2024.11.22
作家名
2024.11.22
空山基(そらやま はじめ)は、愛媛県今治市出身のイラストレーターです。
国内でも海外でも高い評価を得ている作品が多く、これまで制作してきた作品もしっかり高値で査定・買取されています。
空山基が有名な理由は、ソニーが開発したエンタテインメントロボットであるAIBOのデザインを手がけたことで知られる人物だからです。
空山基はイラストレーターなどで広告の現場でも活躍していた時期もありましたが、独立後は独特の作風のイラストがメディアでも多数取り上げられています。
多くの人が目にするメディアで紹介されており、知名度が高いだけではなく、世界的にもその作風が高く評価されています。
空山基は、これからも新しい作品を生み出す度に多くの人によって注目され続けるアーティストの一人といってもいいでしょう。
空山基の作品を好んで探している方が年々増えています。
世間で話題になることがあれば、さらにプラス査定がついて高価買取になる可能性があります。
イラストレーションであっても美術品としての高い価値がつけられていますので、これまでも安定した売買実績があります。
日本を代表するイラストレーター、空山基には、国内外を問わず彼の作品を愛するファンが世界中にたくさんいます。
初めて査定を行うと、想像以上の値がつき、その人気の高さに驚かされるはずです。
本記事では、空山基のこれまでの経歴や作品の特徴を中心に、空山基の作品の査定・買取価格の目安や作品の価値についてご紹介していきます。
すでに空山基に興味のある方はもちろん、これから空山基の作品を集めたい、と考えている方にとっても有益な情報をお伝えします。
目次
空山基は、愛媛県今治市出身のイラストレーターです。
広告代理店やフリーのイラストレーターとして着々と経験を積みながら、メタリックなイメージのロボットに女性のエロスを融合させた「Sexy Robot」で一世を風靡しました。
これまでも国内外で30冊を超える作品集を刊行していますので、書籍などから彼の作品をすぐに知ることができるでしょう。
また、作品だけではなく、デザインなどに興味を持つ人が多く、米国版「ペントハウス」誌でも特集されました。
さらに、コンセプトデザインを手掛けたソニーAIBOがスミソニアン博物館とMoMAのパーマネントコレクションに収蔵されています。
空山基の作品は、商業主義の枠を超え、美術的に優れた価値を持つものとして、世界的な評価を獲得しています。
また、ファッション業界でも知名度が高いことで知られ、同様に高い人気を誇っています。
空山基は、1947年に愛媛県今治市に生まれました。
空山基は、地元の高校を出て、1965年、四国学院大学文学部英文科に入学しています。
大学時代は英文学やギリシア文学などを学んでいます。
同時に、中央美術学園でも本格的な美術を学んでいます。
1969年、空山基は、大学を卒業した後、広告代理店に就職しました。
その後、フリーランスのイラストレーターとして独立し、本格的に活動するようになります。
1978年頃からは、「セクシーロボット」シリーズが登場し、このシリーズがきっかけとなってその独特の作風が世界的に知られるようになりました。
当初から好んで描いてきたエロティックなモチーフそのものは、一般的にはタブー視されるピンナップ(性的想像力を喚起させる写真のこと)でしかありません。
当時の空山基は、卓越した写実力を駆使して写真以上に写実的に描き表し、アンダーグラウンドシーンにいる多くの人々から絶大な支持を得ることができました。
本人曰く、
「絵が好きではあったが、それ以上に女性が好きだった」
ということです。
しかし、空山基がフリーのイラストレーターになった1970年代はピンナップが一般にも浸透し見慣れてしまった頃です。
そのため、通常のピンナップでは注目されません。
描く対象を“正統派”ではない、より過激でフェティッシュなものにしたからこそ、人気が出て、多くの人に認知されることとなりました。
広告業界に携わっていたことから、ディオールやディズニーなどのビッグブランドとコラボレーションしています。
また、ミュージシャンのザ・ウィークエンドやテスラ社のCEOイーロン・マスクも顧客になっていることで有名です。
1999年になると、ソニーが開発したペットロボット「AIBO」のコンセプトデザインを担当することになりました。
この作品によって、空山基は、グッドデザイン賞グランプリ、メディア芸術祭グランプリを受賞しました。
空山基の主要な作品といえば、エロティックかつメタリックな質感およびメカニカルな造形で女性を描いたイラストレーションがすぐに思い浮かびます。
メタリックな質感を出すのに、エアーブラシを使用しています。
日本だけではなく、世界的にも高く評価されており、美術品としての価値も十分にあります。
代表作「セクシーロボット」シリーズ(1978年〜)は、女性の人体美を、一見相反するかのような機械的なロボットに取り込んだ彼独自の表現であり、その後のロボットのイメージ形成に大きな影響を与えるという重要な意味を持っています。
また、ティラノサウルスやステゴサウルス、ラプトルなどを描いた恐竜ロボットシリーズも大変な人気です。
誰もが思い浮かべる空山基の最も有名な作品といえば、ソニーが開発したエンタテインメントロボットであるAIBOのデザインを手がけたことです。
音楽界では、エアロ・スミスのアルバム『Just Push Play』においてジャケットのアートワークを手がけています。
さらに、ディズニーとは、玩具会社トミーとタッグを組んでミッキーマウスのロボットフィギィア「FUTURE MICKEY」を制作しています。
このように、空山基のデザインや作品は、身近に手に入る一般商品にもよく採用されていることがあります。
いつのまにか気づかないうちに彼の作品に触れていることも多く、万人に好かれやすいと考えることができるでしょう。
空山基の買取価格情報の一部が公開されていましたので参考情報として紹介します。
空山基の作品は、世界中で高い評価を受けているだけではなく、ビジネスの各業界においても大変な知名度があります。
様々なブランドとのコラボレーションによって、自分のデザインや作品に触れてもらい、多くの方に受け入れられています。
DIOR(ディオール)、STUSSY(ステューシー)、ABATHING APE(ア ベイシング エイプ)、UNIQLO (ユニクロ)などとのコラボレーションが有名です。
さらに、近年のSNSの登場によって、インフルエンサーにもファンが多く、人気が一般層にも波及している点です。
こうした理由によって、空山基の新しい作品が出れば、間違いなく高額査定がつくと考えられます。
ここまでのご説明では主に空山基の経歴や作品の特徴についてご紹介いたしました。
ここからはすでに空山基の作品を所有している方やこれからの所有を検討している方に向けて、高値査定になる売却のポイントについてご紹介します。
美術品等の査定買取を行う場合は、その作品や作家の知名度が高いと、高額査定がつきます。
発売直後の作品は、メディアで取り上げられることが多くなり、認知度が高まって一時的に査定額がアップします。
空山基はすでに世界中から高い評価を集めるアーティストであるため、取引実績も多数あります。
過去に手掛けた作品を所有している場合でも、作品の状態が綺麗でなおかつ発売直後の状態のままなら、想像以上の高い査定結果になることが予想できます。
美術品は一点ものが多く、人気芸能人や海外セレブがアーティストの作品やグッズを愛用していることがわかると、知名度がアップし「突然大人気になる!」といったことが起こります。
特に過去に一度でもトレンドとなった作品なら、人々の記憶にも残っています。
また、新しい人にも認知され、発売からある程度時間が経過している作品であっても、再度注目が集まり、一時的に高額査定がつくことがあります。
空山基は、世界的に評価の高い魅力的なアーティストとして一般の方だけではなく、ビジネスの世界でも多くの方に知られています。
作品の売却を検討する場合は、このような各方面での情報に敏感になることで、特定の作品を探している方が多いことに気付けます。
普段からこまめにメディアやニュースなどをチェックしている方なら、売却の時期がわかるようになっていくでしょう。
空山基の場合も、作家自身が手掛けた作品は数が少なく大量に出回ることがありません。
また、希少価値の高い作品ばかりであるため、確実に高価買取となります。
しかし、作品のサイズや作品の内容によっても買取金額は大きく異なるため、空山基作品の売却をご検討の際にはぜひ弊社にもお声掛けください。
本記事では、空山基の経歴や作品の特徴、その作品の査定価格の目安と売却時の注意点について詳しくご紹介してきました。
「空山基」は、すでに国内外やビジネスの世界でも素晴らしい評価が与えられており、現代アーティストとしても成功を収め、高い知名度を持ち合わせています。
これから空山基の良質な作品を集めようと考えている方も、別のアーティストの作品が欲しくなって手放そうと考えている方も、空山基の作品を査定・売却したい方は、ぜひ弊社にお問合せください。