2023.11.16

絵の買取はどうすればいい?おすすめの売却方法や査定時の注意点についての解説!

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絵画

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絵・絵画を初めて購入し、大切に飾っていたけれど、次の新しい作品が欲しくなってきたら、今所有している作品を手放さなければならないことがあります。

絵の場合は、買取や売却による方法で換金することができます。

その際、購入した値段よりも高く買い取ってくれる業者もあります。

できるだけ高く売るなら、信頼できる専門家に絵を査定してもらう必要があるでしょう。

この記事では、お持ちの絵画を初めて買取してもらうために、その手順や査定時の注意点について解説しています。

今回は、下記のようなお困り事のある方に向けての情報提供になっています。

「所有している絵の本当の価値を知りたい!」

「高値で買取りしてもらえる絵とは?」

「引っ越しや片付けで大量に処分したい絵がたくさんある!」

「おすすめの絵の買取業者の選び方」

このような問題を抱えている方や疑問を持つ方に読んでもらえると役に立つように書いています。

絵画などの美術品の収集が趣味で、コレクションを大切に保管している方は、新しい絵が欲しくなったら、別のコレクターに譲ったり、買取依頼を出したりします。

絵画を購入した時の当時の値段は、今現在の値段とは全く異なります。

売却前には必ず「査定」を行い、正しい現在価値を知る必要があるでしょう。

絵の場合は、大量に市場に流通していないため、お店が提示する買取価格が本当に正しいのか判断できません。

絵画の買取では、買取相場を調べるだけではなく、新たに査定を依頼しなければならないケースがほとんどです。

本記事では、絵の買取を検討している際に役立つ情報提供を行い、おすすめの売却方法や査定時の注意点など、絵の買取に関する様々な注意点について詳しく解説します。

昔から絵に興味のある方や、これから良質の絵を集めたいと考えている方に対しての有益な情報提供になっています。

絵の査定のポイント

この章では、絵の査定で高値がつくポイントについてご紹介します。

作家の知名度

作家の知名度が査定額に大きな影響を与えます。

誰もが聞いたことがあるような作家の作品は、コレクターも多く、人気もあり、買取実績や相場も形成されていることから、どこのお店で査定しても高値がつく可能性が高くなります。

例えば、クリスチャン・ラッセン、横山大観、アンディ・ウォーホルなどです。

また、有名作家のレプリカであっても、数万円の価値がつくことがありますので、諦めずに様々な買取業者に査定を依頼してください。

希少価値の高い絵

絵や美術品の価値は、作家が描いた本物だけの1点限定です。

レプリカや版画も高値査定になることがありますが、枚数が少なくなるほど値段も上がっていきます。

この世に残した作品数が少ない作家と作品数が多い作家とでは、残っている作品数が少ない作家のほうが査定額が高くなります。

さらに高値がつくのは、「未発表作品」です。コレクターが相場よりも高い値段で買い求めることが多く、破格の値段がつくことがあります。

最も勢いのあった時期の作品

作家の来歴も絵の価値に大きな影響を与えます。

同じ作家でも、若い駆け出しの頃、円熟期、晩年などによって、作風が異なり、当時の評価も全く違っていることがあります。

できれば、世間で最も評価されており、勢いのあった時期に描かれた作品を査定してもらいましょう。

その作家を象徴するようなモチーフや代表作品となると、かなりの高値で取引されているからです。

また、画家としての駆け出しの頃の作品よりも、晩年の作品のほうが技術が向上しており、高額取引されています。

需要の高いジャンルで時流に乗っている場合

物の価値を決めるのは、需要と供給のバランスによるものです。

絵も同様に考えることができ、需要が高い絵は、高価査定がつきます。

絵の相場が流動的なのは、トレンドにも左右されるからです。

知名度のアップだけではなく、作家や作品が有名な権威ある賞を受賞すると価格がアップします。

また、査定が高くなるジャンルもあります。

日本画、洋画、現代アートなどの様々なジャンルの中で特に高価査定がつくのは、絵画を含んだ「現代アート」です。

さらに、耐久性が高く長持ちする作品も高値がつきます。

例えば、耐久性の高い高価な画材、布などで描かれた絵画です。

鑑定と査定の違い

絵や美術品の価値を決める場合、「鑑定」や「査定」の2つの種類の確認方法があります。

査定は、買取業者で行われており、本物の絵の作品を市場価格で評価する作業です。

鑑定は、本物か、偽物かを証明するための手続きや作業です。

鑑定と査定は全く異なりますのでご注意ください。

絵を高価買取してもらえるお店探しのポイント

絵を買い取ってもらうには、相手となる「買い手」が必要です。

直接コレクターに売ることが難しいため、初めてのケースでは、絵画や美術品の買取業者に査定依頼を行った後に、買取してもらうかどうか決断します。

他の美術品と同様に、絵の高価買取でも業者探しが大変重要なポイントになっていますので、解説していきましょう。

事前査定がある

絵はすぐに売れるわけではありません。

複数の買取業者に査定を依頼する場合は、事前査定でおおよその相場や買取額を簡単に調べるようにしましょう。

一括査定などを利用できる場合もありますが、複数の買取業者からの事前査定依頼によって、お持ちの絵画作品がどのくらいで売れるのかがすぐに把握できます。

効率のよい事前査定で無駄な時間を使うことのないようにしてください。

また、事前査定なら即決する必要がなく、お断りするのも簡単です。

買取方法が選べる

絵の買取方法は、次の種類の中から選ぶことができるでしょうか?

  • 出張買取
  • 店頭買取
  • 宅配買取

最低限上記の3種類に対応していることが重要です。

また、絵のサイズの大きさや梱包・輸送の問題もありますので、よりじっくりと時間をかけた査定が可能で、その場で現金にできる出張買取がおすすめです。

査定には多少時間がかかりますが、手元に作品があることから出張買取は他の買取方法と比べると安心感が違います。

出張対応可能

出張買取が可能で、出張料や査定料などの各種手数料が無料であることが重要です。

作品のある現場や自宅などに直接訪問し、その場で査定・現金買取ができるからです。

査定依頼から入金までの時間が早い

査定価格に納得できれば、すぐに成約となり、その場で現金が手に入る方法が最も信頼できます。

しかし、宅配買取は、梱包や輸送の手間があり、作品が輸送中に破損してしまう恐れがあります。

しかしながら、じっくり査定してもらえるので、相場よりも高く、希望する価格で買い取ってもらえる可能性もあります。

後日指定の銀行口座入金といった方法は、初めての買取業者の場合は少し心配です。買取金額が高額になる場合は、買取当日に入金されるようなシステムのところを選ぶべきでしょう。

取り扱い商材の違い

買取できるジャンルは、日本画、洋画、現代アート、インテリアアートなどに幅広く対応していると、どのような作品でも査定を受け付けてくれるでしょう。

ただし、高値で買い取るような特定の作家の買取に強いお店は、よく探さないと見つからないかもしれません。

これまでの絵画の買取事例・実績などは、公式ホームページなどで確認できる買取業者が多いので、しっかりと確認しておきましょう。

絵を高く売るコツ

この章では、絵を相場よりも高く売るコツをお知らせします。

しかし、突然できることではなく、日頃から意識しておくような一般的なアドバイスとなります。

保管状態に気を配ること

絵は、描かれた当時のままの状態を維持しているなら、査定にもよい影響を与えます。

保存状態には細心の注意を払い、傷、日焼け、シミなどができないように大切に取り扱い、保管しておきましょう。

飾っていない作品で押入れに入れたままにしていると、大切に保管していたとしても、湿気によって保存状態が悪化しますので、保管場所にも十分に注意しなければなりません。

付属品があると査定にプラス

絵の購入時の付属品は全てそろっているでしょうか?

例えば、鑑定書、額縁、黄袋などです。

全てそろっていると査定額が減額されることはありません。

また、鑑定書は査定では非常に重要です。真贋の判定を行う場合に、鑑定書があるだけでも話がスムーズに進みます。

付属品がなくなってしまったら、きちんと探し、できるだけそろえて査定依頼を行いましょう。

まとめて査定すると高額査定

絵の買取依頼でも、まとめて査定を依頼すると高額査定がつく可能性が高くなります。

まとめて依頼すると、買取にかかるコストや手続きが減るため、査定額に上乗せしてもらえる場合があるからです。

絵の作品の査定・売却についての注意点

ここまでで絵の査定や買取の注意点などについて詳しくご紹介いたしました。

ここからはすでに人気作家の絵画作品を所有している方や、これから所有したいと考えている方に向けて、高値査定や売却のポイントについてご紹介します。

作品の発売直後は高額査定になりやすい

絵や美術品の査定買取においては、その作品や作家の知名度が高いと、査定額も高くなります。

特に作品の発売直後は、メディアに登場する機会が増え、認知度が上がるため、一時的に査定額が上昇します。

過去に手掛けた作品もそれに合わせるかのように高値がつくことがあります。

大手メディアで注目される時も売却のチャンス

知名度の高い人気芸能人や誰もが知る海外セレブが、人気作家の作品を所有していることが噂になることがあります。

「突然人気が上昇」して、査定価格にも良い影響を与えます。

また、過去にトレンドとなった同じ作家の作品も売却のチャンスです。

発売からかなりの時間が経過していても、再度注目されれば、再び高額査定になることもあります。

こまめにメディアやニュースなどをチェックし、売却時期を見極めてください。

作品の数が大変少なく、アートオークションに登場するような希少価値の高い作品は、確実に高価買取です。

作品のサイズ、作品のテーマや内容によっても査定金額は変わります。

人気作家の絵画作品の買取を考えている場合は、ぜひ弊社にもお声掛けください。

まとめ

本記事では、絵の買取はどうすればいい?おすすめの売却方法や査定時の注意点についての解説!と題して詳しくご紹介しました。

お持ちの絵の価値や査定額が気になっている場合は、信頼できる買取業者に査定を依頼してみましょう。

人気作家の良質の作品を集めている方も、別のアーティストの作品が欲しくなって手放そうと考えている方も、絵画作品の査定・買取を検討しているならぜひ弊社にお問合せください。



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