2023.11.20

鎧兜の買取は可能?人気のある種類や価値について紹介

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鎧兜

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人気の大谷翔平が被ったことでも有名となった日本の兜が海外でも人気となっています。海外での日本文化の人気とともに、国内でも日本文化を見直す動きが大きい傾向です。

鎧兜はとても貴重な価値がありますが、売却が可能かどうか、買取可能かどうかが気になります。人気のある鎧兜の種類や価値について紹介しますので、参考にしてください。

兜とは

兜は、戦いの際に頭を保護する役割だけでなく、装飾やデザインを凝らした奇抜なものもあります。敵を威嚇したり、力を誇ったりするためにも使われてきたと言えます。

様々な形やデザインがあり、有名な武将の場合には、合戦用、行軍用、儀式用と分かれている場合もあるくらいです。

そのため、形やデザインの種類も多く、歴史ファンや骨董品ファンがコレクションにして楽しんでいるという場合もとても多い傾向です。

時代ごとの兜の形を紹介!

時代ごとに戦い方などによって、兜の形が異なっていきますので紹介します。それぞれの形の違いを知ることで歴史を感じることができて興味深いものです。

平安時代には「星兜」

古い平安時代の兜です。兜本体の表面に鋲が突出していて、「星」と呼ばれるものが付いているのが特徴です。頭頂部には烏帽子で束ねた髪を出す「天辺の穴」が開いています。弓矢中心の戦いだったため、後頭部に「錣」(しころ)と呼ばれる板をぶら下げて防御をする形です。また、兜の横に「吹返」という部分があり、前からの矢が顔に当たらないように横が覆われているのも特徴です。

南北朝~室町時代には「筋兜」

南北朝~室町時代は、細長い薄い鉄板を縦に順に重ね並べて小さい平らな鋲で留めて、鋲頭を平らに叩きつぶした形の兜が特徴です。鉄板の重ね目(筋)だけを見せています。地上での太刀・薙刀の戦いが多くなったため、星の鋲をなくし、頭部に太刀・薙刀が当たっても刃が滑るような造りになっています。次第に筋の数の多い堅牢な「筋兜」が増え、最初は二十数枚が六十数枚になり、多いものは二百枚もあるものも登場しています。

室町時代末期の紀伊国雑賀の「雑賀兜」

紀伊国雑賀(現在の和歌山市)では、室町時代末期に「雑賀(さいか)兜」が生まれています。当時の蒙古や朝鮮の風合いの兜が制作されています。鉄砲をいち早く戦闘に取り入れていたことから、独自の軍事文化が作られたものです。

・室町時代末期~江戸時代には変わり兜

室町時代末期~江戸時代には、鉄でいろいろな物を作ったり、動物の毛皮や植物、貝、紙などを付けたりした「変わり兜」が造られているのも注目です。自己アピールも含めた変わり兜が人気となっています。

戦国時代中期には「突盔兜(とっぱいかぶと)」や「桃形兜」

戦国時代の中期には、それまでの頭形兜や筋兜・小星兜とは違う「突盔兜(とっぱいかぶと)」や「桃形兜」が制作されています。「突盔兜」は頭上が尖っているのが特徴で、「桃形兜」は桃の形をした兜です。

江戸時代の「厘劣り」(りんおとり)など

江戸時代になると、「変わり兜」他、室町時代末期や古式に似た形式のものが制作されました。「星兜」に似たもので、頭頂部になるにつれ小さな星になる「厘劣り」(りんおとり)が特徴となっています。

また、「筋兜」も技法が進化し、強い厚地の矧板が使用され、古式の兜よりも重量が重い傾向となっています。泰平の世となり、兜の実戦使用というよりは、装飾が主となっている兜が制作された時代となっています。

鎧とは

鎧についても詳しく紹介しますので、参考にしてください。鎧とは、戦闘の際に身体を矢や剣などの武器攻撃から防護する衣類・武具のことです。

鎧兜として、セットで着用され、鎧は胴や胸を守るのが目的で着用され、兜と鎧を合わせた武具一式が「甲冑」と呼ばれています。

時代ごとの鎧の変遷

鎧の形は、「大鎧」が上級の騎馬武者が着用するものとして発展していき、やがて少しずつ形を変えていきます。

平安時代以降「大鎧」

「大鎧」は、上級の騎馬武者が着用したものです。騎馬での弓射戦に対応して大きな鎧を着用したもので、重量はありますが、弓矢から身体を広く防御することができます。左胸に鳩尾の板があり、右胸の栴檀の板もあります。

平安時代末期には胴の腰元が裾広がりに

平安時代末期には、胴の腰元が裾広がりの豪壮な姿のものが登場しています。

鎌倉時代後期には腰がくびれる形に

腰がややくびれる姿に変わり、鎧の重量を肩のみでなく腰でも負担して、動きやすくする工夫されています。また、左脇の下に脇板が付くのも鎌倉時代ごろから付けられるようになっています。

南北朝時代以降「大鎧」は用いられず「胴丸」使用に

上級武者の胴丸使用が一般化すると、次第に実用品としては用いられなくなっていきます。上級武者の「胴丸」使用が一般化していったと言えるでしょう。

鎧兜の買取は可能?どこで買取が可能なのか

鎧兜の時代ごとの変遷を紹介しましたが、ここからは、どこで鎧兜が買い取ってもらえるのかについて見ていきます。

鎧兜は、趣味で集めている人と、五月人形を大切に持っている人がいるでしょう。

趣味で集めている鎧兜の場合は、骨董品としての価値があるものが多くなっています。

骨董品店などで買取取扱品に「武具(甲冑)買取」がある場合が多い!相場は?

骨董品店などで刀剣・日本刀などと一緒に買取取扱品に「武具(甲冑)買取」があることが多くなっています。

鎧や甲冑を売却する場合、鎧や甲冑を買取取扱品としてホームページなどに挙げていて、専門に買い取っている業者、実績のある業者、古物商や美術館などに売るのがおすすめです。

鎧、甲冑の価値に精通している、鑑定士、査定士がいるところを探して、買取依頼してみるといいでしょう。自分でオークションに出品する方法もありますが、確実に買い取ってもらう方法が便利でいい方法です。

そして、高額な兜や鎧(甲冑)などの買取相場は次のようになっています。

・戦国変り兜     400万円

・兜前立蟷螂     300万円

・早乙女家光六十二間筋兜 70万円

・尊霊甲  兜    62万円

・銭九曜家紋兜    30万円

・二つ引家紋前立兜  22万円

・明珍甲冑             20~50万円

・早乙女家久 甲冑  15~30万円

・時代甲冑            10~30万円

・甲冑(江戸時代) 15~20万円

・甲冑         5~10万円

どちらかというと、兜の買取を多く受け付けている買取専門店や骨董品店が多くなっています。また、鎧の場合は、甲冑としてセットで多く買取されています。また、甲冑の場合は、各武将ごとにマニアが多くいますので、甲冑の種類によって、買取価格が異なってくる傾向です。

兜や鎧(甲冑)の買取のポイント

兜や鎧(甲冑)の買取ポイントについて、まず見ていきます。次の点が高額買取かどうかのポイントですので、参考にしてください。

兜の立物の有無

兜の前方にある立物の装飾が買取のポイントです。立物がある兜は高額査定になる傾向で、立物の装飾によって、制作年代がわかって買取価格にも影響していきます。次のような鍬形の立物が多く用いられています。

・鉄鍬形(平安時代~鎌倉時代制作)

「雲龍文象嵌鉄鍬形」が有名で、長野県清水寺に所蔵されていて、国の重要文化財に指定されています。

・「長鍬形」(鎌倉時代後期)

「紅糸縅鎧」が有名となっていて、奈良県の春日大社に納められています。

・「木葉鍬形」(室町時代後期)

木の葉型の立物が特徴の兜で、あまり流通していないため希少価値が高いものです。

一般的に、時代が古い兜ほど高値で買取可能で、また室町時代の兜の場合は希少なため、高額となる可能性が高くなります。

また、江戸時代のものも本物であれば、高く買取が可能となっておすすめです。

兜や鎧(甲冑)の時代背景と流派の違い

その他に鎧兜の買取のポイントとなるのは「時代背景」と「流派の違い」です。兜や鎧(甲冑)が古いものであれば高価買取となります。

鎧(甲冑)の流派とは

甲冑の制作をしていた人気の甲冑師の場合、高額買取となります。

・明珍派(明珍宗介などが有名)

・春田派(奈良を拠点に制作)

・岩井派(奈良を拠点に制作)※徳川家康の当世具足を手掛け、江戸時代に有名になっています。

甲冑の買取には状態や付属品の有無が大事

甲冑の高額買取のためには、日頃から柔らかな布で擦るなどの手入れも大事です。また、メンテナンスのし過ぎで、擦り過ぎてキズを付けたりしないように注意してください。

また、甲冑の素材は鉄と革のため、湿度が高すぎると鉄がいつの間にか錆びてしまいます。また、湿度が低すぎても革がひび割れますので、湿度管理が重要です。

五月人形は人形として扱われることが多い

また、五月人形の鎧や兜は人形として扱われることが多くなっています。100年などの歴史がある古いものは骨董品的な人形として扱われるでしょう。また有名作家よって作られたものなどは20万円程度の高額となることもありますが、その他の場合は買取が難しい場合も多いことを知っておいてください。

まとめ

鎧兜の形の種類を紹介し、売買したい時に、買取依頼が可能かどうかについて紹介しました。鎧兜は、歴史的に変遷してきたもので、様々な形や種類があります。そのため、古いものは歴史的価値があって高額買取も可能です。

保存状態にもよりますが、買取専門業者や骨董品店に依頼してみるといいでしょう。また、一般的に五月人形は、買取不可もしくは有名作家などで20万円前後での買取が多くなっています。五月人形の鎧兜を売買したい時には、古いものであったり、また有名作家の物であったりする必要があります。

また、鎧兜を売りたい場合は、自分でも歴史や種類、作家名などを調べ、付属資料なども揃えておくことが重要です。価値をしっかり理解した上で買取を依頼するのがおすすめです。

また、弊社では、買取を依頼していただくと高額で買取することも可能です。買取が可能かどうかがわからないような鎧兜や五月人形なども高額買取の可能性がありますので、実績のある弊社にどうぞお任せください。

鎧兜を売りたいと悩んでいる場合には、ぜひお気軽に買取専門業者の弊社にお問い合わせ頂ければと思います。



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