2023.11.26

STIKとは?これまでの経歴や主な作品の特徴、査定買取に関する役立ち情報!

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STIK(スティック)は、イギリスロンドン生まれの現代アーティストです。

一時期貧困を経験するなど苦労した時期もありましたが、すでに美術界では成功したグラフィティアーティストとして知られており、国内でも海外でも高い評価を得ている作品がたくさんあります。

そのため、これまで制作してきた作品は、ほぼ全てが高値での査定・買取になっています。

STIKの作品の大きな特徴といえば、6本の線と2つの点で描かれたオリジナルの不思議なキャラクターが登場する点です。この特徴的なキャラクターをメインにしながら、キャッチーな原色を活かした作品が大変な人気になっており、著名人からの評価も高く、高価買取査定がついています。

STIKは日本にも一時居住していた時期があり、その頃制作していた作品がメディアでも取り上げられることがあります。

多くの人が目にするテレビ番組でもすでに紹介されたことがありますので、一度はSTIKの作品を見たことがある人も多いでしょう。

オリジナル作品は、アクリル絵具で制作されていますが、作家が直接手掛けたオリジナル作品は、大量に流通することが少ないことから、必然的に高価買取になっています。

STIKは、これからも注目され続けるアーティストの一人です。

年々注目され続け、STIKの作品を探している方が年々増えてきているからです。

世間で話題になれば、ますます高価買取になる可能性が高まります。

美術品としての価値ももちろん高いため、安定した売買実績もあります。

ロンドン生まれのグラフィティアーティストであるSTIKは、日本だけではなく世界中に多くのファンがいることに驚きます。

きちんとした査定を行えば、その価値の高さを証明できるでしょう。

本記事では、STIKの経歴や作品の特徴を中心に、STIKの作品の査定・買取価格の目安や作品の価値についてご紹介します。

すでにSTIKに興味のある方はもちろん、これからSTIKの作品を集めたい、と考えている方にとっても有益な情報を提供していきます。

STIKとは

STIKは、イギリスのロンドンで生まれたグラフィティアーティストです。

その特徴的な彼の作風といえば、シンプルな6本の線と2つの点で描かれているポップでユーモラスなキャラクターです。

このシンプルなアイコンだけで、ストリートアートのあらゆる表現を行っており、世界的にも認められて高い評価が与えられています。

また、STIK自身は貧困でホームレスの経験があり、ストリートアートは彼の貧困からの脱出を助けることになりました。

世界中の病院、LGBTQ、ホームレス団体の支援活動など、様々なチャリティプロジェクトに参加していることでも有名です。

さらに、有名人からの制作依頼も多く、エルトン・ジョン、ボノ、エド・シーランなどからも制作を依頼されたことがあるため、他のアーティストからの人気も高い人物です。

STIKの経歴

STIKはイギリスロンドン生まれ

STIKは、1979年にイギリスのロンドンに生まれました。

様々なアーティストから学ぶことが多いSTIKですが、自身は正式な美術教育を受けていません。

STIKの場合は、主にDoze、ROA、Runなどのアーティストの作品に触れながら、アートの多くを学んでいます。

貧困を経験したSTIK

彼は一時期ホームレスの状態にありました。

数年間、貧困に耐える生活を送ることを余儀なくされました。

やがて、ホームレス支援団体の援助で避難所へ移ることが叶い、ようやくまともな生活水準の暮らしができるようになりました。

しかし、ホームレス支援団体が用意してくれた避難所での滞在経験は決して無駄にはなっていません。結果として、スティック自身の活動目的の転機となっています。

「ストリートアートは、こんな自分を助けてくれた人々に恩返しをするための自分なりの方法なんだ!」

との強い思いを胸に、グラフィティアーティストとしての活動を活発化させることができ、その頃から知名度も次第に上がっていきました。

グラフィティアーティストとしての目覚め

2001年頃から、STIKは、故郷のハックニーで社会的テーマを対象とした壁画を描き始めています。

2010年頃からは、イギリスの国民保健サービスから、ドラッグ中毒者のための教育ウェブサイトのために、様々なドラッグの影響を描写した絵をハックニー周辺の壁画に描く仕事の委託を受けています。当時問題になっていたドラッグは、ケタミン、LSD、エクスタシーなどです。

日本に住んでいたことがあるSTIK

STIKは、10代後半に日本に約1年間住んでいたことがあります。

略語として描く自らの制作スタイルが生まれたのは、日本にいるときに触れた漢字が元になっているそうです。

日本での短い期間での貴重な経験もしっかりと作品に取り込まれています。

個展を開催し日本のチャリティーイベントにも参加

2011年頃からは、STIKはイギリスで個展を開催し始め、作品は全て完売するほどの人気となっていきます。

日本では、2012年、日本の静岡県で開催されたチャリティーイベント「静岡ストリートアート・プロジェクト」に参加していたことが知られています。

このとき会場で販売されたSTIKの作品の収益は、ホームレス支援団体や東日本大震災児童災害慈善事業に寄付されています。

現在は、STIKの人気の高さもあってか、毎年オークションでの売上はランキング上位に入るほどの実績があり、彼の作品の価値の高さを証明しています。

STIKの作風

STIKといえば、若くして成功したイギリスのストリートアーティストの一人です。

STIKが描くものは、シンプルなのになぜか表情豊かな棒人間(Stick Figure)です。

シンプルではありますが、表情や動きなどが多彩で観る人に安らぎを与えます。

彼のアイコンは、世界中の建物に描かれています。

STIK自身も過去にホームレスとして暮らすような経験をしています。

彼がアーティストとして有名になった2011年頃も、ロンドンのハックニー地区にあるホームレス専用ホステル「セント・マンゴ」にまだ住んでいました。

STIKのアートの特徴は、ホームレス生活から自然に抱くようになる疎外感などといった個人的な経験を反映していると言われています。

そのため、STIKの作品には社会的・政治的に重要なメッセージが込められています。

STIKは、ストリートアートだけでなく版画作品も発表しています。

こちらは、査定買取などの対象になりやすいだけではなく、その作品の中にはオークションで記録的な高値をつけた作品もあります。

その売上の多くは慈善活動に寄付されています。

高い人気を誇るSTIKの作品

STIKの作品は性別、人種、年齢などの概念を超えた普遍的なテーマを取り扱っており、高い評価が与えられています。

日本に住んでいたことから、漢字のデザインにも影響を受けていますので、日本人の方にも受け入れられやすい作風に仕上がっています。

STIKの評価は、すでに21世紀のグラフィックアート界を代表するような存在です。例えば、バンクシー、カウズなどの著名なアーティストとも比較されるほどです。

また、エルトン・ジョン、クリス・マーティンなどの著名人のコレクターが多いのも彼の人気の高さを裏付けています。

STIKの作品

STIKの買取価格情報の一部が公開されていましたので、参考情報として紹介します。

Liberty シルクスクリーン 買取価格150万円

Look オフセットリトグラフ 買取実績あり

ダンサー デジタルプリント 買取実績あり

Holding Hands オフセットリトグラフ 買取実績あり

Deep(Don’t Panic) オフセットリトグラフ 買取実績あり

世界的なストリートアーティスト、STIKのシルクスクリーン作品は、人気が高く取り扱う美術商・画廊も多いため、高額査定・高額買取になります。

現在もSTIKの作品をお探しの方は大変多く、貴重な仕入れ機会となることから、高値査定買取している美術商・画廊が多いといえます。

複数社に査定依頼するとさらによいお値段がつくことがあります。

STIKの作品は、世界中で高い評価を受けており、その人気度も素晴らしいものです。

これから出る作品にも大きな注目が集まっており、ますます高い価値が付けられるでしょう。

STIKの作品は査定・売却は可能なのか

ここまででSTIKの経歴や作品の特徴について、ポイントとなる項目について詳しくご紹介いたしました。

ここからはすでにSTIKの作品を所有してる人や、これからの所有を検討している方に向けて、高値査定や売却のポイントについてご紹介します。

作品の発売直後

美術品等の査定買取はその作品や作家の知名度が高ければ高いほど、査定買取も高くなります。

発売直後の作品になると、メディアで取り上げられる機会も増え、認知度や注目度が高まって、一時的に査定額が大幅にアップします。

STIKは、世界中の多くの人から高い評価を集めているグラフィティアーティストです。

過去に手掛けた作品の場合は、状態が綺麗かつ発売直後の状態なら、期待以上の高い査定結果になることがありますので、気になっている方は一度査定をご依頼ください。

メディアで注目されるとチャンス

人気芸能人や海外セレブが、アーティストの作品やグッズを愛用していることが発表されると「突然人気が沸騰する」といった状況になることがあります。

一時的な流行で終わる場合もありますが、過去に一度でもトレンドとなった作品なら、発売からかなりの時間が経過している作品でも、再度注目が集まり査定額が大幅にアップすることがあります。

STIKは、世界的に美術的な評価や人気が高く、大変魅力的なアーティストです。

作品の売却を検討する場合は、各方面での情報に敏感になるといいでしょう。

そして、こまめにメディアやニュースなどをチェックしながら、売却のチャンスを逃さないようにしてください。

STIKの作品は、アートオークションでも高値がついて売却されている事例が多く、本人が自ら手掛けた希少価値の高い作品ばかりであるため、確実に高価買取になります。

作品のサイズや作品の内容によっても買取金額は大きく異なりますが、STIK作品の売却を検討している場合は、ぜひ弊社にもお声掛けください。

まとめ

本記事では、STIKの経歴や作品の特徴、その作品の査定価格の目安と売却時の注意点について詳しくご紹介しました。

「STIK」は、国内外で高い評価と人気を併せ持つグラフィティアーティストです。

他のアーティストからも高い評価が与えられており、著名人のコレクターも数多く存在します。

これからSTIKの良質の作品を集めようと考えている方も、別のアーティストの作品が欲しくなって手放そうと考えている方も、STIKの作品を査定・売却したい方は、ぜひ弊社にお問合せください。



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