2024.05.23
絵画
2024.05.23
この絵、処分したいけど、ひょっとしたら売れるかも・・・
でも絵を売ったことないから、どうしたらいいか全然分からない・・・。
初めて絵画を売ろうと思ったら、不安や疑問でいっぱいになりますよね。
どの絵画の売買方法がいいのか?
どんな特徴があるのか?
絵画の売買方法は大きく分けて8つあります。
この記事では、それらのメリットとデメリットを詳しくまとめました。
あなたはこの内容から自分に合う方法を選ぶだけで、高価での現金化が実現します。
絵画の売り先は大きく分けて8つです。
それぞれの特徴やメリット、デメリットを見ていきましょう。
「メルカリ」は、スマートフォンで利用できるアプリの一つです。
このアプリで絵画を売ることができます。
メルカリは、不要な物を売ったり、簡単に欲しい物を安く手に入れることができます。
次のようなやり取りをして販売します。
出品者が商品を出品し、購入希望者がその商品を購入する形式で取引が行われます。取引金額に応じて手数料が発生します。
フリマアプリとは、フリーマーケットアプリのことで、「メルカリ」以外にも、「ラクマ」や「PayPayフリマ」などのフリマアプリがあります。
・メリット
写真と説明文をアプリに投稿すればすぐに出品できるため、自宅や外出先でも簡単に売買が開始できます。
スマホからカンタンに操作できるので、初めてメルカリを利用する人でもすぐに出品ができます。日本人の約半分が利用しているといわれるほど普及率が高いので、多くの人に見てもらえます。多くの人が利用しているため、ニーズが多いのが特長です。
・デメリット
絵画などのアート市場に特化しておらず、絵画の適切な評価が難しい。
価格競争が激しいため高額な絵画は売れにくく、安くしないとなかなか売れない。
購入者とのトラブルが発生する可能性がある。
出品、発送、やり取りの手間がかかる。
絵画の知識が乏しい素人は、絵画の価値を説明するのは難しいうえ、偽物の判定ができません。そのため、正しい価値を伝えられず、販売が不調に終わることがあります。
メルカリなどのアプリは手軽に利用できますが、絵画の評価が難しく、高額で売るのは難しいです。比較的低価格の作品であれば、簡単に売れるでしょう。また、出品者に絵画の知識があれば、高額販売できる可能性があります。
「骨董店」とは、主に骨董品を扱う店舗のことです。骨董品とは、100年以上前に作られた美術品や工芸品、手工芸品などです。骨董品店では、古美術品や古道具、陶磁器、絵画、時計などが扱われています。
・メリット
目の前で査定をしてくれるので、不明点や金額の交渉がしやすい。
専門的な知識や経験を持つ査定士がいるお店が多い。
すぐに現金化される
・デメリット
買取価格が他の方法に比べて低いことがある。
近所に店舗がないと持ち込みがしにくい。
骨董品屋は専門的な知識を持つ査定士が在籍している店舗も多く、高額の絵画の査定が可能です。ただし、買取価格が他の方法に比べて低いこともあります。
リサイクルショップは生活雑貨、洋服、家電など身近なものを買取してくれます。
絵画も買取の対象です。
・メリット
目の前で査定をしてくれるので、不明点や金額の交渉がしやすい。
専門的な知識や経験を持つ査定士がいる店舗がある。
すぐに現金化される。
・デメリット
買取価格が他の方法に比べて低いことがある。
近所に店舗がないと持ち込みがしにくい。
リサイクルショップでは査定により高額で売却される可能性があります。しかし、絵画の評価ができない店舗の場合、買取価格は他の方法に比べて低くなります。
「ヤフオク」とは、日本最大級のネットオークション・フリマアプリです。出品者が商品を出品し、購入希望者がその商品を購入する形式で取引が行われます。ヤフオクは、個人売買取引なので消費税がかからないことが多いです。また、送料は落札者負担がほとんどで、取引完了後の入金スピードが早いという特徴があります。
メリット
ユーザー数が圧倒的に大きい。
ユーザー数が多いということは、そのなかには、絵画を欲しがっている人も多くいます。多くのニーズがあれば、売りやすくなります。アート愛好者やコレクターが集まるため、高い評価が得られることがあります。
オークション形式で競り合いができるので、予想よりも高値で売れる可能性があります。
・デメリット
落札された場合手数料がかかります。オークション手数料は、Yahoo!プレミアム会員で落札金額の8.8%(税込)。Yahoo!プレミアム会員登録なしであれば、落札金額の10%(税込)です。ただし落札されなければ、費用は掛かりません。
個人間の取引なためトラブルが起きやすくなります。
想定より、安い金額で売れることや、売れないときもあります。
ヤフオクは多くのユーザーが利用しており、高値での売却が期待できます。手数料がかかる点とトラブルのリスクを考慮する必要があります。
「画廊」とは、美術品を扱う店舗のことです。画廊では、絵画や版画、彫刻などの美術品が扱われています。また、画廊では、美術品の委託販売や買取も行われています。
・メリット
専門的な知識と経験を持つ専門家による評価が可能。
絵画やアート作品を販売することを目的にしているお店なので、絵画に精通しています。
そのため、高額での販売が期待できます。
委託販売を選択すれば、買取と比べ手元に入る金額が高くなります。
・デメリット
画廊手数料や展示費用が高く、30〜50%くらいが一般的が手数料です。
委託販売では、一時的または長期的に絵画を預ける場合もあるため、絵画を持ち逃げされる危険があります。
画廊の利用は一般人にはなじみが少なく敷居が高く感じます。
画廊は絵画の専門家が在籍し、高値での販売が期待できます。
持ち込んだ絵画は「委託販売」と「買取」の方法が選べます。
「委託販売」は、作家が自分の作品を画廊に預け、画廊が代わりに販売してくれます。
「買取」とは、画廊が作家や個人から美術品を購入することを指します。買取によって、手持ちの美術品を現金化することができます。
「美術品オークション」とは、美術品に限定した品物の売買を行うオークションのことです。美術品オークションは、美術品に特化した専門業者によって開催されることが多く、絵画や彫刻、版画などが取引されます。
・メリット
欲しい人が複数いれば競り合いとなり、予想外の高値がつくことがあります。
インターネットから査定申し込みができるので、気軽に始められます。
・デメリット
出品準備ための締め切りが早い。一般的に、オークションの2~3か月前までのため、すぐに現金化しにくい。
手数料が高い。美術品オークションは買う方も手数料がかかります。一例をあげると、落札金額の15%+消費税(計16.5%)と安くはありません。
・オークション開催日まで待つ必要があるので、急いでいるときには向きません。
美術品オークションでは、出品者が美術品を出品し、入札者がその美術品を入札する形式で取引が行われます。美術品オークションにおいては、出品者が手数料を支払う必要があります。
美術品の買取に特化した業者のことを指します。絵画をはじめとする美術品は、その価値が高いため、一般的なリサイクルショップやフリマアプリでは買取価格がつかない場合があります。絵画買取専門業者に依頼することで、適正な価格で買い取ってもらうことができます。
・メリット
豊富な知識と経験を持った専門家が査定を行うため、適正な価格で買い取ってもらえる可能性が高いです。
出張買取や宅配買取など、自宅にいながら手軽に利用できます。
現金決済が可能で、換金スピードが速い。
作品の梱包や配送などの手間を省けます。
・デメリット
査定額が低くなる可能性があります。
買取業者によって買取対象や買取価格が異なるため、事前に確認することをお勧めします。
また、出張費用や手数料が発生する場合があります。
絵画買取業者は、絵画をはじめとする美術品の買取に特化しており、ほかの買取方法よりも、高価買取が実現しやすいです。ただし、業者によっては、買取対象や買取価格が異なるため、事前に確認することをお勧めします。
絵画買取一括査定は、複数の買取業者から査定を受ける便利な方法です。具体的なメリットとデメリットを以下に示します。
・メリット
複数の買取業者から査定を受けられるため、絵画の実際の価値をより正確に知ることができます。また、複数の業者が査定額を提示することで、価格競争が生まれ、絵画を高値で売却する機会が増えます。
その結果、複数の業者に個別に査定を依頼する手間を省け、一度の査定申し込みで複数の見積もりを取得できます。
そして、複数の査定結果を手にしていると、価格交渉時に自信を持つことができ、より高い価格を引き出せる可能性が高まります。
複数の業者の査定結果を比較することで、絵画の詳細や市場価値について学び、将来の売買に役立つ知識を得られます。
・デメリット
複数の業者に査定を依頼するため、手続きに時間がかかることがあります。急いで現金化が必要な場合には向いていないかもしれません。
多くの一括査定サービスは無料ですが、一部のサービスでは手数料がかかることがあります。事前に調べておく必要があります。
絵画買取一括査定は、絵画を売却する前に、適切な価格を知りたい場合や最高の価格で売却したい場合に非常に有用です。
ただし、利用する際に手数料を把握することや時間に余裕を持つことが大切です。
絵画をはじめとする美術品は、その価値が高いため、一般的なリサイクルショップやフリマアプリでは買取価格がつかない場合があります。しかし、絵画買取一括査定をしたうえで、絵画買取専門業者に依頼すると、適正な価格で買い取ってもらうことができます。
さて、先に売買する方法を8つ取り上げましたが、絵画の種類や状態によって、どの方法を選ぶかが決まります。
さらに、絵画の価値、種類、そして、あなたがどこにお住まいかによって 変わってきます。以下に具体的な内容をご紹介します。
画廊: 高価なアート作品や貴重なコレクションの場合、画廊が最適です。画廊は高値での販売が期待でき、専門家が絵画の評価や販売方法を提案します。
一般的な絵画や版画を手軽に売る場合、フリマアプリが便利です。
写真と説明文をアプリに投稿し、広くアクセスできるため、売買が簡単です。
アート愛好者やコレクターが集まる場で、競り合いにより高値で売れる可能性が高いです。ただし、出品から売却までに時間がかかります。
絵画の査定、買取、支払いがスムーズで、絵画に関する知識や手間が必要ありません。
一括査定を利用して複数の業者から見積もりをもらうと良いでしょう。
絵画を手持ち資産として保有し、資産価値を増やすために骨董品屋に査定してもらうのも一つの選択です。
インターネットを使って絵画を売買しましょう。
メルカリなどのフリマアプリや、ヤクオクなど、スマホからでも売買の手続きができます。また、絵画買取専門業者は、配送査定や配送見積をしているところもあります。近くにそうしたお店がなくとも、絵画を売買する方法はあります。
最適な選択肢は、絵画をどのように売買したいかや、あなたの状況によって変わってきます。
絵画の種類や価値を正確に理解し、査定を受けたり、複数の選択肢を検討してから最終的な判断をしましょう。
これら絵画の売買方法をまとめると、どれも一長一短があります。
そのなかから、あなたの状況に応じた売り方を選びましょう。
絵画を売却する際、様々な選択肢がありますが、どの方法を選ぶかは状況に応じて異なります。初めて絵画を売るのであれば、不安が大きいと思います。
絵画の売買方法、それぞれの特徴を知ることで、自信を持って臨むことができます。まずはどれかの方法を試してみましょう。
あなたの所有する絵画がどのような状態であるかによって、選択肢を検討しましょう。