2023.12.05

高価買取されている象牙の麻雀牌とは

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象牙

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買取専門店では、現在、麻雀牌(マージャンパイ)を買取強化中です。

買取専門店では一体どのような麻雀牌を扱っているのでしょうか。麻雀牌にはいろいろな種類がありますが、その中でも高額買取される麻雀牌は「象牙」です。

この記事では、

  • 高価買取される象牙の麻雀牌とは
  • 買取専門店で扱う象牙以外の麻雀牌の材質
  • 買取専門店で扱う象牙の麻雀牌の魅力とは

について知ることができます。

ぜひ一読ください。

高価買取される象牙の麻雀牌とは

麻雀とは、基本的に4人で牌(パイ)を使用して遊ぶゲームです。そして、麻雀牌(マージャンパイ)は麻雀をする際、使用される用具です。英語では「タイル(tile)」という言い方をしています。

麻雀牌は、字が書いてある「字牌(ツーパイ・じはい)」、数字が書いてある「数牌(シューパイ・すうぱい)」で構成されています。

同じ牌が4枚ずつあって、字牌7種、数牌27種の34種類となります。また、全部で136枚となります。

字牌は「風牌(フォンパイ・ふうぱい)」と「三元牌(サンゲンパイ)」に分類することができます。風牌は「東南西北(トンナンシャーペイ)」の4種、三元牌は白發中(はくはつちゅん)の3種です。

数牌は「萬子(マンズ)」「筒子(ピンズ)」「索子(ソーズ)」の3種です。それぞれに1から9の数が振られ、3種×それぞれ9枚で27枚となります。

買取専門店で扱う象牙以外の麻雀牌の材質

現在、日本の麻雀牌は主としてユリア樹脂であったり、カゼイン樹脂製のものが一般的です。また、それ以外の麻雀牌の材質もあるため、ここで、ざっと解説をします。

ユリア樹脂とは

多くの樹脂であったり、プラスチックは主な原料を石油としていますが、ユリア樹脂は、リーズナブルで安定供給することができる尿素が原料となります。

また、ユリア樹脂は、耐熱性、着色性、また表面の硬さや耐溶剤性、耐アーク性に優れ、かつ、なかなか燃えにくい素材であるため、配線器具や照明器具の部品としても頻繁に使用されています。

ユリア樹脂に鮮やかな色を着色され、化粧品や医薬品の容器であったり、瓶のキャップ、コップ、食器などにも多用されています。

一方で、ユリア樹脂の短所は、脆さと衝撃には弱いことをあげることができます。

カゼイン樹脂とは

カゼイン樹脂とは、牛乳やチーズなどに含まれているリンタンパクの一種です。酪素とも呼ばれることがあります。カゼインをさらに加工し、象牙に似たような感じの熱可塑性のプラスチックにすることができます。そのようなモノは、カゼインプラスチックや、ラクトカゼインと呼んでいます。

また、カゼイン自体が栄養価のあるタンパク質であるため、栄養補給を目的に栄養補助剤として使用されています。

さらに、カゼインは水溶液中においてミセルを形成、他の不溶性の物質の分散を促し、長期間安定的に分散した状態を維持させるために使用されます。

太平洋戦争が開戦されていたころは、カゼインは日本軍兵営の飲用として以外、すべてが戦闘機のプロペラとして活用されていたという歴史もあります。

アクリル樹脂とは

また、アクリル樹脂の麻雀牌も需要があります。アクリル樹脂は、美しい透明感と優れた耐衝撃性をあわせ持ったプラスチックです。

透明性と強度が充分活かされ、フォトフレームであったり、テーブルマットなどと言ったごくごく身近なアイテムから、水族館にある巨大水槽、飛行機の窓など、様々な製品に使用されています。

また、アクリル樹脂には撥水性があり、浴槽や洋式トイレにも重宝されています。さらに、ガラスより光を透過させることができると言った特徴から、光学レンズとしても頻繁に使われています。

アクリル素材は、プラスチック素材の大きなメリットである軽さを持つと同時に、強度と耐久性、柔軟性を併せ持つ魅力的な素材です。優れた強度と透明感、屋外でも簡単には劣化しない耐候性を持つことから「プラスチックの女王様」とも言われています。

竹とは

背面の素材に「竹」を使用した麻雀牌もあります。そのような麻雀牌は、ラインナップが少なめでおのずと価格も高めなのですが、手に馴染みやすく「欲しい!」と思っている方々も多いです。現在、流通しているモノは少ないため、探すのにも結構時間はかかります、竹製麻雀牌が一番いいという方々は少なくありません。

しかし、竹の麻雀牌は、湿気の多い場所に長いあいだ保管することで容易にカビも生えてきてしまうため、注意が必要です。風通しがよく、ジメっとしていないような場所で大切に保管するように心掛けてください。

ガラスとは

相手に見えてしまうガラス製の麻雀牌もかなり魅惑的です。普通の麻雀がしたい……という方々には向いていないのですが、ガラスの麻雀牌で高度な心理戦を楽しみたいという方々もいます。

変わったルールで麻雀をするときにもこのようなアイテムが登場することがあります。麻雀牌通であれば、ひとつは欲しい!と思ってしまうのではないでしょうか。

ガラス製の麻雀牌は流通量も少なめであるため、買取専門店に持ち込みをすれば、かなり高い価格になる可能性があります。

純金とは

そして、純金の麻雀牌も人気です。純金の買取相場は、金の相場によって上下します。また、麻雀牌1個の重量によって値段は変化します。純金は、とても貴重であるため、買取業者によって、価格が1,000,000円を超えることも珍しくありません。

純金の麻雀牌は、一式全部揃っていなくても、ひとつの麻雀牌でも買取価格がつきます。もちろん全部揃っているに越したことはありません。

べっ甲とは

べっ甲の麻雀牌も現在買取可能です。

べっ甲とは、ウミガメの一種であるタイマイの甲羅のことです。麻雀牌の裏面が明るい赤と黒と黄色を混ぜた色合いが特徴です。また、半透明であり、ツヤがあるのも魅力です。

現在でも流通し、それ程高い額は期待できないのかもしれません。

瑪瑙(メノウ)とは

瑪瑙(メノウ)の麻雀牌も買取専門店で扱っています。瑪瑙(メノウ)とは、石英や玉髄、蛋白石の混合物のことを言います。メノウには帯状の美しい色模様があります。

メノウの麻雀牌の良い状態のものであれば、買取額が200,000円を超えるモノもあります。高額買取になる条件は、天然瑪瑙であり、鑑定書付きなどが表記されていることです。

螺鈿(らでん)細工とは

螺鈿(らでん)細工とは、夜光貝、その他の貝を彫刻して漆地や木地などにはめこんだモノのことを言います。

「螺」は、螺旋状の殻を持った貝のことで「鈿」は、金属や貝による飾りを意味しています。

使用される貝は主として「ヤコウガイ」であったり「シロチョウガイ」あたりですが、使う貝によって、値段は変動します。素材によって、破格の買取価格になることもあります。

牛骨とは

また、牛骨の麻雀牌もあります。

牛骨は、象牙の麻雀牌と同様にして、かなり高価買取してもらうことができると思いきや実はそうではありません。牛骨は、象牙と比較してもリーズナブルな価格で購入できるものであるゆえ、それ程の買取額がつかないことが多いです。

実際問題、象牙の麻雀牌だと思っていたのに、牛骨の麻雀牌だった……という事態も起きているため、注意が必要です。サイの角でできた麻雀牌も存在し、ますます見分けることが難しい状況です。サイの角製の麻雀牌は象牙の麻雀牌よりも貴重な素材なので、牛骨製と思っていたら想像以上の高額買取になった……と言った事態にも遭遇してしまうことがあるのかもしれません。

買取専門店で扱う象牙の麻雀牌の魅力とは

象牙でできた麻雀牌は「色」、「艶」、「重さ」の面で申し分ないものであり、ちょうどいい感じの麻雀牌だ……と多くの方々に評価されています。

また、麻雀牌によって象牙の割合が違います。象牙を100%使用した麻雀牌もありますが、そうではない50%程度のものでや、70%程度の麻雀牌もあります。この中でも、高額買取される可能性が高いのは100%象牙製の麻雀牌です。

麻雀牌は100%象牙製だとしても、サイコロであったり点棒と言ったものは象牙でない……と言ったようなものもあり、そのようなモノはやはり買取額が幾分下がってしまうでしょう。しかし、それでも象牙という素材自体、価値が存在しているため、充分買取額は高いはずです。

象牙の麻雀牌が買取額が高い理由

古くから象牙は高級な素材として中国などで人気がありました。

象牙は高級な素材で希少価値があり、象牙の加工においても、それなりの技術が必要です。現代では、マシンを使用して簡単に彫刻もすることができますが、当時のことを言えば、ひとつひとつ丁寧に手で彫っていたのです。そのような手間や素材の希少価値からしても、骨董品の象牙の麻雀牌に人気が存在しているのは一目瞭然です。

注意しなければならないポイント

象牙の麻雀牌の場合、買取してもらおうと思えば、保存状態なども査定額に影響するので注意しましょう。普段、傷や汚れがつかないため、ケースなどに入れて保管しておくことで、より高額買取になる可能性が高くなります。

象牙の麻雀牌は、一般的には見分けるのもなかなか難しいため、まずは「象牙取扱の証明書」を確認してみましょう。象牙の麻雀牌は、希少価値が存在しているため、逆に偽物も多く出回っています。

象牙は人間では歯です。それを思えば、経年劣化し、変色であったり、破損も起きてしまうことでしょう。しかし、やはり状態が良い麻雀牌の方が高額買取につながります。

象牙は、年数が経過したり、また、保管場所が良くないと黄色く変色してしまいます。

そのような状態になってしまえば、中々元の状態に戻すことができないため、取り扱いには充分配慮が必要です。

象牙の麻雀牌の需要

現在、実際問題麻雀で遊ぶ人たちが急激に減少してしまったという問題を抱えています。

また、それだけでなく、人工樹脂のものでも充分、麻雀はすることができるため、あえて高級な象牙の麻雀牌を使用する必要はあるのか……と思う方々もいるでしょう。

しかし、象牙の麻雀牌は、象牙のキレイな模様や、色彩のあるアートとしての魅力もあり「麻雀はしないけど欲しい!」といった人たちからの需要があります。

象牙の麻雀牌の買取相場は

象牙麻雀牌の相場価格の現状としては、現在は落ち着いている感じです。

その理由には、何年か前に起こった中国バブルがあります。みなさんも、頻繁にテレビなどで「爆買い!」と報道されていた記憶をお持ちではないでしょうか。

その頃、日本に存在していた中国製の美術品、骨董品が多く買われていたのです。そのとき、象牙の麻雀牌も爆買いの対象となったのは言うまでもありません。

しかし、中国バブルもいまではかなり落ち着き、相場も幾分落ち着きました。象牙の一本牙の場合、何年か前の価格より50%程度の相場になり、象牙の麻雀牌も10~20%程度の価格帯で落ち着いているようです。

そうは言うものの、象牙の麻雀牌は貴重品であり、背竹の麻雀牌が10から20万あたりであるのに対して、象牙オンリーの麻雀牌は15から25万の買取額となり、まだまだ満足度の高い買取額です。

まとめ

いかがでしょうか。

今回は、買取専門店で扱っている象牙の麻雀牌について解説しました。

麻雀牌には、象牙だけでなく、様々な材質があります。

気軽に麻雀をする分には、象牙でなくてもいいという思いもない訳ではありませんが、象牙の麻雀牌は、麻雀をしない人たちからも人気です。

現在、買取専門店では、象牙の麻雀牌を高い価格で買取強化中です。

もう麻雀はしなくなった……という方々は、ぜひ売ることを検討してみてはいかがでしょうか。



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