2024.01.24
骨董品
2024.01.24
「中国骨董品の高価買取は可能なのか」「どんな業者に買い取ってもらえば、高価買取が可能なのか」「買取方法は、どんな方法がおすすめなのか」について紹介します。
「中国骨董品をたくさん集めている」という人が買取を依頼する場合の買取依頼方法や業者選びの参考にしてください。
目次
まず「骨董品」とは、主に100年以上前に作られた物のことですが、中国の骨董品はかなり古いものが多くあります。
中国骨董品は、今人気となっていて高額買取となっていておすすめです。特に絵画や白磁、青磁、染付の壺や花瓶、皿などが高額となっていて人気となっています。その理由についてまず紹介したいと思います。
中国の骨董品に関しては、2007年に中国・国家文物局が「中国文物の海外持ち出し基準」の改定をし、1911年以前の文物が持ち出し禁止となりました。
そのため、最近は日本には古い中国骨董は入ってきていません。20年以前に中国骨董を手に入れていたものがあれば価値は高くなっていると言えるでしょう。
骨董品と言っても、様々な種類がありますので、どのような種類があるのかについてまず紹介します。これらの中国骨董が買取可能となっていておすすめです。
・中国絵画
・書画
・文房具
・中国切手
・中国古銭
・中国美術文物品
・家具
・青磁や白磁
・古書
それぞれに詳しく紹介していきますので、参考にしてください。
中国絵画には油絵や水墨画などがあり、特に中国美術として、山水画、彩色画、人物画、花鳥画、水墨画などが人気です。墨で濃淡をつけたり、影をつけずに表現したりする独特の水墨画の描き方が世界的にも評価されています。
有名な作家として、顧愷之、呉道子、呉昌碩、呉鎮作、黄秋園、董寿平、白雪石などがいて高額買取となっています。
中国の書画は評価が高く、中国では「書画同源説」が唱えられてきました。そのため、掛け軸や屏風、巻物、古文書など評価の高いものがたくさんあります。
書画の有名作家としては、王羲之、欧陽詢、虞世南、褚遂良、顔真卿などがいて、作品を持っている場合は本物であれば高額買取となります。
中国の硯、筆、墨、印材(印鑑の素材)なども骨董品として人気です。貴重な産地の硯などは高額買取です。また、石や金、銀、銅などの金属や骨などが使われていたり、珍しい宝石を使った印鑑なども希少価値があるため高く買い取られています。
梅蘭芳舞台芸術や、天安門図第5版など「全国山河一片紅」と書かれた切手がとても高額買取です。中でも、台湾が塗られていないミスプリントの未使用の切手は約4,000万円にもなります。消印があっても数百万円という高額査定です。
中国古銭は、数百円から数十万円と査定の幅があります。高額買取は「雷局八封 大判 絵銭」「咸豊元宝 背當五百 戸部宝泉局」「天啓通宝 背鎮十」「雍正通宝 龍鳳」「同治重宝 背當十」「天下太平」などです。特に「永楽通宝」は百数万で査定されることもあるでしょう。
中国美術文物品とは、堆朱、翡翠、玉、珊瑚、犀角、金瓶、銀瓶、鉄瓶、秦蔵六、象牙、鼻煙壷、麻雀牌、硯屏、紫砂、竹彫、鍍金仏、金銅仏、箪笥、如意、紅木、紫檀、黄花梨、青銅器、景泰藍のことです。
希少な素材で作られたもののため高価買取となります。
中国家具の飾り棚や茶棚は高額買取です。現在、中国人によって以前の古い家具が買い戻される現象が起きていて、日本にある中国家具への注目が集まっています。特に飾り棚や茶棚は人気があり、高く買い取られる可能性があります。
中国家具はアンティークな雰囲気がある家具が人気で、黃花梨や黒檀、タガヤサンなどの希少な素材で作られた家具が好評です。家具に適した硬さを持つ貴重な素材が好まれていて高価で買い取られます。
殷の時代から作られたという古い歴史のある青磁です。白磁はその後、北斉時代から作られて発展しました。白磁の中でも、青白磁は高貴な身分の人に好まれた器となっていて、龍泉窯、官窯、柳海剛などが有名で好まれています。
そして、中国の陶磁器の代表とも言えるのが、江西省東北部の景徳鎮市で作られた「景徳鎮」の陶磁器です。歴史的な名品と言われている「景徳鎮」の花器、花瓶は古いものはもちろん、新しいものでも人気で、数万円~9万円程度の買取が多いでしょう。
白磁にコバルトで装飾を施した「青花」が有名で、濃淡を活かした細密な絵付けが特徴です。草花や龍などのモチーフが描かれたものも多くあります。
また「紅釉」や、カラフルな釉薬で絵付けされた花器、ぼかしたような透かし模様の「玲瓏」など繊細な装飾が人気です。ただ、真贋が難しく、多くの偽物もあるため、きちんと鑑定してもらうことが大切です。
古書としても、中国・台湾関係の古書の市場価格が高くなっています。中国の古い歴史、中国美術、中国書道具に関する古書は高額買取です。需要が多いものはとても高額買取となります。
中国の清国時代以前に出された宋、明、清時代の唐本と呼ばれるものも高く買い取られることが多く、日本で出版された和刻本漢籍も稀少価値があります。
1911年より以前の古い中国骨董品が高価買取になることを紹介しました。様々な中国骨董品があり、買取依頼はどこにしたらいいのかを迷うことも多いでしょう。中国骨董品は、真贋を見分け、価値を見てもらうことが大切です。中国骨董の買取依頼の方法について紹介しますので、参考にしてください。
中国骨董品の買取を依頼したい場合は「骨董品・美術品」「絵画・美術品」「中国美術品・骨董品」などの買取実績のある所に買取依頼するのがおすすめです。
一般的な買取専門店やリサイクルショップよりも、専門的に骨董品を扱う業者に依頼するのがいい方法です。
骨董品の買取方法は「店頭買取」「出張買取」「宅配買取」の3つの方法があることも知っておいてください。店頭に持っていくだけでなく、最近では出張買取や宅配買取も盛んになっています。それぞれにメリットがあり、高価買取を目指す方法がありますので、紹介します。
店頭買取で骨董品を持ち込んだ場合は、次のような買取依頼のポイントを知っておくといいでしょう。
・落款、付属品、共箱、鑑定書などの資料を揃えて持っていくこと
・ほこりや汚れなどがあればきれいにしていくこと(ただし、自分で勝手に修復などはしないこと)
・入手経路、購入時期などについて説明できるようにしておくこと
・数社の買取業者に査定を依頼して比較すること
・同じような骨董品の買取相場を知っておくこと
これらのコツを知っておくことで、高く売ることも可能です。持ち込みでは、共箱や鑑定書や付属品の資料などの持込が面倒なこともありますが、高価買取を目指すならば多くの資料を持っていくことが大切です。
中国骨董品には多くの種類があり、中国絵画や書画、中国文房具、切手、古銭、中国美術文物品、家具、青磁や白磁など品、茶器、家具などがあります。骨董品の価値については、自分ではなかなか判断がつかないことがあります。買取価格は様々ですので、できるだけ相場を調べておくように注意してください。買取の際に、あまり相場とかけ離れた額にならないように日頃からチェックしておくことが必要です。買取専門業者のホームページでどのような骨董品が買い取られているのかをチェックしたり、注目されている中国骨董品をチェックしたりしておくといいでしょう。
出張買取では、家に来てもらって買い取ってもらいますので、いろいろなものを鑑定してもらいやすくなるのがポイントです。意外なものが高価買取になることが多くあっておすすめです。
また、時間をかけてゆっくりと見てもらえることもポイントです。出張料や鑑定料も無料なことが多く、査定額をその場でもらえておすすめです。気に入らない時には買取をキャンセルもできます。
宅配買取は、忙しい時にまとめて送ることができておすすめです。割れ物や壊れやすい物、大きなものは送りにくいのですが、それ以外のものならば好きな時に無料で送ることができて便利です。宅配で送ることで、査定に少し時間がかかりますが、わざわざ買取依頼に出向く必要もないため依頼しやすいでしょう。
ただし、査定金額に納得いかない場合は返却してもらう必要があり、返却の際の送料は必要になることも知っておいてください。
中国骨董品の高価買取の種類や、買取方法について紹介しました。中国骨董品は最近人気があり、特に1911年以前の骨董品を持っている場合は高価買取もあっておすすめです。
ただ、中国骨董品には、贋作もあるため、本物かどうか調べることも大切です。骨董品や美術品、中国美術品などの買取実績のある業者に買取依頼してみるといいでしょう。
買取依頼をすることで、無料で査定してもらえておすすめです。
様々な種類の中国骨董品がありますので、専門の鑑定士がいる業者に査定をしてもらうといいでしょう。
ここで、紹介したような人気のものや人気作家の中国骨董品を持っている場合は、高価買取の可能性がありますので、依頼してみてください。
骨董品の買取に実績のある業者に、鑑定や査定をしてもらうことで、リサイクルショップや一般の買取業者よりも高く査定してもらえますので、中国骨董品の買取に実績のある会社として、ぜひ弊社のような専門業者にお任せ頂ければと思います。
一度鑑定してもらいたい、買取依頼をしたいと悩んでいる場合には、弊社にお気軽にお問い合わせ頂き、ご検討願えればと思います。