2024.05.23
作家名
2024.05.23
名古屋市で、絨毯(じゅうたん)を処分して欲しいと思っている方々もいらっしゃるのではないでしょうか。
お持ちの絨毯は、買取専門店で、高価買取される可能性もあります。
その中でも特に買取需要が高いのは、ペルシャ絨毯であったり、ギャッベと呼ばれるものです。
みなさんは、ギャッベという名前を聞いたことがあるでしょうか。
今回は、ギャッベが名古屋において買取価値が高い理由を解説します。気になる方々はぜひ一読ください。
目次
「ギャッベ」という名前を、よく知らないという名古屋の方々もいらっしゃるのかもしれません。
ギャッベもペルシャ絨毯のことであり、ペルシャ絨毯の種類のひとつとして「ギャッベ」があります。
ペルシャ絨毯は、名古屋でも相当に高い価格で買取されることがありますが、ギャッベも同様にして高い買取価値があります。
「ギャッベ」という言葉自体、ペルシャ語であり、目が粗く、毛足が長い絨毯という意味あいがあります。イラン・イスラム共和国の南西部に位置しているシラーズ州あたりを遊牧するカシュガイ族、ルリ族ら遊牧民によって手織りされています。
ギャッベの絨毯には、高いクオリティーがあり、まさにその絨毯にしかないオンリーワンのデザインに魅力があります。ギャッベの虜になる方々は多く、名古屋のみなさんもギャッベのことを知れば知るほどもっと好きになるでしょう!
ギャッベの絨毯を欲しいという方々が多くいるため、買取専門店で高価買取が可能なのです。
ギャッベは、100%の自然の素材であり、すべての工程が手作りです。唯一無二の絨毯であるからこそ、限りなく希少価値があり、買取市場では高額買取がされています。
それは、現在も親から子どもへと受け継がれ、カシュガイ族らの生活に欠かすことができないアイテムなのです。ギャッベの絨毯に触れれば、そのようなシラーズ州あたりの風景も頭にイメージすることができるのではないでしょうか。
ギャッベには、完全にあらかじめ決められた絵柄であったり、設計図が存在しているわけでもなく、織り子たちがそれぞれ発想し、身のまわりに存在しているごくごく素朴な動物や、木々、花々や人々などと言ったものが、みずみずしい感性のまま絨毯の中に織り込まれているのです。
現在、名古屋市にはお子さんの育児で大変というお母さんもいらっしゃることでしょう。ギャッベの絨毯は、そのような家庭にもおすすめしたい、安心・安全に使用することができる絨毯なのです。
それは、ギャッベが、やわらかい羊毛だけを使用して織り込まれている絨毯であるからです。
また、ギャッベは自然の染料を使用して染めこんでいます。
ギャッベは、自然の草木から抽出した染料で染める草木染の絨毯です。科学染料であったり、揮発性有機化合物と言ったものは一切使わず、敏感肌やアレルギー性のお子さんにも安心です。
ギャッベを購入しようと思った時、皆さんの中には価格が高いと感じた人もいるかもしれません。しかし、何十年と長く使用することができる絨毯であるため、長い目で見れば非常にコストパフォーマンスが高い絨毯なのです。ギャッベを購入することは決してお金の無駄使いなわけではありません。
ギャッベは、通常、土足で使われる絨毯です。遊牧民たちが、生活のために使用していたため乱暴に使っても大丈夫なように、かなりの耐久性があります。
さらにギャッベの魅力は、使用すればするほど段々とやわらかくなり、私達の生活にもしっくりと馴染んでくれることです。
名古屋の人たちも、まるでお子さんの成長をあたたかく見守るような気持ちで、ギャッベと向き合うことができるのではないでしょうか。
また、ギャッベは、昼と夜の温度差が30℃にもなる厳しい自然環境の中で育つ遊牧羊毛を素材としているため、毛足が長く、コシがあって、しっかり脂分を蓄えている特徴があります。たくさん空気を含んだ羊毛は、冬の時期はポカポカあたたかいですし、夏場は、サラッと快適な使い心地があります。一年を通してギャッベによって快適な生活が保証されることでしょう。
絨毯ひとつで、こんなにも生活が満たされてしまうのです。ギャッベは、そのような意味で「魔法の絨毯」なのかもしれません。
ギャッベは、毛糸(パイル)を結んで、横糸を入れ何度も何度も打ち込みしています。この打ち込み技法によって、とても目の詰まった絨毯を作ることが可能になります。また、羊毛の細かいちぢれと相まって、細かいホコリなどは絨毯内面に入り込まず、表に浮いた状態となります。
さらに、遊牧羊毛は脂分をしっかりと維持します。この脂分が、簡単に汚れがつかないようにしてくれているのです。ギャッベの日々のお手入れは、普段しているお掃除のついでにササッと掃除機程度でOK、いつもキレイな状態をキープすることができます。
ギャッベはペットの爪でボロボロになるようなこともほとんどありません。ギャッベは手織りで織られた絨毯であり、トルコ織りの毛先は二本が対となり、引っかかりにくいメカニズムが作られているのです。
最近名古屋でもペットを飼う方々が増えていますが、そのような人たちのニーズに叶った絨毯がギャッベなのです。
名古屋でもペルシャ絨毯がいいとか、ギャッベがいいとか意見が分かれるように、それぞれの絨毯にはそれぞれの魅力があります。ペルシャ絨毯とギャッベの大きな違いは、簡単に言えばその用途と織りの密度にあると言っていいでしょう。
ペルシャ絨毯とは、そもそもペルシア、現在のイランで生産され続けている絨毯のことです。ペルシア文化であったり、アートを代表するとても優れた美術工芸品と言うとらえ方がされていて、大変評価されている絨毯なのです。
ペルシャ絨毯は、敷物として使用するだけでなく、壁飾りとして利用されているというパターンもあります。まさに、お部屋の最上級のインテリアとしても、充分に成り立つアイテムです。
ペルシャ絨毯は、絨毯の毛が立たないペルシャ結び(一重結び)という手法で織り込まれていきます。一方で、ギャッベは、トルコ結び(二重結び)です。
ペルシャ絨毯がアート性を限りなく求めているのに対して、ギャッベは、あくまでも遊牧民女性の素朴な感性そのままが絨毯のデザインに映し出されています。
密度のことを言えば、ギャッベも高密度を誇っているのですが、ギャッベと比較すればペルシャ絨毯の方が上です。正確にはノット密度でペルシャ絨毯はギャッベのおおよそ10倍もの違いがあります。ペルシャ絨毯を見れば、その漂わせる高級感や緻密さにあなたも圧倒されてしまうことでしょう。
ギャッベは、あくまで遊牧民たちが日常生活のために織った絨毯なのです。ギャッベも充分に緻密なのですが、それ以外のペルシャ絨毯にはない、自然をモチーフにした牧歌的雰囲気であったり、懐かしい親しみを感じることができます。
名古屋の買取専門店に持ち込みすれば、高く買取してもらえるギャッベもあり、少し買取額が下がるようなものもあります。そこにはどのような違いがあるのでしょうか。
ペルシャ絨毯ほどではないにしてもギャッベも充分、緻密な絨毯ということができます。ギャッベの中にもクオリティーの違いがあり、しっかりと織り込まれたものであれば、本来は30〜40年程度の寿命なのですが、100年以上保つものもあると言われています。
それはまさにペルシャ絨毯に匹敵、いえ、勝ると言ってもいいのではないでしょうか。名古屋にも、ペルシャ絨毯よりもギャッベがいいという方々は大勢います。特に名古屋市で高い価格で買取されているのは、上質なギャッベであり、中でも織りが細かいモノです。
織りが細かく目が詰まっているとなると、逆に固くてゴワゴワしているのでは?と思うことがあるのかもしれませんがギャッベはそうではありません。肌触りであったり、踏み心地の快適さは、丁寧にひとつひとつ手織りにより仕上げられた上質な絨毯であるからこそ成り立つことです。
名古屋でも上質な羊毛が使用されているギャッベには、高い買取価格がつきます。
羊毛には、冬はあたたかく、夏はさわやかという贅沢な魅力があります。一般的に羊毛と言えば、保温性が高いものであると想像される方々が多いでしょう。
ただし、羊が夏の間酷暑に死にもの狂いで耐えているのかと言えば決してそうではありません。余計な湿気を吸い取ってくれる調湿機能も備わっているため、彼らは夏は夏で快適に過ごしているのです。
ただし、ギャッベの絨毯だからといって、すべて理想としている羊毛が使用されているのかと言えばそうではありません。イランの山岳地帯にいる羊の毛であれば、ウールグリースと呼ばれる毛を守るための油分がたくさん含まれています。お持ちのギャッベの絨毯が、そのようなモノであれば、高価買取を期待することができるでしょう。
クオリティーの高いギャッベは、油分が抜かれていない上質な羊毛で織り、洗いの工程では幾度もトリートメントをかけ、丁寧に仕上げられています。
いかがでしたでしょうか。今回は、名古屋で買取価値の高いギャッベの絨毯について解説しました。
ギャッベの魅力をこの記事で知ることができたという方もいらっしゃることでしょう。
ギャッベも、ペルシャ絨毯同様にして、現在買取専門店で高価買取されています。
ギャッベは、寿命の長い絨毯です。現在普段使いしているようなギャッベも、高価買取される可能性があるため、ぜひ一度査定してもらってみてはいかがでしょうか。