2023.11.20

鎌倉 古美術店について詳しく知ろう

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古都鎌倉

鎌倉と言えば・・・海・山の美しい風景、そしてお寺や神社をイメージします。

鎌倉は、12世紀の終わりに「源頼朝(みなもとのよりとも)」 による武家政権の誕生を契機に、京都や奈良とも異なる鎌倉ならではのユニークな文化が作られていきました。

現在では温暖な気候と美しい風景を持つ鎌倉は、保養地や別荘地として、また文化人の集まる町として多くの観光客を集めています。

骨董店が豊富に点在

観光客で賑わう小町通りや若宮大路・・・しかし、ひとたび中心街を抜けると 古都鎌倉にはオシャレなアンティークショップが豊富に点在しています。

年代物はもちろん、独特なセンスを持った店主たちがこだわって日本やヨーロッパなどから集めた家具・雑貨・骨董品は心ときめくものばかり!

長い歴史を持つ「古都鎌倉」で、一生大切にしたくなるお気に入りを見つけませんか?

古都とは?

「古都」とは、わが国が往時の政治・文化の中心等として歴史上重要な地位を有する市町村をいい「古都」は現在、京都市・奈良市・鎌倉市のほかに、逗子市・奈良県天理市・橿原市(かしはらし)・桜井市、生駒郡斑鳩町(いかるがちょう)・高市郡明日香村・滋賀県大津市の10市町村が指定されています

古都は古都保存法により、伝統的環境を保全することを目的として1966年に制定された法律で、この法律は古都の歴史的風土を保存するために「歴史的風土保存区域」や「風土特別保存地区」を定め、建築行為等を届出制や許可制の基に統制されています。

ゆえに古都・鎌倉は、古くからの建造物や街並みが法律で守られている町と言えます。

鎌倉幕府の始まり

鎌倉は1185年~1333年までの「鎌倉時代」に幕府が置かれ、日本の政治において最も重要な位置を占めました。

鎌倉幕府は12世紀の終わりに、源頼朝が源平戦で平氏をほろぼし、1192年に征夷大将軍となり武家政権が確立され武士による新しい文化が作られていきました。

武家政権となる「幕府」は、鎌倉幕府・室町幕府・江戸幕府の3つが主流となります。

鎌倉文化の美術

鎌倉は源頼朝によって幕府が開かれた後、急速に都市整備が進められ、まちの中心には鶴岡八幡宮、山には切通、山裾には禅宗寺院をはじめとする大寺院が造られ、大仏様も宋から伝わった建築様式で短期間に建築されました。

武家政権となる鎌倉時代になると、美術面も平安時代からの華麗で美しい作品も人気が高まる一方で、武士の好みに合ったリアルで現実的な作品が出回り始め、新たに台頭した武士の生活を伝える「絵巻」や、戦乱を体験した人々の心に訴える「絵伝」も登場しました。

「似絵」が武士の間で流行!

「似絵(にせえ)」は写実的で、美しい彩色と精巧な描写が特徴の肖像画の一種で、その主眼は対象とする人物に似せることにあります。

特に目・鼻・口などの特徴をとらえた面貌が緻密に描かれ、像主は天皇や貴族が多く、画家も中級貴族の家系でした。

「似せ絵」は、藤原隆信始まり その子HYPERLINK “https://www.weblio.jp/content/%E4%BF%A1%E5%AE%9F”信実によって大成され、代表作信実の「後鳥羽上皇像」があります。

刀剣の製作も盛んに!

武士の成長とともに、刀剣の製作も盛んになり、名工として、備前の長船長光、京都の藤四郎吉光、鎌倉の岡崎正宗が有名でした。

伝統工芸「鎌倉彫」

鎌倉の伝統工芸のひとつに、鎌倉彫(かまくらぼり)があります。

宋時代の中国文化や禅宗文化を積極的に取り入れ、彫漆器という漆を何度も重ねて彫刻した漆器が輸入されるなかで、仏像や仏具製作に携わっていた仏師達が彫漆器に影響されて、彼らの高度な木彫り技術を基にして考案されたものが鎌倉彫の始まりと考えられています。

鎌倉彫は彫りと塗りに特徴があり、彫刻に適したカツラの木地に文様を彫り、その上に漆を塗って仕上げた工芸品です。

鎌倉彫の特徴は、日本的な草花の絵柄などを力強くかつ大胆に彫刻し、漆塗りで柔らかさと温かみを出すスタイルにあります。

皿や器などテーブルウェアを得意とする鎌倉彫ですが、その優れた技術は、ブローチなどファッション・アイテムの分野でも活かされています。

住みたい街ランキング2023年・第8位

住宅サイト「SUUMO」が2023年に発表した「首都圏住みたい街ランキング2023」では、1位が横浜、2位・吉祥寺、3位・大宮 そして鎌倉市堂々の8位にランクインしました!

また不動産会社の(株)AlbaLinkの「神奈川県の住みたい街」に関する意識調査では

1位は「横浜市」、2位は「鎌倉市」、3位は「川崎市」となりました。

鎌倉市の魅力

鎌倉市を選んだ理由には、“古風で落ち着いた雰囲気が好きなため。また自然も豊かで大仏や歴史的な建造物もあり、海も近いなど色んな顔がある面も魅力に感じる”と答えています。

関東随一のサーフポイントである七里ヶ浜由比ヶ浜などは、サーフィンやセーリングといったマリンスポーツができ、鎌倉の海には毎年多くのサーファーが来ます。

また鎌倉は、犯罪率が57自治体中50位と神奈川県の市の中でも犯罪数がとても少ないので、子供がいる家庭にとっては安心です。

移住先としても人気が高い!

歴史や文化、海や山、個性豊かな飲食店や雑貨店など、さまざまな魅力を持つ鎌倉は観光地としても、移住先としても人気が高い町です。

海沿いにはおしゃれなカフェやショップも多く、海沿いを散歩しているだけでも十分に楽しめますし、西口エリアにある「御成通り」には、隠れ家的なカフェやレストラン、雑貨店・骨董店などオーナーの個性が光る魅力的な店舗が数多く存在します。

古都鎌倉の文化人形成

東京と鎌倉を結ぶ「横須賀線」が開通した明治22年頃から、小説家画家などが都会の喧騒から離れてじっくりと作品の構想を練るために鎌倉を訪れるようになっていきます。

そして昭和に入ると、新聞や雑誌などの連載小説を読む人々が急増したことで、人気作家たちは、この鎌倉の地で自作の執筆に追われることとなりました。

やがて彼らの作家グループは「鎌倉文化人」と呼称されるようになり、日本の文学史にも大きな影響を及ぼす存在となっていきました。

鎌倉は、正に人気作家を中心とする日本の代表的文学者を育んだ土地といえるでしょう。

鎌倉はお金持ちが多い?

交通利便性も良く、山と海に囲まれた豊かな自然環境にある鎌倉には、明治時代から御成町の「鎌倉御用邸」を筆頭に皇族や華族、資産家らの大きな別荘が次々と建築され「鎌倉=高級別荘地」というイメージが確立されました。

また鎌倉エリアは、首都圏有数の高級住宅街としても高い人気を誇り、リタイア後の生活の地としても注目を集めています。

近年では平日は都内まで通勤し、週末は鎌倉でゆっくり過ごすライフスタイルが人気です。

富裕層による美術品コレクター

なぜ彼らは高額なアートを、コレクションするのでしょうか?

富裕層は自分の美的センスや教養を表現するために、自分の好みに合ったアート作品を購入し自宅やオフィスなどに飾ります。

そして、特別な芸術品を所有することで精神的な満足感や幸福感を得られるからです。

ふたつ目の魅力は、将来的に資産価値」が上がる可能性も秘めています。

パンデミックで一時的に縮小したアート市場は、オンライン販売に活路を見出し、デジタル証明となるNFTムーブメントを経て、2021年には美術品骨董品の総売上高は前年比29%増の約651億ドル(約8.8兆円)に達し、パンデミック以前の水準を上回りました。

世の中にはコレクターと呼ばれる人たちがいる

コレクターとは、特定の事物を徹底的に蒐集する人々のことで、切手や古いコイン、宝石といった貴重品から、食玩フィギュアのような玩具、映画の半券、果ては牛乳瓶のフタやら変な形の小石やら、ありとあらゆるジャンルに彼らは存在します。

そうした蒐集の中で、おそらく最も長い由緒を持つのが「古美術品蒐集」です。

国際金融グループ・バークレイズによる調査では、日本人富裕層は自身の純資産のうち約9%を嗜好品資産といった形で保有していることがわかっています。

またその内訳としては、49%が美術品37%が骨董品とされているため、投資的価値の有無に関わらず日本人富裕層の多くが絵画などの作品に高い関心があることを示しています。

また美術品や骨董品に興味を示すのは、その多くが比較的年齢の高い層であることもわかっています。

日本人コレクターは控えめ

海外のコレクターは、友人たちを招いて美術談義をするのが一般的みたいですが、日本人は所有している事を大っぴらに言わない傾向だそうです。

絵画は、ただ見ることが楽しかったり、金融資産の代わりになったりもするものですが、それを所有していることで社会的ステータスとして見られる点も特徴的です。


ピカソのデッサンや有名作家の絵を自宅に飾ることは、第一にそれを購入できるだけの財力の証になりますし、第二に美術に対する教養があることを示します。

鎌倉の高級住宅街には、名のある古美術のコレクターや名画の愛好家が住んでいるかもしれませんね?・・・スザンヌやピカソの絵も?

そして住んでいる人のタイプからも、鎌倉には「古美術店」が多い傾向も理解されます。

骨董品の価値

家の代が替わり、整理をしてたら“それっぽいもの”が出てきた??

これは、古いけど価値なんてあるの? そういったものに価値が付くのが骨董品です。

骨董品は買取業者に依頼するのがベスト!

骨董品を売りたいとき、骨董市やネットオークションなど今日では様々な方法で骨董品を売ることができます。

しかし、素人目に真贋の分からない骨董品はなんの知識もないと「偽物を売買した」など、トラブルを呼び込むタネとなってしまいます。

しかし、専門の買取業者に依頼をすれば面倒な手間や知識は一切必要ありません。

買取業者には、品物に対して精通した専門の査定士が在籍していることがほとんどです。

そのため、専門の査定士が所持している骨董品の価値や詳細を直接聞くこともできます。

買取業者はネットを利用して調査し、信頼と実績のある業者を選びましょう!

古都鎌倉では、アッパー層の方々がお気に入りの骨董品やアートを手に入れたりしているかもしれませんね・・・一度、骨董店をのぞいてみましょう!



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