2023.11.16

絵画の買取のポイントを細かく紹介!これで高く売れる?

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絵画

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絵の買取を依頼したいと思っている場合に、買取が行われるポイントを知っておくことがとても大切です。

「高価な絵だったので、購入時よりも高く売りたい」「どれだけの価値があるのか、きちんと評価してほしい」という思う人は多いでしょう。

買取のポイントをよく知って、高く専門業者に買い取ってもらう方法がおすすめですので、参考にしてください。

絵画の種類とは

まず、絵画の種類について良く知っておくことが大切です。絵画には様々な種類があります。

技法によって次のように分かれます。

  • 油彩画(油絵)
  • アクリル画
  • 水彩画
  • 日本画
  • ペン画
  • コラージュ
  • 版画(リトグラフ)
  • シルクスクリーン
  • デジタル絵画

絵画の高額買取の6つのポイントとは

絵画の買取のポイントについてもまとめてみましたので、参考にしてください。それぞれに、買取側が大切にするポイントを押さえることで、上手く売買を進めることができていいでしょう。

絵画の買取のポイントは、オークションなどにかけて高く買い取りが可能かどうかなどもありますので、需要をよく見られます。

以前は需要があっても、今は人気がないという絵もあるでしょう。また、これから人気が出そうな絵というのもあります。そうした需要を考えた上で、買取が行われるのがポイントです。

最初の購入時の価格だけでなく、買い手の市場の動きもよく見られるのがポイントです。

買取の6つのポイント

  • 作家名
  • 市場での人気
  • 制作時期によって作風が変わる場合は制作年も大事
  • 絵画の希少価値
  • 絵の大きさ
  • 絵画の状態

6つのポイントについてそれぞれ紹介しますので、参考にしてください。

1.作家名が有名であること

絵の種類によって、それぞれに有名作家がいます。これらの作家の絵ならば高額で売れる可能性が高いでしょう。この他にも多くの有名画家がいますので、買取業者のホームページでチェックするのがおすすめです。

油彩画(油絵)

モネの「睡蓮」やゴッホの「ひまわり」、ルノワール「春のブーケ(春の花)」など多くの有名作家の作品がいて高額で買い取りされています。

アクリル画

「アンディー・ウォーホール」と「ロイ・リキテンスタイン」がアクリル画のポップアートの巨匠と言われていて有名です。インテリアとしても人気で、多くのファンがいます。

水彩画 

ターナーの「トラファルガーの戦い」、デューラーの「野ウサギ」、サージェント「ゴンドラでの昼寝」などの有名作品があります。

日本画

伊藤若冲の「菊花流水図」、伊東深水の「吹雪」、森山知己の「牡丹」などが有名です。海外のファンもいます。

ペン画

Joseph Clement Coll「A LEGACY IN LINE」、伊藤彦造の「忠臣蔵」、光宗薫の「刑天」などが有名です。

コラージュ

ラウル・ハウスマンの「美術批評家」、リチャード・ハミルトン「一体何が今日の家庭をこれほどに変え、魅力あるものにしているのか」、河村康輔の「no title」などが有名作品となっています。

版画

木版画や銅版画、石版画(リトグラフ)などの種類があり、江戸時代の浮世絵もこの技法で作られていて、歌川国芳の「相馬の古内裏」、葛飾北斎「富嶽三十六景」、棟方志功の「門世の柵」などが有名です。

シルクスクリーン

アンディ・ウォーホルの「キャンベルスープ缶」、草間彌生「かぼちゃ」、村上隆「flower」などが今も多くの人に人気です。

デジタル絵画

イラストから、コンセプトアート、アニメまでいろいろあり、Beeple「EVERYDAYS: THE FIRST 5000 DAYS」、MAD DOG JONES「REPLICATOR」、村上隆の「お花」などが有名作品です。

2.市場での人気

絵画が買い取られるかどうかは、市場での人気が大きくなります。絵の価値は流動的に変動しています。以前に人気だった作品や、今人気のある作品などがあるでしょう。オークションなどでは、そうした絵の価値がリアルに出ます。

また、有名画家の作品で古い絵の場合には、骨董品や美術品、工芸品としての評価が高くなっているのが特徴です。歴史があることで、人気や評価も高く、希少価値が高額買取となります。

3.制作時期によって作風が変わる場合は制作年も大事

画家によっては、初期と後期では画風が変わる画家もいます。どちらの画風の人気が高いのかも異なります。そのため、制作年も注目されます。

この年の作品は人気が高いなどがありますので、確認しておくといいでしょう。絵画が描かれた背景や目的なども考えられて評価されることも多くあります。

題材的にも、花を書いたものが高額買取になるなど、それぞれに注目される題材がありますので、知っておくといいでしょう。独創性があるのかなどでも買取価格に影響していきます。

4.絵画の希少価値

本画・肉筆画・原画は希少価値があるために高額買取となる可能性が高くなります。

例えば、浮世絵などの場合、木版を使った版画作品と浮世絵師が実際に肉筆で描いた「肉筆画」があります。「肉筆画」はオーダーメイドで作られたものとなっていて貴重です。原画と言えるものが高価買取となります。

また、浮世絵には復刻版とオリジナルがあり、歴史的価値に違いがあります。浮世絵は、江戸時代~明治時代初期にオリジナルの木版画が制作されました。一方、のちになって、オリジナルと同じ製法で復刻版が多く制作されていますが、歴史的価値はあまりないものと言えます。

そして、版画の場合には、シルクスクリーンなどで「エディションナンバー」というものがあります。作品の限定部数を表す数字です。分母が限定総部数で、分子にはエディションナンバー、「シリアルナンバー」が記されています。

主に、作品の左下に記入されていて、何部刷られているのかが分母でわかります。分母の数が少ないほど、希少価値のものとなり、高額となるため、業者に買取依頼する前にチェックしておくのがおすすめです。

5.絵画の大きさ

また、絵は同じ画家のものでも、大きさによっても一般的に価格が異なります。絵の大きさは、号数で言われています。一号がハガキサイズ程度で、六号がA3、百号がふすま一枚半程度の大作です。

絵の価格は、画家本人または契約画商と話し合って決められ、それぞれの号数当たりの単価に号数を掛けて計算されます。

例えば、号数の単価が5万円の画家の場合には、6号で30万円、10号の絵は50万円などと計算されます。4号以下の場合は割高の計算がされ、15号以上の大作になれば大きさの割に割安な設定が一般的です。

有名な横山大観の絵は数十万円からあり、大作で希少価値がある場合には高額となり、1,000万円の場合もあります。需要があれば、大きくても高く売れます。

6.絵画の状態

また、絵の状態も大切で、保管状態が良く、退色や変色、破れやヒビ、またカビやシミなどがない絵は高額査定となります。

保管する時には特に湿気や日光に注意し、暑い夏や冬は特に気を付けることが大切です。絵の表面が汚れないように、ガラス入りの額に入れることもおすすめです。

また、絵が傷んだからといって、勝手に修復しないことも大事です。自分で修復するとどんなに小さな修復でも価値を大きく下げてしまいますので、注意してください。そのままにしていた方が、価値が高い場合があります。

絵画の売却のポイント

絵の売却のポイントとしては、売却の時期をよく考えることが大切です。今、評価が高いのか、人気があるのかをしっかり確認しておくといいでしょう。

買取専門業者のホームページなどで、買取相場などが掲載されていますので、いつも確認しておくのがおすすめです。積極的に買取の募集が行われているものは高額買取の可能性も高くなるでしょう。

自社でオークションを行っている買取専門業者ならば、より敏感にそうした動きに対応して、高く買い取りをしてくれる可能性も高まります。

無名絵画を売るポイント

無名絵画は買取可能かどうかも気になる人も多いでしょう。無名の絵画の買取を依頼するポイントについても紹介します。無名絵画の場合は、需要があるようなもの、好まれるようなものならば売却することが可能です。

最近では、様々な絵を好む場合が増えているために、無名の絵でも売れる可能性が高くなっています。

・抽象画よりも風景画の方が売りやすい

・本画・肉筆画・原画は買い取り依頼がしやすい

・いい額縁に入ったもの

無名の絵で、日本画ならば本画(肉筆画)かどうかも大事です。また、買い取りが可能かどうかは、業者によっても異なりますので、できるだけ鑑定士がいるような業者に依頼する方法がおすすめです。似たような絵を買い取っている実績のある業者を探してみるのもポイントです。

買取専門業者に相談するのもおすすめ

また、絵画を売却する時期については、今売った方がいいのか、さらに歴史的価値が出るのかどうかなどがわからない場合もあるでしょう。自分では専門的に判断できないことが多くあります。

一度査定してもらって、市場の状況なども確認するのも一つの方法です。売り時についても相談してみる方法もおすすめです。

最近では、持込だけでなく、出張買取、宅配で送って買い取りしてもらう方法、LINEを活用したり、メールを活用したりする買取も行われています。簡単に査定をしてもらうことができますので、一度専門の買取専門業者に依頼してみるのがいい方法と言えます。

まとめ

絵の買取を依頼する際に考えたい、絵の買取のポイントについて紹介しました。高く買い取りが行われる絵画は、どのような絵なのかを知っておくことが大切です。有名な画家の作品や独創性のある絵画、人気で多くのファンがいる作品は、高額買取となる可能性が高くなります。

また、絵の価値は流動的です。買取のポイントをしっかり知っておくことが大切です。

そして、無名絵画でも高く買い取りしてもらえる可能性がありますので、鑑定士がいる所で査定してもらう方法がおすすめです。

絵の買取査定と売却について悩まれる場合には、弊社は他で難しい作品なども高価買取ができる場合がありますので、お気軽にお問い合わせ頂ければと思います。様々な絵の種類を専門的に見て買取をしていますので、ぜひお任せ頂ければと思います。



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