2024.05.23
絵画
2024.05.23
絵画の額縁を処分したいという時に、リサイクルショップに買い取ってもらう方法について紹介します。
額縁も高価なことが多いために、廃棄するのではなく、できれば買い取ってもらいたいでしょう。額縁の買取について見ていきますので、参考にしてください。
絵画の額縁の価値はどのようなものが価値があるのかを紹介します。
・アンティーク品の歴史のある額縁
・額縁の素材が価値があるもの
・とてもいい状態の額縁
・規格サイズの凡庸性のある額縁
・高級素材の額縁でサイズが大きな額縁
・現代と合うデザイン
アンティークな歴史のある額縁の場合には、高い価値のものがあります。古い絵画とともに購入した額縁や骨董品店で購入した額縁などは価値があることが多いでしょう。
中古額縁だとしても、骨董品的な価値のある額縁は買い取ってもらえる可能性があります。
額物の素材には様々なものが使われています。アルミやプラスチック樹脂やMDF(中密度繊維材)などの素材のものはあまり価値がありません。
一方で銘木と呼ばれる木で造られた額縁は、価値が高いものとなっています。希少価値の銘木で造られているというだけで価値が上がります。次のような木が銘木と呼ばれています。
・紫檀
・黒檀
・鉄刀木
・花梨
・屋久杉
額縁だけを空の額縁として売る場合は、額縁の状態がとても大切です。以下のものは買取の可能性がなくなりますので、注意が必要です。
・劣化していて見た目が汚い
・キズがある
・シミがある
・反ったり曲がったりして変形している。
・裏板に補強などの跡がある
・裏に何か書かれている
・絵を掛ける際の金具や紐などが裏にない
また、色あせは場合によっては雰囲気があると評価される場合があります。
いい状態を保つために、いつも乾いた布できれいに拭いておくことも大切です。また、額縁を保管しておく際には、湿気の少ない場所に保管しておかないと汚く変色する可能性がありますので、気を付けてください。
また、需要が高い額縁が高評価となりますので、凡庸性のある規格サイズの額縁の方が買い取ってもらえます。特に10号以下のF規格がおすすめです。10号以下の小さめサイズの絵画を飾る人が多いために需要が高くなります。
10号のF規格は、53×45.5㎝です。それより小さなサイズの額縁を売る方がリサイクルショップなどで買取を依頼しやすくておすすめです。
高級素材の銘木で作られた額縁などは、サイズが大きいものの方が価値が上がります。素材自体の価値がありますので、サイズが大きいといい素材がたくさん使われているということで、高額買取が期待できておすすめです。
額縁にも流行があります。現在は落ち着いた雰囲気のある額縁が人気のデザインとなっています。デザイン的に今人気なものや現代と合うデザインの額縁が高い買取となります。人気のデザインでないと、古臭さを感じたりすることがあるでしょう。
ただ、昔のデザインでも今の時代にマッチしているものであれば、買取の可能性もありますので、一度見せてみるといいでしょう。
額縁にも様々な種類、デザインがあります。様々な額縁が絵を引き立ててくれる効果があります。
額縁の中には、いろいろな装飾がされたデコラティブな額縁もあります。美術館に展示されているような歴史のある絵画や有名な絵画の場合などは、デコラティブな額に飾られていることも多くなっています。絵に、より風格が出て人気です。絵画に合った高級感のある額縁も好まれています。
また、銘木などで造られた木製の魅力がたっぷりあるシンプルな額縁も人気です。シンプルがゆえに、絵を引き立ててくれる雰囲気があります。
絵に合わせた様々な額縁の需要がありますので、華やかな装飾やシンプルな木の魅力がある額縁などは、需要が高くなっていいでしょう。
絵によっても額縁の種類が異なります。水彩画や版画、写真などの場合はあまり厚みがないため、「水彩額」「デッサン額」を使い、木枠に張ったキャンバスやパネルなどの油絵などの場合は縁幅の広い「油彩額」「油絵額縁」が使われます。
違いについてもよく知っておくことが大切です。
リサイクルショップで額縁は買い取ってもらえるのかどうかですが、額縁の買取実績のあるリサイクルショップをホームページなどから探してみるのがおすすめです。
リサイクルショップでは、多くの買取品目がありますので、絵画などの買取をしているショップを探すのがいい方法です。
骨董的な価値のある額縁ならば、骨董品店などに持ち込むのもいい方法ですが、アンティーク品でない場合は、リサイクルショップに買取依頼をするのもいい方法です。
絵画を買い取ってくれるようなリサイクルショップは、額縁も買い取ってくれることが多いでしょう。
ただし、銘木などの価値が高いものや、とてもいい状態のものでないと高く売れないことが多くなります。
リサイクルショップでは、絵画と一緒に額縁を売ることで買取価格が上がっておすすめです。絵と一緒に売ることで、額縁の値段も含めて査定してもらえるでしょう。
絵画の買取に実績のある買取専門業者や骨董品店、リサイクルショップなどに売却する場合は、額縁も一緒に買い取ってもらうのがいい方法です。
また、絵画の価値を知っている鑑定士や査定士がいるリサイクルショップなどに売る方法がおすすめです。絵画の査定経験が多い場合には、額縁の価値も良く知っているでしょう。
「どんな絵画にどんな額縁を入れるのが人気」ということがよくわかっているため、額縁の価値もきちんと評価してくれます。最近の人気の絵画サイズ、需要が多い絵画サイズの額縁を知っていますので、高めに買い取ってくれることも多いでしょう。
また、骨董品的な価値のある、額縁をきちんと評価してくれるリサイクルショップもあっておすすめです。古くても良い物という評価をもらえることで、高額で買い取ってもらえるでしょう。これまでの絵画買取の経験や、額縁買取の実績がある、鑑定士や査定士がいるリサイクルショップを探すことが大切です。
額縁を売る際は、まとめて複数の額縁を売る方法もおすすめです。そして、統一感のある額縁がたくさん揃っているならば、まとめて売ることで需要も高くなるでしょう。
また、様々なサイズの額縁があれば、買い取ってくれる可能性も高くなります。銘木でなくても、小さめのサイズでいい状態の額縁が多く揃っていれば、リサイクルショップなどで評価が高くなるでしょう。
多くの額縁の買取を依頼したい場合には、リサイクルショップに持ち込むのが大変でしょう。額縁は意外と重いものもありますので、そんな場合は、LINEで査定をしてくれるリサイクルショップもあります。画像をまとめて送るだけで、査定してくれておすすめです。どの位で買い取ってもらえるのかを気軽に査定してもらえていいでしょう。
また、出張買取に来てもらう方法もあります。買い取ってもらえそうならば、出張して実際に見てもらうのもいい方法です。
最後に額縁の買取相場について紹介します。額縁の買取相場は、素材やサイズによって異なります。貴重な銘木などで造られている場合は高く売れるのですが、通常の買取相場は次のようになります。
・リサイクルショップでの額縁の買取相場 数百円~数千円
ただし、アンティークな骨董品的な希少価値があるものであれば、希少価値があり、需要が高くなり高額買取となります。一度査定をしてもらうといいでしょう。
また、賞状を飾るような普通の額縁の場合には、リサイクルショップで1枚30円程度の買取結果となることや買い取られないこともあります。
リサイクルショップでも買い取ってもらえない場合には、ガラス付きの額縁の場合、粗大ゴミに出す必要があります。額縁は意外と状態がいいものが多いために、粗大ゴミに出すのはもったいなく感じますが、ガラス付きの場合は粗大ゴミに出してください。
ガラス付きでない木製は燃えるゴミ、金属製であれば不燃ゴミ、プラスチック製の場合は燃えるゴミか不燃ゴミとなり、住んでいる地域のルールに従ってください。
絵画の額縁の価値とリサイクルショップで買い取ってもらえるのかについて紹介しました。高く買い取りが行われる額縁は、どのような額縁なのかをよく知っておくことが大切です。古くてアンティークな価値のある額縁、銘木で造られた価値などは、古い中古の額縁でも高く買い取ってもらえるでしょう。
リサイクルショップでも、絵画の買取実績がある、絵の鑑定士がいる所ならば、高く買い取ってもらえます。
額縁の価値も絵画の価値と同じで流動的です。買取の際に、きちんと見てもらうことで評価をしてもらうといいでしょう。まとめて額縁を売ったり、絵画と一緒に売却したりすることで高く買い取ってもらえる可能性もあります。
リサイクルショップに売る場合も、様々なことを比較しながら、実績のある業者を選ぶことが大切です。
絵の買取査定と売却について悩まれる場合には、弊社は他で難しい額縁なども高価買取ができる場合がありますので、お気軽にお問い合わせ頂ければと思います。専門的に買取をしていますので、ぜひお任せください。