2023.12.04

買取でお悩みの古いかんざしをお持ちではないですか?

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古道具

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古いかんざしをお手元にお持ちのそこのあなた。買取をご検討されたことはございませんか?

当記事では、
古いかんざしの買取についてお客様にとって最高の条件をご案内するための秘策を伝授しています。
「かんざしの買取を検討している」「我が家にあるかんざしはもしかして、値打ちものかもしれない」とお思いのあなたへぜひチェックしていただきたい内容となっております。

かんざしとは

かんざしとは、かんむりの付属品の一つです。女性の髪にさす、日本の伝統的な装身具のひとつです。
一般には女性をより美しく見せるためのものとして制作されていますが、髪を束ねることを目的としたかんざしもあります。

和装小物のひとつとして捉えられることもあります。

かんざしの歴史

かんざしは日本の歴史に深く根付いています。
時代の流れとニーズによって、かんざしのあり方は変化してきました。
ここからはかんざしの歴史を流れに沿ってご紹介していきます。

かんざしの始まりと由来・縄文時代

かんざしの歴史を遡ると、なんと縄文時代に行き着きます。
当時の日本では、かんざしは魔除けの役割を果たしたと言われています。

古代の日本では「先が尖った1本の細い棒には、呪いの力が宿る」と言われていました。髪の毛にかんざしを挿して常に身につけることによって、お守りや魔除けの役割を果たしていたと言われています。

髪に挿すお守りである「髪挿し」という言葉の他に、祝いの場で髪に花や葉を飾る文化「花挿し」が名前の由来となって「かんざし」と名付けられたという説があります。
漢字で「簪」と書く場合もあります。

大陸文化の伝来でかんざしのあり方も変化・奈良時代

奈良時代ごろになると大陸からは様々な文化が伝わってきます。
大陸からの文化の影響を受けて、かんざしも形を変えていきました。
横長の形をした「挽き櫛」や、日本足をしたかんざしなどが登場するのはこの頃です。

安土桃山時代、江戸時代のかんざし

戦国時代になると髪を結うスタイルが主流となります。
そうして結った髪の毛にかんざしを挿し、おしゃれのアイテムとして使用されるようになりました。
江戸時代中期からは、家事や仕事の利便性のために髪を束ね始めます。
髪を1本に結んだ「下げ髪」、1本に結び先のほうを輪の形にした「玉結び」などが登場しました。

さまざまなかんざしの誕生

かんざしがより多様になるのは、日本髪の発達がきっかけです。
日本髪が発達することにより、女性たちはより多彩な髪型を楽しむようになりました。
女性たちのニーズに合わせて、様々なかんざしの種類が生まれ、再びかんざしは大ブームを巻き起こします。

かんざしの種類

ここからは、多様化したかんざしの種類を紹介していきます。

一本軸

最も主流なかんざしの形です。軸が1本で作られているかんざしのことを呼びます。

二本軸

Uピンのように2本の軸に分かれて髪に刺すタイプのかんざしです。
かんざしとしての強度は弱く、結ったお団子に固定しやすく、髪から落ちにくいところに挿すのが一般的です。

玉かんざし

玉飾りがついている一本軸のかんざしのことをいいます。
玉飾りには、とんぼ玉や、ガラス、ビーズなどをよく用います。

平打ちかんざし

棒の先に平らな飾りがついているかんざしのことをいいます。
飾りには漆塗りや、木材、べっこうなどをよく用います。

揺れものかんざし

棒の先端に長さがあり揺れるタイプの飾りがついているかんざしのことをいいます。
ちらちらと揺れる飾りが見どころです。
花や鳥のモチーフが揺れる「びらびら簪」も揺れものかんざしの一種です。びらびら簪は江戸時代に流行し、未婚の女性が使用するかんざしとされていました。

結びかんざし

棒の先端に、ねじり結びをした飾りがついているかんざしのことをいいます。

バチ型かんざし

三味線のバチを模したかんざしのことをいいます。二本軸で扇形をしているものがバチ型かんざしの主な形状です。

つまみかんざし

つまみ細工の飾りがついているかんざしのことをいいます。
小さく切った布をつまみあわせてモチーフを整形しています。繊細な手作業で作られるつまみ細工の見事さが魅力です。

古いかんざしの買取実態は?

かんざしに限らず古い和装小物は積極的に買取が行われやすい品物です。
理由としては主に2つあります。

1つは、着物姿を彩るために必要な和装小物は種類が豊富のため、買い集めたくなりがちであるということです。
より新しいものが欲しくなったり、増えすぎてしまったコレクションを処分しようという人が共にいます。需要と供給が共にあるのが古いかんざしを始めとした、和装小物の買取の特徴です。

さらに和装小物やかんざしには、種類が豊富であるという特徴そのものも買取が行われやすい理由となります。
人によって欲しいものや好みが幅広く分かれるかんざしでは、特別に人気なジャンルが狭くあるわけではありません。
よって、すべての古いかんざしに買取価値があるといえます。

種類豊富なかんざしの中でも、人気のメーカーや有名作家の作品であれば、本物でありつつも高価で買取をしてもらうことができます。

古いかんざしの買取業者を選ぶポイント

では実際に古いかんざしを買取に出したいと思った場合に、どのように買取業者を選ぶのが良いのでしょうか。
大切なかんざしを預けるのに相応しい買取業者の選び方をいくつか紹介していきます。ぜひ参考にしていただけましたら幸いです。

まずは比較をすること

初めに見つけた買取業者にそのまま古いかんざしの買取を依頼してしまうことは避けましょう。
まずはホームページを閲覧して見るのが良いでしょう。
その上で以下のポイントを参考に、古いかんざしの買取業者を選ぶことをおすすめします。

古いかんざしのおおよそ買取額

オンラインでおおよその買取額を提示している買取業者も多いです。
作家名やブランド名を挙げて買取実績をホームページに公開している買取業者もあります。
お持ちのかんざしを参照してみましょう。

電話での問い合わせも効果的です。
買取業者へ作品の概要を伝えれば、おおよその買取額を教えてもらうことができる場合もあります。

顧客満足度と口コミ

絵画買取業者を選ぶには、買取業者を外からリサーチしてみることも重要です。
ホームページばかりではなく顧客側の声をリサーチしてみると良いです。口コミサイトやレビュー、SNSのつぶやきなども確認すると良いでしょう。
顧客満足度の高い業者に絞ることで、よりあなたの満足いく絵画買取を成約させることができるようになります。

査定や買取の方法

古いかんざしの買取は持ち込みだけではなく、出張査定をしてくれる場合や、オンライン査定をお願いできる場合もあります。
郵送買取ができるかんざし、和装小物の買取業者も増えてきています。

実際に買取業者の拠点近くに住んでいない方でも、古いかんざしの買取を都心の大きな買取業者へ依頼することもできるようになってきているのです。

大切なかんざしを預ける絵画買取業者を選ぶ際には「ホームページの信頼度」「買取実績の確認」「口コミの確認」「査定や買取の方法」を中心にして買取業者を比較しましょう。
かんざしは繊細な品物ではあるものの、郵送で破損の心配はほとんどいらない商品です。古いかんざしの買取では、郵送での査定や買取を視野に入れることも充分に有効です。

あなたに都合の良いように査定や買取をしてくれる業者を選ぶことで、忙しい毎日でも古いかんざしの買取を無事に完了することができます。

古いかんざしを高く買い取ってもらうための工夫

いくら買取値の高い買取業者を選んだとしても、状態の悪いかんざしはやはり値段が下がってしまうものです。
かんざしを買取に出す際に気をつけるべきことは一体なんでしょうか。買取値を高くするための3つのポイントを紹介します。

買取値を高くする基本①できるだけ状態よく保管する

日頃からかんざしの保存状態を万全に整えましょう。汚してしまったり、破損をしてしまわないよう気を配りましょう。

買取値を高くする基本②付属品は一緒に保管する

かんざしに付属品はあまりないかもしれませんが、説明書きや、仕舞う時の専用の箱がある場合は一緒に保管しましょう。
メーカーや作家の名前が書かれているものがあれば品質を保証することができ、より買取値をあげることができるかもしれません。

買取値を高くする基本③季節ものは時期を見分けて買取に出す

かんざしをはじめ和装小物には、シーズンがあります。四季だけではなく、年中行事のいつに適したかんざしであるのかを知っておくのは買取において有効です。
買取に出す時期に気を配っておくことで、より満足することのできるかんざし買取を実現できるようになります。

まとめ 古いかんざしの買取は弊社にお任せください!

当記事でかんざしの買取について解説しています。
かんざしとは和装小物の一種で、主に女性が髪に挿しておしゃれを楽しむためのものです。日本に古くからあるかんざしは、日本の歴史に根強く関連しています。
時代や用途によって用いられるかんざしは異なります。

現在ではさまざまな種類のかんざしがあり、好みやスタイルに合わせて自由にかんざしを選んでコーディネートするのが一般的です。そのため、全てのかんざしに興味を持つ可能性のある顧客がいます。

かんざしは、とても買取が盛んに行われる品物です。
特にメーカーや作家が判明しているものは高価買取が実現しやすいですが、豊富なデザインが魅力のため、どんなかんざしにも高価買取の可能性があると言えるでしょう。
一般の方には分かりずらいかもしれないかんざしの魅力や違いを見極め、相応しい額を提示するためにはリサイクルショップよりも美術品買取業者がおすすめです。

弊社は美術品に特化した買取業者です。もちろん和装小物やかんざしもお取り扱いいたします。

お手持ちの古いかんざしについて査定をご検討中の方は、ぜひお気軽に一度弊社へご連絡をいただきたく思います。
かんざしの状態を見極め、ご満足いただける買取を実現させていただくためお話を伺います。
古いかんざしの査定や買取についてお悩みでしたら、ぜひとも弊社にお任せください。



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