西洋アンティークな皿や古伊万里の皿の買取相場

アンティークな皿などは高く売れる可能性がありますので、相場を紹介します。

・西洋アンティーク・クイーンルイーズ絵皿(オールドノリタケ)

金彩で飾られた華やかなお皿や透かし彫りなどの繊細なお皿などは5万~10万円位となる可能性があります。食器ブランド「ノリタケ」が、昔海外輸出用として作っていた「オールドノリタケ」は、経年劣化もあっても高い傾向です。

・マイセンのコンポート皿

マイセンのコンポート皿の買取相場は5~8万円位程度です。1820~1885年頃に作られた皿で「ブルーオニオン」という有名なデザインが高価買取となっています。

・古伊万里の大皿

古伊万里の大皿は、諸大名・幕府への献上品として作られた歴史があります。10~15万円ほどの相場で買い取られます。1660~1680年代の江戸時代に作られた古伊万里の大皿は、骨董品的価値が高くておすすめです。

使用済みの皿は買取可能?

洋食器や和食器のブランド皿が人気で、高額で買い取られることを紹介しましたが、使用済みの皿が買取可能かどうかも見ていきます。

一般的には、ノンブランドの食器は、一度使用すると価値がないことが多いでしょう。

ただ、ブランド物や人気作家の食器は使用済の皿でも買い取ってもらえる可能性が高くておすすめです。希少価値があるもの、人気があって需要が高いものは、使用済でも買取依頼を一度してみてください。

ブランド物の皿の場合には5枚セットで1枚が割れたり、少し汚れていたりしても大丈夫な場合があります。10年以上前の皿や鑑定書や箱がない場合でも高額買取が可能なことがあります。

ノンブランドの新品の皿は買取可能?

ノンブランドの新品の皿は買取可能かどうかですが、状態が良く、セットの皿などの場合には、一式揃っていたり、箱もきれいな状態であったりするならば買い取ってくれる可能性があるでしょう。

意外と高価な査定が付くこともあるため、一度見てもらうのがおすすめです。

皿の買取業者選びについて

皿の買取依頼をする際ですが、陶磁器の買取実績のある専門業者に依頼するのがおすすめの方法です。陶磁器を買取品目にしている業者、骨董品店や古美術品店などを選ぶといいでしょう。

また、洋食器の場合は、洋食器が買取品目にあるのかを確認してください。「ブランド洋食器」「ブランド食器」を扱っている買取専門業者がおすすめです。

皿の買取依頼をして鑑定士に査定をしてもらうことが大切

皿は買取依頼をする際に専門的に鑑定士に査定してもらうことが大切です。皿の鑑定は、陶芸に詳しい鑑定士に見てもらう必要があります。

真贋の判定や価値のあるもの、ブランド物なのかや人気作家のものなどかをしっかり鑑定することができる専門の鑑定士に依頼することが大切です。

できるだけ陶磁器の買取実績が多い業者を探し、これまでの買取相場などがホームページに掲載されている場合は高額買取をしているかを確認することがおすすめです。

複数の業者に買取依頼をする方法もおすすめ

そして、どこに買取依頼をしたらいいのかを悩む場合は、複数の買取専門業者に依頼する方法がおすすめです。複数に買取依頼をして鑑定してもらい、査定額を比較するといいでしょう。

まとめ

皿の買取について紹介しました。高額買取されやすい皿は、ブランド物や人気作家の物です。歴史のあるブランド物の皿は、価値が高く高額で買い取られることも多くなっています。

洋食器、和食器がありますので、それぞれ専門としている業者に買取依頼してみるといいでしょう。

洋食器の場合は、ブランド物の食器を多く買い取っている業者に買取依頼してみてください。和食器の場合、古い物などは、骨董品店や古美術品店、また陶磁器を多く買い取っている業者に依頼してみるのがおすすめです。ブランド物や人気作家の皿など需要が高いものは買い取ってもらえます。

一方、ノンブランドの皿は状態がいいものやセットものでないと買い取ってもらえないこともあります。いろいろな買取専門業者に依頼してみてもいいでしょう。

自分ではなかなか判断ができないことも多いために、陶磁器などの皿の場合、買取実績のある専門業者にいくつか依頼してみるのがいい方法です。リサイクルショップや一般の買取業者よりも高く売れておすすめです。

陶磁器は、例え遠くても買取に実績のある業者に依頼するといいでしょう。出張買取や宅配買取もありますので、ぜひ弊社のような専門業者にお任せ頂ければと思います。

皿の買取依頼に悩んでいる場合は、弊社にお気軽にお問い合わせ頂ければ高額買取も可能となりますので、ぜひご相談ください。



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