2024.01.24
アンティーク家具
2024.01.24
引っ越しのタイミング以外にも、お部屋の模様替えなどで古い家具の処分にお困りではないでしょうか?
数十年前に購入した高級家具も今では傷みが激しくなり、汚れも落ちなくなっている状態かもしれません。
不要になった古い家具もきちんとした査定ができる家具専門の買取店で査定を依頼すれば、思った以上の値段で買取してもらえる可能性があります。
何も考えずにゴミとして捨てるのはもったいないでしょう。
新しい家具を買う際には、古い家具の処分や下取り、買取などをよく考え、オトクになおかつ安全に処分する方法を選択してください。
古い家具を処分する場合は注意する点があります。
大型家具の処分では、買取をお断りされたり、別途処分費用が請求されたりすることも多いため、処分方法や買取するお店はよく比較検討したうえで選ぶ必要があるということです。
そこで、この記事では古い家具をできるだけ高く買取してもらうことを前提に、必要となる大切な情報を提供いたします。
美術品やインテリアが趣味で、古い家具をコレクションとして集めている方も多いため、廃棄処分するような家具であっても、アンティークで美術的な価値のある品物なら、美術品や骨董品として買い取ってもらえる可能性もあります。
古い家具のことを知らない方は、信頼できる買取店を見つけて買い取ってもらいましょう。
購入時に高額だったブランド品なら、数十年以上経過すれば、逆に値段が上がっている可能性もあります。
売却を検討しているなら、一度「査定」を依頼し、本当の現在価値や正しい家具の相場を知るようにしてください。
古い家具は、お店が提示する買取価格が本当に正しいのかどうか、素人にはわからないため、複数の専門業者に正式な査定を依頼してよく比較検討することも重要です。
本記事では、古い家具の買取に関する情報、高値査定ができる家具の買取業者の選び方、売却・査定時の注意点、買取相場の情報などについて解説していきます。
昔から古い家具に興味のある方はもちろん、これから古い家具を集めたい・売りたい、と考えている方にとっても有益となる情報を提供します。
古い家具の査定は大変難しく、通常の家具やインテリア用品と同様に取り扱われる場合は、リサイクルショップなどで引き取ってもらうしかないでしょう。
高価買取が期待できる古い家具は、骨董品や美術品としての価値が認められる品物になります。
しかし、良心的なリサイクル店であれば、他店では値段がつかない家具でもいくらかの値段で引き取ってもらえる可能性があります。
大きな家具は、移動させるだけでも運搬費用や諸経費などがかかってしまいますので、処分にあたっては慎重に行動する必要があるでしょう。
しかし、100年以上前に制作されたような古い家具が残っていて、保管状態が良ければ、高値がつく可能性が高くなります。
価値のある古い家具は、骨董屋や美術商などにも人気があり、高値で査定で買取しているからです。
そこで、この章では買取されやすい古い家具についてご説明します。
特に人気のある古い家具といえば、海外製のヴィンテージやアンティークの家具です。
製造された当時よりも高い値段で販売されているのをよく見かけますが、今では高級家具、高級インテリアとしての地位を確立しています。
ヴィンテージは製造から100年未満、アンティークは製造から100年以上経過したもので、希少価値の高さや骨董的な価値の高さから、アンティーク家具はびっくりするような値段がつけられています。
このような海外製の古い家具は、優れた美術品や工芸品としても認められており、なおかつ歴史的な価値も併せて評価されているからです。
また、当時制作された家具は、職人の手作業による繊細な装飾が施されており、大量生産できないものばかりです。
さらに、高級木材としてオーク材、マホガニー材、ローズウッドなどが贅沢に使われています。
このような古い高級家具が今も立派に現役として使えるために、海外製のヴィンテージやアンティークの家具は非常に人気があり、買取店でも高値で買い取りしています。
古い家具の中では、和箪笥や座卓、文机などの日本製の和家具は古ければ古いほど価値が高くなり、古くなっても丈夫で現役での利用が可能です。
さらに、骨董的な価値のある老舗の和家具で大切に使われてきた品物なら高価買取されるのも当然です。
昭和レトロ家具も案外人気があります。
伝統的な重厚感のある家具とは少し異なりますが、懐かしさを感じさせるものです。
昭和を感じさせるインテリアを好む人々が増えており、一定の需要があることから、買取でも高めの査定額がついています。
ただし、買取店や品物によって値段の評価が大きく異なるため、必ずしもアンティークのような高額査定がつくわけではありません。
昭和レトロ家具を専門に取り扱う家具の買取店なら期待する査定額で買い取ってもらえるでしょう。
海外製のアンティーク家具の買取相場なら、数万円〜数十万円です。
日本製の場合は、海外製のアンティーク家具の買取相場よりも高くなることはありません。しかし、老舗の有名ブランドの和家具なら海外製のアンティークと同様の値段がつくことがありますので、わかる範囲でご紹介していきます。
岩谷堂箪笥は、平安時代を起源とする日本の古い家具の代表的存在です。
伝統工芸品としても認定されています。
岩谷堂箪笥であるかどうかは、検査済証などのシールが貼られていることを確認してください。
買取相場は次の通りです。
伝統工芸品にも認定されている仙台箪笥は、その歴史も古く、明治時代からは欧米向けに輸出されてきたこともあり、海外での知名度もあります。
海外向けは高級品が多かったせいか、豪華絢爛な箪笥が多く、装飾も意匠性が高いことから、他の和家具よりも高値で買取されています。
仙台箪笥の買取価格相場は、1〜4万円です。
状態が悪い製品、小物で装飾のシンプルな製品は、1万円未満です。
桐箪笥は、シンプルなデザインに人気があります。
防虫や防湿、防火などの各種機能に優れ、衣装箪笥として長期間しっかりと利用可能な実用品です。
しかし、一般的な桐箪笥の買取相場はかなり安くなっています。
桐箪笥の買取相場は、千円〜4万円前後です。
買取額が高くなるのは、「総桐箪笥」です。
「総桐箪笥」は、素材が全て桐でできています。
現在では、桐箪笥の中では最高級品で、総桐以外の箪笥は高価買取していない、といってもいいでしょう。
総桐箪笥以外では、伝統工芸品や有名メーカー品、匠の手掛けたオリジナル製品なら、一般的な桐箪笥の買取相場を超える値段がつくことがあります。
海外製のアンティーク家具は、高価買取が期待できます。
そして、特に「英国アンティーク家具」は、多種多様な様式が存在する上に、高級品も多く、日本でも安定した人気があります。
英国製のアンティーク家具で使用されている素材は、高級なオーク材やウォルナット、マホガニーなどです。
日本のインテリアにもよくなじみ、お店やお部屋に採用されることが多いため、たいていは高価査定されています。
一般的な英国製アンティーク家具の買取価格は次の通りです。
1万円〜
また、意匠が凝らされた装飾家具なら、新品で100万円以上の価格で販売されているため、買取価格も高めで数十万円〜といった値段がついています。
アンティーク家具の中でも、実際に王宮の場で使用されていたような高級家具は、希少価値が高いだけではなく、美術的にも歴史的にも相当価値の高い品物になります。
使用する家具はもちろん特注で、王宮ごとに全く異なる材質、デザイン、独自の装飾が施された高品質な家具ばかりです。
王宮で実際に使用されていたことが証明できれば、歴史的な価値が認められ、びっくりするような値段がつくことがあります。
もし本物の王宮のアンティーク家具なら、数百万円以上の値段の査定額で買取してもらえるでしょう。
中古家具では、人気ブランドの家具なら買い取りでも歓迎しています。
ブランド価値が高いのは、イタリアのブランドです。
引っ越しなどで要らなくなった重たい家具を買取店に持ち込んで査定をしてもらったとしても、運が悪いと買い取ってもらえない場合があります。
古い家具の買取でも、買取不可となることがありますので十分にご注意ください。
買取してもらえない代表的な家具といえば「再販不可」の家具です。
「どんなものでも買い取ります!」という有名なリサイクルショップや買取業者であってもNGです。
その理由は、場所の問題、メンテナンス代などの保管費用がかかること、運搬費等の諸経費を差し引いても赤字になってしまうことなどです。
このような古い家具は、買い取りを断られてしまったり、逆に高い処分費用を取られたりすることがあります。
諦めて、素直にお住まいの自治体のゴミ回収サービスを利用したほうがいいでしょう。
高級家具であっても、商品として価値が見込めないほど消耗している場合は、買い取りできません。
中途半端に古い家具の場合、デザインが現代流行の好みに合わず、新モデルが登場し人気がなくなっています。
状態がよくなければ買い取り拒否されてしまいます。
組み立て家具は、新品でも低価格で販売されているものが多く、すでに商品価値がありません。
一度組み立てた家具を、もう一度解体して組み立てても、枠の歪み、ネジの破損などで全く使えない品物になっていることが多いからです。
ガラステーブルなど、通常の方法で運搬することが困難な家具は、買い取り拒否されることがあります。
ソファやベッドなどの身体の接地面積が多い家具は、買い取り拒否されるか、査定額が低くなってしまいます。
※状態良好な家具や人気のブランド製品を除く。
古い家具は、その種類や状態などによって買い取りどころか、引き取りなどもしてもらえない可能性があります。
しかし、骨董的・美術的・歴史的な価値のある古い家具なら、買取業者でも査定依頼を歓迎しています。
そのため、場合によっては、高値で買い取ってもらえる可能性がありますので、上手に活用してください。
そこでこの章では、古い家具の買い取り依頼時の注意点について解説します。
買い取りできないものが多いリサイクル店や買取業者も多いので、複数業者に査定を依頼して買い取りしてもらえそうなお店に実際に売却するようにしてください。
また、特定の種類の家具、ブランド品など、特徴ある家具をお持ちなら、その取り扱い専門店に査定依頼をしたほうが高値がつきます。
単なる中古家具の引き取りなら、ご近所にあるリサイクル店でも引き取り可能です。
ただし、最終的には粗大ゴミなどで処分するしかない場合もあります。
家具を高く買い取ってもらうためには、家具の状態が良好であるかどうかです。
査定前に家具をキレイに清掃しておくだけでも、数百円~数千円、場合によっては数万円もの査定額の違いが生じることがあるからです。
まだ使えそうな家具なら、古くても再販できる場合がありますので、買い取りを断られたりすることはありませんし、むしろ査定額がアップする場合もあります。
本記事では「古い家具の買取で高値査定が期待できるお店選び!買取相場や売却に関する注意点!」
と題して、古い家具の買取時の注意点について詳しくご説明しました。
お持ちの古い家具の処分や買取をご希望なら、信頼できる家具専門店、取り扱い実績の豊富な家具買取店などに正式な査定を依頼してみましょう。
また、人気の老舗家具や有名ブランドの優れた家具を手放そうと考えている方がいらっしゃいましたら、ぜひ弊社にもお問合せください。