2024.01.19

陶磁器の高価買取はについて 早期売却のコツや査定に関する注意点を解説!

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陶磁器は、古くからあり、大変長い歴史を持った品物です。

日本の話でいえば、縄文土器なども陶磁器の仲間です。

縄文土器は、なんと1万年以上前から作られていたという記録が残っています。

陶磁器は人々の生活に深く溶け込んでおり、この先の将来も道具としての高い価値のある品物として残っていくでしょう。

また、日本の陶磁器は、ヨーロッパなどにも多数輸出されており、欧米や世界中の異文化の中にあっても独自の存在感を放つ優れた美術工芸品としてもしっかりと認識されています。

また、陶磁器は趣味の分野でも上品で味わい深いものとして、趣味で陶芸を楽しむ方も増えています。

陶磁器は、ブランドや種類も多種多様です。

人気産地のブランド陶磁器は、高価買取が約束されています。

種類も豊富で、茶碗や花瓶のほか、皿、壺、徳利、ぐい呑みなどの陶磁器は、普段使いなどにも便利で高い人気があります。

この記事では、大切な人からの貰い物や、古くからお家の飾り物として大切に保管していた陶磁器の買取についての参考となる情報を提供しています。

初めて査定を行うと、びっくりするような値段がつくことがありますので、陶磁器の売却・査定をしたいと考えているなら、できる限り高値で買い取ってくれる優良買取業者を探しましょう。

今回は、下記のようなお困り事を解決するための情報提供を行っています。

「陶磁器買取店の選び方がわからない」

「この陶磁器の価値を知りたい!」

「高く売れる陶磁器の売却方法」

「高値で買取できる陶器は?」

「大量の陶磁器の処分方法」

本記事では、今現在、各種陶磁器をお持ちで、査定や買取を希望されている方に向けて、おすすめの売却方法、良い陶磁器買取店の選び方、高値で売れる陶磁器、査定時の注意点について解説します。

陶磁器を買取してもらう方法

陶磁器でも有名ブランドの品物で、高価な値段がつくと予想されるなら、各種買取方法の違いについてもしっかりと理解しておきましょう。

鑑定や査定を行う業者により値段も大きく異なるため、高価買取を期待するなら、下記で紹介している買取方法での売却・買取をおすすめします。

陶磁器の買取専門店や骨董屋

信頼できる知人に譲るといった方法もありますが、価値の高い品物は、専門家でなければ正確な判断ができないことも多いため、陶磁器の買取専門店での買取が最もおすすめできます。

特に故人のコレクション整理、生前整理などで残された多くの陶磁器は、場所の整理なども必要となり、本人にしかその価値がわからないことが多いからです。

リサイクルショップ・遺品整理業者

リサイクルショップは骨董品専門ではありませんが、不用品としての陶磁器の処分や買取を受け付けています。

実家の蔵や遺品整理で出てきた大量の陶磁器の処分も可能です。

全国規模で店舗展開しているチェーン店は、システムがしっかりとしており、トラブル発生時も安心です。

しかし、陶磁器の専門店に比べると、骨董品や美術品としての価値が低く見積もられ、多少査定額も低くなっています。

フリマアプリやネットオークション

個人同士の品物のやり取りを気軽に行うなら、フリマアプリやネットオークションがおすすめです。

自身で決めた値段で出品できるなど、自由に売買取引ができるメリットがあります。

しかし、ご自身で買い手とのやり取りを行う必要があり、手間がかかります。

また、購入希望者が見つかった後の発送作業も面倒です。

支払いや発送、品物の状態などでクレームが発生し、トラブルに発展することがありますが、ご自身で解決する必要があります。

フリーマーケット

定期的に開催されており、特定の会場に不要品を売りたい人が品物を持って集まってその場限りの店舗を開きます。

お客様と顔を合わせて取引ができ、商品の良さを直接アピールできます。

その場で品物とお金をやり取りすれば、送料も無料、発送する手間もかかりません。

ただし、フリーマーケットの出店には数千円程度の出店料がかかります。

複数の商品の運搬が必要で、持ち込んだ品物が思うように売れない場合もあります。

売れなかった品物は終了後持ち帰るしかありません。

良い陶磁器買取専門店の選び方

この章では、良い陶磁器買取専門店の選び方について解説します。

探してもいいお店が見つからない方にぜひ読んでいただきたいと思います。

買取エリアの広さ

骨董品や陶磁器は、買取エリアが広いほうが、販路も幅広く、高値で再販できるルートを数多く持つと判断できます。

また、陶磁器を店舗まで運搬するとなると、破損のリスクもあります。大量に処分すると、梱包や配送の手間もかかります。

できれば、ご自宅近くの店舗、出張買取エリア内にある店舗の中から優良店を探しましょう。

買取の実績数

買取実績が多いということは、これまで多くの陶磁器を査定してきた経験値が多いということです。

深い知識はもちろん、経験値も豊富なら、隠れた名品を見極める力もあります。

お持ちの作品が高額査定になる可能性も高いといえるでしょう。

さらに、お客様にご納得いただける説明と金額を提示でき、成約を勝ち取ってきた証です。

各買取店の買取実績は、公式サイトを見て、買取実績や掲載された写真や動画から確認できます。

幅広い販路を持つ

買取後の再販売においては、幅広い販路を持っている業者ほど、買取額にも反映され同じ品物であってもより高値査定をつけることが可能です。

売れる可能性のある販路とは、例えば次の通りです。

  • 買取品を購入してくれる顧客の存在
  • 売れそうな系列店舗に商品を回せる
  • 売れそうなジャンルのイベントへの出店
  • インターネットでの販売ルートの存在
  • 海外への販路

手数料が無料

各種手数料がかかると、売却代金から差し引かれ、手取り額が少なくなります。

手数料無料は、高値での買取に必要な条件です。

宅配買取では、振込手数料も無料であることを確認しておきましょう。

メールやLINEでの無料査定が利用可能

持ち出しや配送が難しい陶磁器は、メールやLINEなどを活用した写真や動画による事前の無料査定を活用しましょう。

短時間で結果がわかり、査定額やサービス内容の比較もスピーディーにできます。

また、全く作家名がわからない陶磁器でも、メールなどの簡易査定だけで高価査定がわかることがあります。

高値で売れる陶磁器

陶磁器を高く売るには、いくつかのポイントを知る必要があります。

実際には査定をしてみないと査定額はわかりませんが、ある程度の知識があると、改めて陶磁器を選ぶ際にもご自身で見極めができるようになります。

陶磁器は、美術品や工芸品としての価値が高いものなら、コレクターが喜んで購入します。

この章では、高値で売れる陶磁器について解説します。

有名作家の陶磁器

有名作家や有名ブランドメーカー製の陶磁器は無名作家の品物よりも評価が高くなります。

代表的な陶磁器の有名作家と代表作品を知っておきましょう。

酒井田柿右衛門濁手花文花瓶
河井寛次郎三色打薬茶碗
板谷波山葆光彩磁、青磁鳳耳花瓶
三輪休雪鬼萩茶碗、シルクロード碗
濱田庄司柿釉青流描角鉢
金重陶陽耳付水指、備前徳利
荒川豊蔵瀬戸黒水指、黄瀬戸茶碗

ブランドメーカー

陶磁器の有名なメーカーはブランド品として高い価値があります。

日本以外にも数多くのブランドが存在し、中古市場では大変な人気があります。

特に入手が難しい廃番モデルに注目してください。

マイセンリヤドロ
ウェッジウッドロイヤルコペンハーゲン
ヘレンドエルメス
アラビアイッタラ
ノリタケナルミ
大倉陶園香蘭社

有名産地の陶磁器

日本の三大陶磁器といえば、有田焼・美濃焼・瀬戸焼の3つです。

そして、日本六古窯(ろっこよう)といえば、備前焼、瀬戸焼、越前焼、丹波焼、常滑焼、信楽焼です。

愛知県の瀬戸焼は、千年以上の歴史があります。

優れた工芸技法

陶磁器に施された美しい装飾は、独自の優れた工芸技法なら、査定額が大幅にアップします。

絵付けや釉薬(ゆうやく)による装飾などの様々な種類があります。

人間国宝による陶器

人間国宝は、重要無形文化財の保持者として認定された人物のことです。

人間国宝認定の陶芸家が制作した陶磁器なら、数十万円〜数百万円もします。

買取対象の陶磁器の種類

陶磁器の種類は大変豊富ですが、買取対象になりやすい陶磁器は多少難ありでもきちんと値段がつきます。

お皿、おちょこ、徳利、盃、湯呑、ぐい呑、茶碗、壺、人形、花入、鉢、置物などが、買取店での主な買取対象です。

陶磁器を高く売るための注意点

陶磁器は売却タイミングや査定する業者によって値段が大きく異なります。

この章では、大切な陶磁器をできる限り高く売却するための注意点を解説します。

早めに売却すること

状態が良好だと査定額は減額にはなりません。

陶磁器は土を使用しているため、吸水性が高く、湿気の多い場所に保管しているとカビが発生して素材を傷めてしまうことがあります。

また、日光による日焼けや退色も査定額の減額になる恐れがあります。

このような経年劣化が進む前に早期に売却したほうがいいでしょう。

鑑定書・保証書や付属品

陶磁器を購入した時に付属していた箱(共箱)や付属品、鑑定書・保証書を査定時にも忘れないようにしてください。

付属品が査定額アップの要因にもなっているからです。

現状のまま売却すること

陶磁器は元々割れやすい品物です。

久しぶりに取り出してみると、破損や劣化により使えなくなっていることがあります。

このような場合、自分で直すと状態が悪化することが多いためご注意ください。

まとめ

本記事では、一般的な陶磁器の知識や買取・査定についての疑問点の解消、買取時の注意点などについて解説いたしました。

これからお持ちの陶磁器を売却したいと思っている方、査定・買取を検討している方は、この記事をご参考にしていただけますと幸いです。

もし、新しい陶磁器の購入のほか、不用の陶磁器の査定・買取を検討している方がいらっしゃいましたら、ぜひ弊社にもお問合せください。



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